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バルネ・ウィラン『ラ・ノート・ブルー』(1987)

  • #バルネ・ウィラン のメインストリーム復帰作とみなされる

  • 同名の「漫画」のサウンドトラックとして発売

  • ジャズ的な妙味には乏しい

紹介する順番は逆になったが、 #バルネ・ウィラン のメインストリーム復帰作とみなされる1枚で、先日紹介した、 #フィリップ・プティ が参加している。生涯のパートナーとなる、 #アラン・ジャン・マリー もここで登場している。晩年の名盤の数々のおぜん立てはここで整うこととなる。

フランスでは珍しいことではないようだが、漫画のサウンドトラックとして発売されたとのこと。この漫画は読んだことはないが、バルネの半生を面白く描いたものらしい。

サントラという扱いで、普段ジャズに慣れていない層にも幅広くアピールしたかったせいか、曲数が多く、それに伴い各々の演奏時間も短めで、アドリブがないいかにもなトラックもあり、ジャズファンには少し物足りない出来だろう。

ただ、この盤の果たした役割は大きく、「バルネ健在」を全世界にアピールすることができた。そういった意味で、マイルストーン的なアルバムではある。そして、なんと、2021年にデラックスエディションなるものも出た!死後も、このようにアルバムが再発売されたり、発掘されたりするのが、ファンとしては本当にうれしい。

「バルネ健在」それを示すために、私も微力ながらこういった文章を書き続けているのだ。それくらい優れたアーティスト。



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