花田陵 ryo hanada

漫画家。 過去の作品「デビルズライン」「ブラックガルド」、「デビルズラインⅡ[逆襲]」…

花田陵 ryo hanada

漫画家。 過去の作品「デビルズライン」「ブラックガルド」、「デビルズラインⅡ[逆襲]」連載中(月刊モーニングツー) ★Xジェンダー(アジェンダー)/ノンセクシャル

最近の記事

雑記:完璧主義の緊迫

毎晩夢を見る。 起きた瞬間忘れることより、覚えていることが多い。 夢の種類はだいたい決まっている。 ・遅刻する夢 ・予習をしていない夢 ・テスト勉強をしていないのにテストが始まる夢 ・授業に遅れて授業が聞けない夢 ・一年前の教科書を間違えて持ってきている夢 ・高校を卒業できない夢 ・大学を卒業できない夢 ・漫画家やれてるし中退しようかなと思う夢 舞台はおよそ高校~大学あたりの時期に集中している。 ちなみに今私は36歳で今年37歳だ。この歳になってもまだ子供の頃の夢を見る

    • 雑記:気楽に生きたい話

      大抵のことは、自分で決めることができる。 それがいい判断かよくない判断かは後から分かることも多いので、結果については割愛するとして、とにかく大抵は自分の意思で行動している。 ただ時々、他者の肯定を得られないと決断できないことがある。 例えば「働きすぎだと分かっていて、休んだ方がよいが、自分の意思では休むのが怖い」時、私は大抵、仲のいい母に「休んでいい?」とLINEする。 おおむね母は返信が早いので、「いいよ」と返す。 これは母が私の仕事の主導権を握っているとかではなく、「い

      • 【覚書】複雑性PTSD治療5回目

        今回は大人になってからのエピソードを掘り下げる。 ・エピソードの一つ 「気になっている異性と二人でカラオケに行くことになるが、突発的に強い吐き気の症状が出て実際に嗚咽が続き、動けなくなる」 ★これに対する内面の反応 <感情>怖い(50レベル)、不安(70レベル) <認知> カラオケの個室:狭い、閉鎖的、相手に気を遣う場所(帰ると言いづらい、逃げられない、円満に立ち去れる自信がない)、二人でカラオケに行くという状況は相手の好意を感じる <身体反応>強い吐き気、強い緊張と動悸

        • 【覚書】複雑性PTSD治療4回目

          今回は別のエピソードについて記憶の再整理を行った。 体験:小学校1,2年時、集団登校場所に自転車で必ず現れる若者~中年程度の年齢の男性Aがおり、Aは自転車でゆっくり旋回しつつ、登校時もしばらくついてきた。頻度は高く、毎朝のこともあった。(今思い出して感じる)不安度80~90 体験a:家の前で自転車で待っていることがあった。母が一緒に家から出てきてもAは動かなかった。計1回。不安度100+ 体験b:父が一緒に出ていく、または車で集合場所まで送ってくれて父自身も車から降りる

        雑記:完璧主義の緊迫

          【覚書】複雑性PTSD治療3回目

          3回目のカウンセリング治療を終えた覚書 現在、一つのエピソードについて記憶の再構築を行っている。 気づき① 上級生に追いかけられて行き止まりの空き地に逃げ込んでしまった時に、「また間違えた」と思った。 気づき② 黒く大きな影に取り囲まれて、それらは大声で笑いながら何かを喋っているが、聞き取れず、顔を上げられず地面をじっと見ている。 断片的に「俺の名前を呼んで」と聴こえてその子の名前を口にする。 「呼んだ!しゃべった!」という声が口々に聴こえる。 その子がしゃがんで視線が

          【覚書】複雑性PTSD治療3回目

          【覚書】自分の記憶を探り探り

          現在、治療の途中であるためざっくりと書き留めるだけにする。 私は自覚する限り高校1年生の頃から「男性恐怖症」と呼ばれそうな、パニック障害的な反応が出ることが割とあり、35歳となった今も続いている。 身体の反応の内容は、一気に血圧が下がり唐突に強い吐き気にみまわれ、実際に数回の激しい嗚咽をする。これは迷走神経反射と非常によく似た症状である。横臥すると少しずつよくなる。男性と離れて一人になるとより回復する。この症状は男性と個室などの閉鎖空間、逃げ場のない場所で二人きりになり、相

          【覚書】自分の記憶を探り探り

          祖父の3回忌に行った話

          母方の祖父の3回忌が行われた。 母の実家は京都なので、東京から新幹線で向かった。 「黒っぽい服やったら喪服やなくてええで」と母が言った。 3回忌に参加するのは母、父、祖母、弟夫婦と私(夫は動かせぬ仕事により気持ちのみ参加)で、なんともコンパクトな集まりとなる。 祖父が亡くなったのは一昨年の4月である。 更にその2~3年ほど前に、当時入院していた病院から突然「危篤です」と連絡が来て、慌てて新幹線のチケットを取った頃「やっぱり大丈夫です」と更なる連絡が来るなど、安心と心配が五

          祖父の3回忌に行った話

          字数制限内で端的に言いたい葛藤

          主にTwitterプロフィール欄の字数制限には悩まされることが多いです。 今回は漫画家としてのTwitterアカウントにおける悩みの話です。 漫画家なので漫画を描いていればOKであり、著者本人のジェンダーとセクシャリティ、特にこのことをプロフィールに書く必要はない気もします。ですがどこかに書いておかないと、例えばWikipediaや、何かの記事で微妙に異なる情報を記載されてしまう恐れがありました。それはあまり、本意ではないことです。 また、海外の読者の方にも正しい情報が伝

          字数制限内で端的に言いたい葛藤

          一人称、どれが好き?

