りょうこ in NY

ニューヨークで試行錯誤しながらアート活動しています。昨年グリーンカードを取得しました。…

りょうこ in NY

ニューヨークで試行錯誤しながらアート活動しています。昨年グリーンカードを取得しました。ビザの縛りがなくなったのでココナラで絵画教室(絵画の添削サービス)を始めました。が、まだココナラでは生徒さんゼロです。ここで少しでも日本でも自分の活動を知ってもえれば、思っています。

最近の記事

芸術教養

コロナ禍の頃、オンラインで芸術教養学科を受講してました。 仕事が始まったり引っ越しやら何やらで勉強できなかったので休学してましたが、一念発起してこの春に復学しました。 学生の頃(いや、今も学生か・・)は勉強嫌いでしたが、興味があることを学ぶのは楽しいです。 大学の授業にはいくつか種類があり、その一つはレポート+テストで単位が取得できます。 宗教学もこのタイプで、休学前にも受けていてレポートは提出しましたがテストまで受けずに単位取得できてなかったので今回再度受講することにし

    • アメリカでの違和感

      NYでは声を大きくあげ続けていないと「積極性がない」と見做されることがたまにあるようです。 言ったもん勝ちなんだろうか。。 私は自分からしゃしゃり出るタイプではなく、大勢いる場所で積極的に話すのが苦手です。 そういえば、日本でも20代の頃自分にはハングリー精神が足りないと思ったことがありました。そんな私でも気づけばずっと作品を作り続けています。 その頃働いていた会社の先輩にそのことを自分にはハングリー精神が足りないと話したら「りょうこちゃんはそのままでいいんじゃない?ハン

      • 死後について考えるのをやめる

        前提として、私は一般的にスピリチュアルと言われている内容のものは信じないです。話として聞く分には面白いので好きですが、自分には合っていない考え方だからです。 父を亡くしたことを理解しようとするあまり思考の迷路に入り込みずっと疑問だったことがあります。死後についてどう捉えたらいいか、ということです。 父の死をどう受け止めたらいいのかわからなかったからです。 疑問に思っても仕方ないこと(頭おかしくなっちゃうから)と放置していました。 まだ父には存在していて欲しいので、今いるの

        • アーティストステイトメント

          アーティストステイトメント、とはアーティストとしての宣言や考えを書いたものです。 私が学生の頃は書く練習をした覚えがない、なんなら存在自体知らなかったのですが今はどうなんでしょうか? アメリカの美大ではこれを書くための授業があるそうです。 さて私は昨年末に書き上げたアーティストステイトメントがありましたが、ここ数ヶ月で考え方が大きく変わったので書き直しました。 前回は、私が箇条書きにしたものを私のことをよく知っている友達に英訳してもらう→ネイティブの方(私の絵のコレクターの

          自分の頭で考える

          私はマイペース(スローペース)です。 それはNYに10年住んでも変わることはありませんでした。 これは父のDNAではないかと思います。 そしてこういうところが父方の祖母にも父に似ていると言われていた所以だったのかと思います。父を産んで育てた祖母が言うくらいだから私はよほど父に似てる部分があるのではないかと思います。 NYに来るまでは自分の意見を言うのが苦手でした。 2009年に一人でNYに1ヶ月滞在したとき、あー自分の意見を言っても良いのか、ということを実感しました。これは

          自分の頭で考える

          アーティストステイトメント

          アメリカでアート活動をする上でアーティストステイトメントはとても大事なものです。 アーティストステイトメントでは、自分が制作する上での考えや哲学などを述べます。私もまだ良いものが書けたという実感はないので偉そうなことは言えませんが、、相手に具体的に伝わるようにするのがキーのように感じています。 コロンビア大学の写真の授業で伺ったギャラリーの方のお話では、作品自体に面白みを感じなくても内容(アーティストステイトメント)が面白ければその作家を扱うそうです。それくらい大事なものです

          アーティストステイトメント

          死とは

          今日は急遽仕事がお休みになったので、考えをまとめるために久しぶりにnote書いています。色々あって、NY美術史のお勉強は中断して自分を知るために禅について自分なりに学んでます。 今回のnoteは長いです。 父の死 図らずも今日は父の月命日です。(NY時間だから一日ズレてるけど) 父は大病を何度か患いましたが元気でした。なので想像もしてなかったし、次のお正月は10年ほど振りに日本で過ごすつもりだったし、こんなことならもっとたくさん無理にでもお話ししてれば、お正月にも帰ってい

          雑記(量子力学とスピリチュアルは別物)

          *これはあくまでも私個人の考えです!ゆるーく読んで頂けたら幸いです。 トップで使っている絵は最近、ストのために仕事を失っている アメリカのfilm & drama crew member を助けるために立ち上げられた財団に寄付した作品のうちの一つです。 さて、最近友人が彼女がハマっているという量子力学のことを教えてくれました。 物理には元々興味があり量子力学という言葉は聞いたことがありましたが、正直名前しか知らなかったので自分でも調べてみることにしました。 遠い昔、中学1

