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芸術教養

コロナ禍の頃、オンラインで芸術教養学科を受講してました。
仕事が始まったり引っ越しやら何やらで勉強できなかったので休学してましたが、一念発起してこの春に復学しました。

学生の頃(いや、今も学生か・・)は勉強嫌いでしたが、興味があることを学ぶのは楽しいです。

大学の授業にはいくつか種類があり、その一つはレポート+テストで単位が取得できます。
宗教学もこのタイプで、休学前にも受けていてレポートは提出しましたがテストまで受けずに単位取得できてなかったので今回再度受講することにしました。
前回はイスラム教についての講義でした。改めてそれぞれの文化を尊重しなければいけないと考えさせられた内容で面白かったです。
今回は前から気になっている日本人にとって宗教とは?というものも内容に含まれてるようなので今からワクワクしています。テスト受けなかったから今回のこの内容を受講できるのでラッキーです♪

NYに来て1年目だった思うのですが、大怪我をして救急車で運ばれたことがありました。
「あなたの宗教は何?」
救急病棟で聞かれた言葉です。宗教持ってないと答えたら、隣で寝てた女性がびっくりして「宗教よ。わかる??シュウキョウ。宗教持ってないはずないわ。宗教は何?」と聞かれました。私が単語の意味わかってないと思われたようです。拙い英語で説明したら(理解はできなかったようでしたが)わかってくれました。おそらくほとんどの日本人は当時の私のように「宗教を持ってない」と答えるのではないでしょうか。
NYでは色々な宗教の方がいて、宗教によっては出来ない治療もあるのでそこの救急病棟では聞かれたようです。
現代では形骸化してるので意味まで考える機会はあまりないですが、大抵の日本人は、お正月に神社に行ったり、家を建てるときに神主さんにお祓いお願いしたり、死を迎えた時に仏式で葬儀をしたり、少なからず神道と仏教の影響を受けていると思っています。

コロナ禍前に受けたこのオンライン講義で禅庭の抽象的なかっこよさを知り、禅に興味が沸きました。
禅の教えの中に、自分が抽象表現に惹きつけられている答えがあるような気がしています。NYでの経験も自分のことを客観的に理解する助けになるのではとも思っています。
スティーブ・ジョブズも影響を受けたという本の入門書にも挑戦しましたが、私にはまだまだ難し過ぎました。道元さん(禅宗(曹洞宗)を開いたお坊さん)の教えを学ぶ心構えについて書いてある本を信頼している住職から教えて頂きました。いい意味でガツンと頭を叩かれた感じで身が引き締まる内容です。ということでゆっくりと真っ新な気持ちで読んでいます。
そして、絵描きとして自分が心地よく進むべき道を模索してます。
少しずつでも時間かかっても何かに触れられたら良いなと思います。

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