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愛されるべき”声の大きさ”

小さな悩みだったんです、、、

「声が小さい」
「なに言ってるか聞こえない」
「もっと大きな声だせ」
「だからダメなんだ」
「歌う時は大きいのにな」
等々

”声の大きさ”なんて小さな悩みでした。

大きな声を出すと疲れるし、大きな声はうるさいし、耳障りでストレスでしかない・・・という思考のデメリットを抱えていました。

なんとなく伝わっていればいいかな?

なんて思っている方はいませんか?
やめましょう、イマスグ!

ひとつ質問します。
ごく”あたりまえ”の質問です。

あなたは他人とどのようにコミュニケーションを取っていますか?

答えは、もちろん「言葉」です。

どんなに顔面ステータスがよくても、優れた才能や知識を持っていたとしても「声が小さい」はデメリットにしかなりません。

思い当たるところがありますよね?

説明します。




1.伝わっていないという大きな損失

✓聞こえない
✓わからない
✓聞き返せない

「声が小さい」ことで起こる損失は非常に大きいです。

なんとなく伝わっていればいいかな?

という他責思考が原因で、あなた以外の人間が想像や予測を膨らませることで出した答えに欠陥がでることもあります。

例えば、、、

上司:「○○さん、今の内容で先方に伝えておいてください。」
自分:「大事なところが聞き取れなかったけど、聞きづらい、、、多分あってるよね、、、」

<後日>

上司:「なんで言ったことができてないの?」
自分:「すみません、、、」

「なぜ言われた通りにできない」、「なぜわからない」と叱責してくる人はいますが、そもそも”伝わってない”ことに気づいていないんです。

わたしも同じでした。

伝わるように(声の大きさ)話していたはずなのに、相手にほとんど聞こえておらず、「声が小さくて聞こえない(笑)」と言われて苦い思いをした経験は何度もあります。

そのたびに「なんて意地の悪い人だ」と思ったこともあります。

しかし、意地の悪い人であっても、本当に聞き取れなかった場合であっても、伝わっていれば不都合に感じることはありませんでした。

全員が全員意地が悪いわけではありませんよね!


2.声の小ささは”自信の小ささ”

「声が小さい人は出生しない」

わたしにとっては勝手に将来をダメ出しされたかのような衝撃で、ショックを隠せませんでした・・・

その時期、「声が小さい」ということを頻繁に言われ続け、自信をなくしかけていた時だったんです。

重要なポイントです⇩

ただ、声が通りにくい、声が小さく感じるというだけで、周りからの評価はガクッと下がります。

それだけではありません。

周りの評価や見方は自分自身の社会的制御(ソーシャルコントロール)が作用して、「自分は声が小さいから認められていない」という一種の固定観念をもってしまいます。

自信喪失という負のスパイラルに入ってしまうんです。

それだけ「声が大きい」というのは重要なステータスであるということを認識しておかなければなりません。


3.声が小さい恥ずかしさと失敗の恥ずかしさをとるならどっち?

注目されることが苦手なわたしですが、実は、中学に入るまで注目されることが大好きな人間でした。

周りの目が自分に向かうことが楽しくて、

✓大きな声
✓大きなパフォーマンス
✓大きな笑顔

で周囲の注目を集めようと躍起になっていた時期もあります。

終わりを告げたのは、中学生の時。

突然発症した対人恐怖症が原因でした。

①人と話すことが恥ずかしい
②人前で言葉が出て来ない
③手が震える
④周りの目が気になる
⑤できるだけ人と関わりたくない

次第に「声が小さい」と言われる人になっていき、恥ずかしい、失敗することが怖いという感情で、ほとんど周りとのコミュニケーションをとることはなくなりました。

しかし、社会人になると、強制的にコミュニケーションを求められます。

取るべき手段は「恥をかかないようにできることをやろう」、「失敗しないようにムズカシイことからは逃げよう」だけでした。

「声が小さい」わたしにとっては地獄のような日々・・・

ですが、”あるコト”に気づいたんです。

人間は、

✓他人の声の大きさは気にする(印象)
✓他人の失敗はすぐ忘れる(経験)

ということです。

「声が小さい」ことを恥ずかしく思い、ついでに失敗することでさらに恥ずかしい思いをする・・・一石二損ですよ・・・

もし「声が小さい」ことを乗り越えることができれば?

失敗しても他人はすぐに、あなたの失敗は忘れるでしょう。

恥ずかしく思ったのは、ひとつ、だけです。しかも、少し時間が経てば記憶に残っているのは、よほど意地の悪い人でなれば、あなたの周りにいません。

もちろん、意地の悪い人とは距離を置いてくださいね!


4.「声の大きさ」が育てるメリット

「声が小さい」と言われる人は、他人目線でみれば

✓自信のない
✓印象に残らない
✓頼りがいがない
✓信用できない
✓モテない

という一方的な悪い目線を生みます。

しかし、それは人間の心理上、仕方のない判断・・・

自信のない人と一緒に行動はできないですし、頼りない人に自分の命を預けるわけにはいきません。また、印象に残らない人の隣にいれば、自分自身も同じような見方をされるデメリットもあります。

「声が小さい」からといって、「仕方のない」で済ませてはいけない理由は「生きる」ということに密接に関わってくるからです。

「声が大きい」というだけで、生命としての大きな魅力を感じるのが動物です。「声が小さい」存在は、誰にも気づかれず、誰にも「生きる」という意思が届かない、、、生命としての魅力を感じないのです。

わたしのように、なんとなく伝わっていればいいかな?と「声が小さい」ことをそのままにしていなければ、変った今もありました。

3年前のように”孤独”を感じることはなかったはずです。
※別の機会に

人間も人間以外の動物も「声」でしか伝えることはできません。

身振り手振りで伝わるのは、あくまでも予想です。しかし、人間は「声」に「言葉」をのせて伝えるという賢い知識を持っています。

「声が小さい」ことにメリットはありません。
「声が小さい」ことでデメリットになります。
「声が小さい」はイマスグなおせます。
「声が小さい」は魅力ではありません。

「声が小さい」人は「声が大きい」人になるだけで人生は思ったよりも、
大きく好転します!


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