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スポーツとは、レベルの高い遊び。なぜなら本当の楽しさを与えてくれるplayだから。


皆さんこんにちは、リョウマです!
今回は、先日ある方に「あなたにとってスポーツとは?」という記事を書いてほしいという依頼を受け、そこで書いたことをこのnoteにシェアします!
ぜひ最後まで読んでください!!


現在、僕はオーストラリアのメルボルンという街で生活をしています。
海外生活はこのメルボルンが二つ目の都市で、前はカナダのバンクーバーという街に住んでいました。少しだけですが、アメリカのロサンゼルスにもいました。

僕が海外に興味を持ち始めたのは、中学生の頃です。
僕の中学校は全校生徒が150人ほどしかおらず、とても小さな町学校でした。  
でも中学校生活はとても楽しく、毎日夜遅くまで友達と遊んだり、恋愛を楽しんだりしていました。
その頃、たまたま両親がスカパーを契約し、そこで「ハイスクールミュージカル」というディズニーチャンネルで放送していた映画を観たことにより衝撃を受け、
こんな楽しいことが世界にはあるんだと思い、僕は海外に憧れを抱くようになりました。

それから8年ほど経った21歳の頃、僕は初めて海外に住むことになるのですが、
僕はある大事なことを忘れていました。
それは、英語です。

僕はずっと海外に憧れを抱いていたにも関わらず、英語を全く勉強せずに学生生活を送っていました。
中学生の頃は、英語の授業を邪魔する生徒として扱われ、高校では英語の授業を
一度も受けていません。
だから僕は20歳の時点で、This isとThat isの違いがよく分かりませんでした。
でも、海外に住むとなると、生活をして行くために英語が必要になる。
そう思うと途端に慌て出し、僕は英語の勉強をし始めました。
それから3年が経った今、まだまだなのですが、僕の英語力は勉強を始めた時と比べると飛躍的に伸び、日常会話をするくらいなら問題ないほどまでになりました。

前置きが長くなってしまいましたが、なぜ僕が海外に憧れ、海外に住むことを決め、英語を勉強した話しをしたかと言うと、
僕は英語からとても大事なことを教えてもらったからです。
そしてそれが、僕とってのスポーツとは?という問いに対する答えになります。


僕にとってスポーツとは何かというと、


”レベルの高い遊び”

です。


先ほど中学校の話しをしましたが、僕が中学生の頃に一番好きだった授業は、
体育です。
体育という科目そのものが好きというのもあったのですが、それ以上に、
体育の先生が素晴らしい人だったからというのが理由です。
その先生は、あの頃まだ20代でほとんど先生経験もなかったはずなのに、
いつも堂々としており、エネルギーに満ち溢れていて、魅力的な先生でした。
中学生の僕はとても調子ノリで、どの先生に対して生意気な態度を取っていました。
でもその先生だけには反抗的な態度を取ったことは一度もありませんでした。

先生は僕たちに、「体育の授業を通して人生で大事なことを教える」
と、いつも言っており、その授業での先生の言葉には、一つ一つが心に刺さるものばかりでした。
その中で、今でも忘れられない言葉があります。それは、

人生には、楽しさというものが2種類ある。
一つは、刹那的な楽しさ。もう一つは、本当の楽しさ。
俺はこの体育の授業を通して、お前らにこの本当の楽しさを味わってもらいたい。

この刹那的な楽しさというのは、
友達と飲みに行って楽しいや、カラオケに行って楽しいなどのことです。

本当の楽しさというのは、達成感、充実感です。

中学生活の3年間で、僕はこの本当の楽しさを何度も体験することが出来ました。
・組体操で難しい技をみんなで練習し、本番で成功させたこと。
・ハンドボールやリレーの授業で、勝てないチームにどうやったら勝つことが出来るかを考え、実行し、勝利を味わったこと。

このような経験は、本当の楽しさの素晴らしさを僕に教えてくれました。
そして、この本当の楽しさを味わうことが出来るのは、スポーツだということも同時に教えてくれました。

