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今を噛みしめる - 自分の一秒と子どもの一秒を比較して考えてみた

「何があるかわからんから、今を濃く生きないとな。」

不幸中の幸いで一命を取り留めた友人と
昨日病院で話していました。

「今を濃く」というのはnoteを書き始めてからも
さらに意識するようになったことの一つです。

今日は自分が生きた秒数を計算して考えてみました。

自分と息子と娘が生きた秒数

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私が数字に強いかを言われると疑問なのですが、
試しに自分が生きた秒数を計算してみました。

そして、息子と娘が生きた秒数と比較してみました。


✅ 自分が生きた秒数

36年×365日×24時間×60分×60秒=1,135,296,000秒

→11億3529万6000秒のようです。

✅ 3歳の息子が生きた秒数

3年 × 365日 × 24時間 × 60分 × 60秒 = 94,608,000秒

息子の人生の1秒は自分に比べて12倍の濃さ


✅ 生後40日の娘が生きた秒数

40日 × 24時間 × 60分 × 60秒 = 3,456,000秒

娘の人生の1秒は自分に比べて328.5倍の濃さ


娘の数字を見て、計算間違いをしたと思って
もう一度計算しました。328.5倍です。

生きた日数という母数が少ないので、
1秒の濃さは必然的に濃くなることがわかりました。

12倍と328倍は考えさせられます。

息子が自分の12倍の濃さでの一秒で
砂場の砂に向き合っていると思うと
自分も一生懸命つき合わないとと思います。

長く生きたからといって、一秒は一秒なので、
ないがしろにしてはいけないと改めて感じています。

自分で選ぶ現実 - ショーンエイカー

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ハーバード大学の心理学で学生評価が最も高いと言われ、TEDスピーカーとしても有名なショーンエイカーさんが、本の中でこう言っています。

「人間の脳は毎秒1100万もの情報を環境から受け取っているが、処理できるのは毎秒40ビットにすぎない。」

情報がインターネットでどこでも手に入る今、
どの情報を脳に入れるかは自分で選ぶということです。

自分脳の処理能力は限られているので、
その一秒を何に使うのかを、
自分の意志で選ぶということかもしれません。

私たちの現実は「選択されたもの」

これを初めて読んだ時は、
目が覚めたような感覚でした。

自分の思考パターンも視点も、過去にインプットされた経験や情報から作られたもので、同じものを見たときに何を感じるのか、何を吸い取れて、何ができるかを意識する必要があるような気がします。

以前にグラスに半分の水の話について
書かせていただきました。

グラスに半分の水を見たときに、

「足りないなら、足せばいい」

と思える視点は、グラスを見るまでの自分の経験やインプットした情報からの作られた思考パターンが可能にするような気がします。

最後に

濃さというのはいろんな捉え方があると思います。
インプットもアウトプットもあるかもしれません。

「与える」に関して、以前に息子からブドウをもらって、槇原さんの曲を思い出したことがありました。

あることわざで、人はオギャーと生まれる時は手は空っぽで、死ぬときも手は空っぽだという話を聞いたことがあります。

自分のインプットだけでなくアウトプットもして、
人に与えながら自分の一秒の濃度を高められるよう
今を噛みしめていこうと考えていたところでした。

今日もお見舞いに行ってきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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