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習慣形成

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記事一覧

自分にとっての習慣センターピン

以前の記事で習慣にはセンターピンがある、と持論を述べさせていただきましたが、自分にとってはどういう序列なのかについて、改めて考えてみようと思います。

自分の場合は「早起き」がセンターピン、ついで「瞑想」と「運動」が2、3番ピンであるような気がします。

今月に入ってから、とある分野で一般的に1000時間が必要とされる勉強に取り組み始めたのですが、今のところは何の苦もなく朝晩に分けて3時間ほど取り

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習慣化には向き不向きがあるのか

偏執的な性質を持つアスペルガー症候群のような方は、「これをしないと気が済まない」というような何らかの強いこだわりを持つわけですが、それが本人の利益に貢献しているかどうかはさておき、これもれっきとした習慣なわけです。

となると、習慣を身につけることができるかどうかはかなりの割合、先天性の問題になるのではないかと踏みたくもなります。
実際、几帳面さの度合いは多少の波はあれど、人生を通じておおむね一貫

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「これまでの分が損した気になりポイントカードを作らない」のは何故か

2018年のM-1グランプリでかまいたちが披露したポイントカードのネタは「店員さんにポイントカードを作るか尋ねられるが、これまで同じ機会を何度も断っているから今更作りにくい」ことを起点とし、展開していく素晴らしいものでした。
面白さは言うまでもないことですが実際、この気持ちは非常に共感できるものです。

行動心理学が好きな人であれば、「あぁ、これは典型的な一貫性の原理ね。」と合点がいくわけですが、

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ネガティヴ・ケイパビリティ

本屋をぶらっとしていたら、平積みされている中の一冊に目が止まりました。

本全体というよりも「ネガティヴ・ケイパビリティ」という単語に注意を持って行かれた感じ。

「事実や理由をせっかちに求めず、不確実さや不思議さ、懐疑の中にいられる能力」という意味を持つこの言葉を以前「企業経営者に求められる能力」という文脈の中で読んだ気がして、久しぶりに再会した感覚を覚えました。

さて、定義を読み返してみる

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習慣のセンターピンは何か

身につけたいと思うような好ましい習慣の中には、”センターピン”があるように思います。

これを倒せば2番、3番ピンは倒れてゆき、結構な確率で10本全て倒れていくという、ボーリングの1番ピンのことを指しています。

つまりは波及効果を持ち、いともたやすく他の習慣が連綿的に実行されるという、とりわけ重要度の高いものです。

身につけたい習慣が複数ある場合、リストアップするとそれらが”互いに素”であるよ

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習慣的アプローチ•ダイエット

5W1Hに沿って考えてみると、ダイエットは大抵「この食材がいい」とか「このエクササイズが効く」という「What」に着目したものか、或いは「失恋を機に」とか「健康になりたい」という「Why」から語られたものが大半である気がします。

ダイエットは結局のところ、継続できるかどうか、言い換えればどんな習慣を身につけることができたか、が要諦なわけですから、動機や手法がどうあれうまくいった人は結果的に続ける

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好ましい習慣、おーん

かつて自分が身につけたいと願った習慣が、30代に突入した昨年あたりからいとも容易く実行されていることに気がつき、なぜそうすることができたのかについて今一度考えてみることにします。(勝手にしてくれ)尚、身に付けたかった習慣は下記の通りです。

運動(筋トレ/ランニング)

マインドフルネス瞑想

早起き

日記

ごくありふれたものですが、人が望ましいと思う、自己完結する習慣はだいたいこんなものでし

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「習慣」に対する従前の誤解について

習慣を擁立して規律正しく実行に移していくと、何だか代わり映えがなく、 ツマラナイ生活に他ならないのではないかという懸念がありましたが、 これが完全な錯誤であったことに気が付いたため、 今日はその点について考えてみようと思います。
20代アメリカ大統領であったガーフィールドはかつてこう言ったそうです。
「自分なりに生活時間を設計してみると、意外な無駄が発見できるし、計画に沿って生活していくと、以前よ

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