英語の話しに戻すと、英語でスポーツをやっていると表現する場合、
play baseballやplay basketballのように、playという動詞を使います。
そしてこのplayという単語の本当の意味は、遊びという意味です。
だからスポーツは遊びなのです。
でも、ただただ遊ぶだけなのがスポーツではありません。
遊びの中に、
作戦、チームワーク、努力、充実感、達成感、自己実現、健康、成長が入っているのがスポーツなのです。
僕なりに言い換えると、本当の楽しさを得られる遊びがスポーツです。

これを読んで頂いてる方も体験されたことがあると思いますが、
本当の楽しさを味わうとどうなるか。
みんなで協力し、何かを達成させた。
勝利を味わった。
自分が掲げていた目標を超えること、達成することが出来た。
目指していたスタイルになった。

このような本当の楽しさを心から感じると、喜びを超えて感動になります。
感動するとどうなるか。
僕は生き方が変わると思っています。
この感動を味わうために、また何かに挑戦するようになるのです。
それは、勝つための努力かも知れないし、自分のスタイルを変える為の毎日のランニングやトレーニングかも知れません。
人によって、挑戦するジャンルは違うかも知れませんが、この全てには共通点があります。
それは、
一度きりの人生を、自分だけの最高のものにする為に必要な行動だということです。

刹那的な楽しみは、ある時には必要なことです。
たまにはカラオケに行ったり、いつも以上に友達とはしゃいでみるのもいいと思います。
でも、刹那的な楽しみだけの人生を、
自分の人生は本当に最高だった。後悔は全くしない。
と言えるのでしょうか。
少なくとも僕は言えません。なぜかと言うと、
本当の楽しさから得られる感動を知っているからです。 

本当の楽しさから得られる感動を抜きにして、後悔しない最高の人生だったなんて絶対に言えません。
だから僕は、今でもスポーツをします。
普段からトレーニングも欠かさずやっていて、最低でも1週間に5回はジムに行き、3回はランニングをします。そしてたまに草野球にも行くし、プールで水泳もします。
時には、やる気が出ない時もありますが、本当の楽しさを得られる感動と比べると比になりません。

スポーツというものは、いつから始めても遅くないです。
僕の住んでいるメルボルンでは、80歳くらいの夫婦が毎日テニスを楽しんだり、
可愛いスポーツウェアを着て、ジョギングをしたりしています。
そして皆笑顔です。
そんな笑顔を見ると、スポーツって本当に素晴らしいなといつも思います。

はじめから、ハードなことをする必要はありません。
自分が心地の良い環境で、無理なくスタートして行くことが大事です。
せっかくスポーツを生活に取り入れたのに、それが耐えられないくらいしんどいことになると逆にストレスになり辞めてしまいます。それはもったいないことです。

だからこそ、自分が今興味のあるスポーツをやってみること、運動、トレーニングであれば、自分が出来る範囲で始めることが大事なのです。
続けて行くことによって、必ず成長します。
そしてその自己成長が感動を呼び、またその感動を味わう為に努力するのが人間です。
そうなればいい習慣になり、今まで以上に人生を楽しむことが出来ると、
僕は思います。

僕は中学生の頃に、スポーツを通して本当の楽しさを味わったことによって、
人生に対する考え方が変わり、沢山の感動を得るように努力し、それを得てきました。
その度に涙を流し、仲間と喜びを分かち合ってきました。
そしてその度に、スポーツって素晴らしいなといつも思ってきました。
あの頃、先生にスポーツを通して本当の楽しさを教えてもらったように、
これからは僕も誰かに、この感動を味わってもらいたいなと思っています。

心が震える感動を味わうと、人生に対する考え方が変わり、生き方が変わります。
僕はこれからも本当の楽しさを求め、「俺の人生は最高だった!」と言えるように、人生を歩んでいきます。
皆さんもスポーツを通して、本当の楽しさを味わってみてください!!

今回はこのような機会を頂き、ありがとうございました。
素晴らしいスポーツという遊びを通して、皆さんと繋がることが出来れば、
僕は嬉しいです。

Ryoma Kobayashi


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