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自由律俳句 #212

【ボールを蹴りながら横切った14時】


軽装の男の子が、ボールを蹴りながら横切った。

そうか、
道路の雪も解けて、
ツルツルでもグチャグチャでもなくなったから、
もうボールを蹴れるんだ。

横切ったのは春の気配。
蹴られたボールの次に見た腕時計は、
14時だった。


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