          本来、一人称は性別に関わらず好きに使っていいもののような気もします。 しかし社会で大多数を占める男女別の一人称は、その多数派のイメージが強すぎ、そこから一歩外れると「思春期かな?」「イタイ人かな?」とラベリングされてしまうものです、大体の場合は。 男でも女でもない、Xジェンダーという性自認を持つ私は、はっきりこの性自認について考えることになったのが最近だったので、ずっと自分のことを「私」と呼んでいました。 今でもそう言います。 このままでも、特に不便はありませんし、慣れた

          一人称、どれが好き?

          渡した論文を読んだ夫から学んだこと

          以前、夫に「Xジェンダー」と「アセクシャル(ノンセクシャル)」に関する論文を計4本渡しました。忙しい中、読んでくれた夫さん。ありがとう。 夫「読んだよ。いくつか質問したいんだけどいいかな」 何を質問されるんだ…私はその時点でナイーブに。テンションが下がりました。一体何を聞かれるのか?目に見えない不安がのしかかる。 そんな私を見た夫。 夫「君に余裕がある時でいいよ、今すぐじゃなくて」 おお…ありがたい。 しかし、「いくつか質問がある」という言葉が気になって、結局「例えば

          渡した論文を読んだ夫から学んだこと

          個人的に好きな読み物

          ここでのnoteを読んでくださっている方には「だろうね」とわかってもらえるかなと思うのですが、私は今まで自分が何者かを考えてこなかったし、無理に考えるつもりもなかったし、実際今でもつらい時は考えるのを停止してもいいと思っています。 なので、この分野の書籍などにはとても疎いのです。 そんな疎い私が偶然出会うことができた読み物を、ちょっとここで紹介したいと思います。 論文と、書籍(対話形式の文章)、漫画です。 論文は、前の記事でも触れたGoogle Scholarで「Xジ

          個人的に好きな読み物

          私はなぜ髪を伸ばしたいのだろう

          長いこと、ショートヘアの人生を歩んできました。 その方がカッコいいかなと思っていました。 ですが、美容院での注文を気をつけないと、 むしろショートヘアにする方がフェミニンな仕上がりになってしまうのです。 なので髪を短くしたい時は、 ・かわいいのはいやだ ・かっこよくしてくれ ・うなじを若干刈り上げてくれ ・女っぽさはいらない これを強調しなくてはなりません。 ・中性的にしてくれ で通じれば簡単ですが、それはお客のこちらも、美容師さん側も、双方イメージするのが難しいもので

          私はなぜ髪を伸ばしたいのだろう

          「カミングアウト」の負荷

          「性自認」の話を前回したので、次は「性指向」の話かなと思っていたのですが、間に別の話題を挟みます。 私は、今まで家族、パートナーに、 「今日、はっきりとカミングアウトする」 という気持ちで、「秘密にしていたことを打ち明ける」ということはしてきませんでした。 言うなれば今、夫に対して今それを行う必要性が出てきたため、行っています。 前回記事で触れた牧村朝子さんの著書「ゲイカップルに萌えたら迷惑ですか?」はとてもいい書物ですが、それ以前にまずは、 ・「性自認」「性指向」が別物

          「カミングアウト」の負荷

          Xジェンダー(特にアジェンダー)のような気がしたきっかけ

          このことについて話す前に、前提として自分の体格や体質、経緯を振り返りたいと思います。 私は現在、163㎝、40㎏前後(行ったり来たり)です。 高校時代は160㎝、47㎏、 大学時代は44㎏(栄養の偏る自炊の罠)、 就職した頃は40㎏になっており、これを切って30台に下がるとふらつきや眩暈がありました。いわゆる就職氷河期にぶち当たったほか、私は嘘を付けない人間で、どうにも面接でうまくしゃべることができませんでした。就職活動によりストレスで大きく体調を崩していたのです。 面接

          Xジェンダー(特にアジェンダー)のような気がしたきっかけ

          このnoteについて

          初めまして。もしくはこんにちは。 漫画家をやっています、花田陵と申します。 Twitter、Instagram、Youtubeなど色々アカウントは持っていますが、このnoteでは自分自身のことについて書き留めていこうと思います。 既存の自分のアカウントと分けたのは、あくまで花田陵という者は漫画家であり、漫画の進捗や宣伝、読者の方と漫画を軸に置いた交流を行うこと等と、自分自身のことを説明する場を分けたかったからです。 ここでの花田陵は、間違いなく漫画家の花田陵でもありますが

          このnoteについて