見出し画像

思考を現実化させる - バスケでダンクする夢を見たお兄さんとの話

「僕ダンクする夢見たんですよねー。」

いつもの美容室のお兄さんが、シャンプー台で話し始めました。

彼とは共通項のバスケの話でいつも盛り上がります。

20代中盤になった彼は、高校生以来のバスケを再開し、身長170くらいだけれどもダンクできるように日々ジャンプの練習をしているそう。

真っ直ぐ何かに向かう姿は、見ていて応援したくなります。

足の筋肉が増えてきたらしく、体重も4キロも増えたらしいです。

ダンクをする夢を見たという話で、ナポレオン・ヒルの言葉を思い出しました。

1. 『思考は現実化する』 ナポレオン・ヒル

具体的なイメージができて、行動に移せば現実になっていく。

そんなことを思い出させてくれました。
(まだ彼はダンクはできていないけど、きっとできると信じている。)

ふと気づけば、バスケのダンクじゃなくても他のことでも言えそうです。

たとえば、

「腹筋を割りたい!」

みたいな人がいて、何をすれば良いかは、調べなくてもわかることなのに、結局実践できない人が多数。
(自分もまだ未達。。笑)

食事を意識して、
お酒を飲まないようにして
効果的なトレーニングをする。

これだけです。

イメージをした後は、強い思いのもとに実践し続けるだけです。

2. 『生き方』 稲盛和夫

稲森和夫さんの『生き方』という本の中にも同じようなお話がありました。

稲森さんが松下幸之助さん(パナソニック設立者)の講演に参加された際に、ダム経営についてお話をされたそうです。

天候に左右されるようなビジネスではなく、ダムを作って水を溜めて、水量をコントロールしていくように余裕のある経営をすべきだというお話をされたそうです。

そのとき、ある参加者の方がこう話されたそうです。

「ダム式経営ができれば確かに理想です。しかし現実にはそれができない。どうしたらそれができるのか、その方法を教えてください。」

すると、松下さんはこう話されたそうです。

「そんな方法は私も知りませんのや。知りませんけれども、ダムを作ろうと思わんとあきまへんなあ。」(p. 41)

会場は失笑に包まれたようですが、
稲森さんはそこで「体に電流が走るような大きな衝撃」を受けたそうです。

寝ても覚めても強烈に思い続けることが大切(p. 41)

この話をしながら、自分が香港の大学院留学時代に、寝ても起きてもずっと論文を書いていた不思議な体験を思い出しました。

当時は、どうしても国際ジャーナルに自分の論文を載せたくて、毎日必死に論文を書いていた頃です。

(なんか今日はすらすら書けるなー。よし、休憩しよう。)

ぱっと目が覚めると、自分が寝ている時の話だったことに気づきます。

寝ていても夢で論文を書いているので、どちらが現実がわからなくなるくらいな状態でした。笑

もしかしたら成功哲学でよく出てくる、潜在意識みたいなお話なのかもしれません。

最後に

✅ 思考は現実化する (ナポレオン・ヒル)
✅ ダムを作ろうと思わんとあきまへんなあ(松下幸之助)

「ダンクする夢を見た」という美容室のお兄さんの思いの強さに触れたおかげで、何か大切なものを思い出させてもらった気分になりました。

根性論とか言われるかもしれませんが、他人に強要されたものではなく、あくまで自分が強く望むものに必死に向かう大切さ、というお話。

成し遂げてきた人が話す言葉には共通項がありそうです。

▼ 自己紹介はこちら ▼

プロフィール】
髙岸 亮介: ヘッドファーマー / 大学講師
多言語社会での活躍を目指した小中高生から社会人、海外駐在員まで多くの人材サポートを行う。私立中高一貫校で専任英語教員として7年勤務後、アジアでの英語の必要性、多国籍間での英語の会話の必要性を感じ、香港の大学院にて修士号を修了。帰国後アウトプットを重視したカリキュラム・評価方法の提案・導入を行う。

多国籍間で英語を実際に使うビジネスの世界、人の継続的成長のサポートに関心を持ち、ヘッドハンターに転向。日本・APAC地域での外資系IT業界・コンサルティング業界に向けての各種人材課題のサポートを行っている (領域: AI/デジタル/SaaS/コンサル/スタートアップ/SCM) 。キャリア・業種に応じた英文レジュメ作成、日英インタビュー対策も含めて、国内・国外問わず次のステージを目指す方々に向けた包括的キャリアサポートを行っている。愛知県名古屋市出身。

✔ Accretive Talent for Japan, Partner (2014-現在)
✔ The Education University of Hong Kong, TESOL修士、学院長栄誉賞 (2011-2012)
✔ 私立高校専任教諭 (2007-2014)
✔ The University of Wisconsin-Madison (米国)、交換留学生 (2005-2006)
✔ 南山大学外国語学部英米学科卒業 (2003-2007)

✔ Asian Englishes Editor (2011-現在)
✔ 日本アジア英語学会会員 (2005-現在)

国際ジャーナル掲載論文
Takagishi, R. (2012). Non-native English teachers’ views towards pedagogic goals and models of pronunciation. Asian Englishes, 15(2). 108-135.

✦Linkedin: https://www.linkedin.com/in/ryosuke-takagishi

❖ 転職関連 ❖ 
以下で特別なサーチをしています。
ご関心のある方は、お気軽にご連絡ください。
Email: takagishi@atj.asia

✅ 現在コンサルファームでシニアマネージャーやダイレクターとしてご活躍の方で、今後アソシエイトパートナー・パートナーとしてのチャレンジをされたい方。

✅ ServiceNow, Microsoft, SAPのソリューションのご経験があり、ツールの導入だけではなく、企業の変革のために上流工程にも携わっていきたい方。


✅ SIerやコンサルティングファーム、事業会社で女性管理職としてご活躍の方向け特別サーチ

✅ 特定のITソリューションに縛られることなく、顧客のニーズに沿って質の高いコンサルティングサービスを提供していきたい方。

📕 マガジン 📕

この記事が参加している募集

自己紹介

スキしてみて

▼ 30-50代でお仕事の方向性にぼんやり悩んでいる方はぜひこちらへ | https://sites.google.com/atj.asia/partner-takagishi/home