見出し画像

バルネ・ウィラン『ニューポート'59』

冒頭に含まれるアナウンス、「アメリカで演奏するのはこれが初めての、紹介しましょう、バーニー・ウィラン!」、これを聞くだけで、だいぶ胸が熱くなるライブ盤です。

ピアニストはなんと、日本の誇る #秋吉敏子 さん!拍手の量も多い。1曲目は、ジャズへの敬意とシャレを込めたか、 #チャーリー・パーカー の「パスポート」という曲。

音は平均よりやや下。23歳の #バルネ・ウィラン は、元気いっぱいに演奏しているけれど、少し緊張気味か、同質のフレーズが繰り返される場面がある(それでも十分素晴らしいけれども)。「ラウンド・ミッドナイト」では、最初ソプラノ・サックスを吹いているが、最後のテーマはテナーで吹いているのが面白い。

「バルネズ・チューン」は、オリジナルということになっているけれど、確かこの曲も(思い出せないけど)パーカーの曲だったはずである。この曲が一番出来が良いようである。

後半は、パリとデュッセルドルフでの録音の寄せ集め。バド・パウエルの競演トラックがあるけれど、パウエルは元気がなく本調子じゃない。バルネ・ウィランはリラックスして、見事な演奏。最後の「ラウンド・ミッドナイト」はチェロがダークな感じでテーマを弾き、その雰囲気をそのまま引き継いだバルネのプレイがお見事。

#日記 #コラム #スキしてみて #音楽 #音楽レビュー #ジャズ #jazz #名盤 #名盤紹介 #毎日更新 #毎日note #note毎日更新 #毎日投稿 #買ってよかったもの #音楽好きな人と繋がりたい #音楽好き


この記事が参加している募集

スキしてみて

買ってよかったもの

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?