          雑記(量子力学とスピリチュアルは別物)

          NY美術史①

          前書き 量子力学について簡単に知りたいと検索してたところ「努力のガリレオ」さんというブログに出会いました。勉強した内容をブログにしたためると良い、ということが書いてあったので早速試してみます。努力のガリレオさんではブログを書くにあたって試験を受けることを推奨されていますが、試験を受ける予定がないので試験については今回はスルーします。そしてnoteはブログではないですが。。。 この本で現在NYのアートシーンを勉強し直しています。この作者であるドリー・アシュトンはニューヨーク

          美術史から学ぶ

          私は現在NYにいます。 1997年に東京都現代美術館でやっていたニューヨークスクールを特集した展示で抽象表現主義の虜になり、NYで活動したいと思う描くようになりました。 ニューヨークスクールとは? 50年代にNYで活躍していたアーティストの流派(スクール)のことをニューヨークスクールと言います。ここで言うスクールは「学校」という意味ではなく「流派」という意味です。 東京都現代美術館でその展示を見た10年ほどあとに、美術本やカルチャー系の本を多く扱っていた古本屋でドア・アシ

          美術史から学ぶ

          Jimdoでホームページ作り

          急激に暑くなった頃にちょっと体調崩し、治ったタイミングで友達が遊びに来て先週の平日は仕事のあとにほぼ全日遊び倒しました。楽しかった〜。 NYの夏は無料のイベントがたくさんあります。私たちはブライアントパークの野外映画、セントラルパークのハムレットの舞台を見に行きました。そして同僚でもあり友人のパンクライブを一緒に見に行き、友達はその足で空港へ行き日本へ帰って行きました。弾丸!! NY来てすぐの頃に知り合った10年来の友達とも再会し、鋭気を養いました!!! お手伝い 鋭気を

          Jimdoでホームページ作り

          化粧台のお直し

          現在の仕事は高級ブランドのお店などの壁を作る仕事です。色をつけたニスで模様を描いたり、日本語だと恐らく漆喰と呼ばれているもので模様をつけた上から金箔やアルミ箔を貼ったりしています。 ということで仕事で培ったスキルを活かして今の部屋の前の住民から購入した化粧台の凹みなどを直し塗り直しました。ただ塗り直しただけなので難しいことは何もしていないですが、大きな傷はわからなくなりまずまずな納得の仕上がりです。 引き出しの取手も替えようと思っていましたが、色を変えたらいい感じにまとまった

          化粧台のお直し

          出逢い

          先週は日本に住む20年以上の友人(と言うのは烏滸がましいほどの凄い方)のNYでの展示のお手伝いをしていました。 無事に始まって、ホッです。 さて、自分のこともやらねば、と思っていた矢先素晴らしいずっとずっとこういう人とコラボしたいと思い描いていたそのまんまのダンサーと出逢ってしまいました。 鼻血出そうなほどワクワクが止まりません。 ふと昼休みに思いついて、そのダンサーの方の雰囲気に合いそうな曲を書いているミュージシャンの友達に声をかけてみたら即興で演奏してくれるとのこと。そ

          当たって砕けろ

          NYでは飛び込みの申し出もとりあえず話を聞いてくれるところが多いような気がします。 自分の場所の選び方が良くないのか日本で同じように動いても話がまとまる場所はなかなか少なかったように記憶しています。 マンハッタンのSOHOにある素敵なお茶屋さんでも店長の即断でライブペインティングをさせてもらったことがあります。店長はそこのオーナーではなさそうだったのですが、その店長が決定権を持ち即断できることにその時感動しました。 コロナもあり、そんな活動も最近めっきりしてないのでそういう

          当たって砕けろ

          忘却の彼方へ

          人間の「忘れる」という機能は必要な機能だと思っています。 20代の頃、自分が失敗したことや嫌な体験を思い出しては落ち込んだりしてました。 しかしNYで色々あり、自分の心を守るために脳の働きと心理学について調べていくうちに嫌なことを思い出す度に自分を傷つけている、という事実に行きつきました。学ぶことは大切ですが、先に進むためにも忘れることはときには大事なことなのではと思います。お名前を忘れてしまいましたが、脳科学という側面から心理学を研究している学者がアメリカにいます。5年ほど

          忘却の彼方へ

          お手伝いの依頼交渉(NY編)

          今回はかなりデリケートなお金の交渉術で一般公開するのが憚れましたが、こういうことで悩んでいる人も知っているので有料記事にしました。アメリカ人の友人から聞いた、NYでの他人に自分のプロジェクトのお手伝いをお願いするときの具体的な金額の出し方も載せています。必要な方のお役に立てたら幸いです。

          ¥500

          お手伝いの依頼交渉(NY編)

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