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NY美術史①


前書き

量子力学について簡単に知りたいと検索してたところ「努力のガリレオ」さんというブログに出会いました。勉強した内容をブログにしたためると良い、ということが書いてあったので早速試してみます。努力のガリレオさんではブログを書くにあたって試験を受けることを推奨されていますが、試験を受ける予定がないので試験については今回はスルーします。そしてnoteはブログではないですが。。。


この本で現在NYのアートシーンを勉強し直しています。この作者であるドリー・アシュトンはニューヨーク・スクールの美術評論の第一人者です。私が最も影響を受けた1997年(1/25-3/16)に東京都現代美術館で開催された「20世紀絵画の新大陸 ニューヨーク・スクール展」の監修も務められた方です。この本を改めて読み始め、改めてこの時の展示のカタログを読み直し、そして今読んでる本の作者が自分が最も影響受けた展示の監修をされてたことを知り興奮しました。
ノート取りながら読んでいますが、まとめノートは必要だと感じ、どうしたもんかと考えてた時に「努力のガリレオ」さんのブログに出会い、ここでまとめノートを作成を試してみることにしました
ということでまとめノート始めます!
興味がある方はゆるく読んで頂けたら幸いです。(自分に分かりやすく書いているので、おおらかに見て頂けたらと思います)この訳されいる本を元に勉強していますが、同時に自分でもググったり他の本をチラ見したりしています。全てをググって確認しているわけではないですが、自分でググった内容と本の内容が異なる場合はググった内容でノートをとっています。

NYアートシーン

NYでは最初からアートに対してウェルカムだったわけではなく、他国から影響を受けたアーティストや公人の人たちの尽力でアーティストがアメリカ的な作品を生み出していけるような土壌を作られていきます。
世界大恐慌以前と以降でアーティストの環境がガラリと変わります。そして40年代50年代で大きなムーブメントを起こすニューヨークスクールが育っていきます。(ここでいうスクールとは学校という意味ではなく流派という意味です。)
当時サロン的な役割を果たしたのは現在もNYにあるThe Art Students League of New York そして一旦破綻し数年前に場所を変え蘇ったNational Academy of Design です。
ちなみに破綻する前のNational Academy of Designで1年間学びました。

<1920年代末に影響力があったアーティスト(美術講師)たち>
ジョン・グラハム
・・・ウクライナ出身。フランス美術に詳しい。The Art Students League of New Yorkで学んだ後、そこで教鞭もとる。(1920年〜24年頃)

セン・マルツカ
・・・The Art Students League of New Yorkで教えていた。

第一次世界大戦頃(1914〜18)
・・・アメリカではアートは理解されないものだった。自殺するアーティストもいた。アーティストはバイトをしながら細々だが生活はできていた。

ーーー>世界大恐慌(1929年〜数年)
・・・アーティストは働いてたバイト先の仕事がなくなり、生活が困窮する。

他の国の同じ頃
ドイツ・・・バウハウス(1919〜)
フランス・・・エコール・ド・パリ(1920年頃)
*エコール・ド・パリとは?
1920年代パリで活動していたアーティストの一群のこと。(厳しくグループ化されてされているものではない群れ)
リーダー:ピカソ&マティス。その他:ピエール・ボナーレ、アンリ・マティス、ジャン・メッツァンジェ、アルベール・グレーズ、(藤田嗣治、モーリス・ユトリロ、マリー・ローランサン)

ウィレム・デ・クーニング(1907〜97、NY)・・・ピカソを崇拝
ーーー>ニューヨーク・スクールのアーティストはエコール・ド・パリの影響を受けている

その頃NYでは・・・
<文筆家>
E・E・カミンズ
・・・1920年代の超人気作家。ハーバード大の朗らかな雰囲気の中で育まれたカミンズの思想『芸術家を動かすものは愛』
・・反抗的なアメリカの他の作家たちがカミンズの思想に共鳴。
・・理論、美学に対する不信を抱えていたアーティストからも愛される。

エドワード・ダールバーグ
・・・1920年代に後半にNYで有名になる。処女作「BOTTOM DOGS」

ヘンリー・ミラー
・・・本が発禁処分になり有名になる。

その頃にアメリカで主流の考え方→清教徒的なもの
*清教徒とは?
16世紀後半にイギリス国協会に反抗して起きたプロテスタントの一派。清らかに生活することを主張。別名、ピューリタン。


今日は前書きもあったのでここまでです。
次回はもう少し多くまとめられたと思います。


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