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【最高の入浴法】著:早坂信哉 読書感想 要約

【最高の入浴法】著:早坂信哉

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📕内容📕


20年にわたり
「お風呂・温泉」について
医学的に研究し
3万8000人の入浴を調査してきた、
という著者の
「入浴エッセンス」が
凝縮された内容です✍️

日頃から実践しやすく、
そのエビデンスを丁寧に解説してくれてる
のでとてもタメになるし
読みやすい一冊です📕


📗感想📗


日頃はついつい
シャワーで済ませがちですが…
明日は銭湯行こう❗️
と思わせてくれる一冊です♨️


◾️お風呂好き
◾️疲れが取れない
◾️寝れない
◾️肌トラブルに悩んでる
◾️ストレス溜まってる


という方にオススメです📕

このエッセンスをとりいれて
入浴の意識が変われば
身体も変わるかも?!✨

要約

結局、最高の健康法は「入浴」だった

著者はこれまで20年以上にわたって「お風呂・温泉」について医学的に研究し、

3万8000人の入浴を調査してきた人物だそうです!

この著書は2018年の本ですので、(少し古めですが。。)
今はもっとすごい人数の調査数になっていそうですね・・・!


本書は

第1章 入浴のすごい健康効果
第2章 「寝てもとれない疲れ」を解消する入浴法
第3章 不調別の入浴法
第4章 医学的に正しい「温泉の入り方」
第5章 お風呂で「健康美肌」をつくる

といった流れで

お風呂の健康への効果や、入浴法について

具体的でわかりやすく解説がなされている本です。


今回は、「第1章 入浴のすごい健康効果」より

【入浴の7大健康作用】を抜粋して要約していこうと思います(^^♪


入浴の「7大健康作用」とは?


現代医学によって、入浴の健康効果は多岐にわたり証明がされており、

日本が「長寿大国」と言われてきた所以も

「入浴」の習慣にあるのでは?という説もあるほど

入浴の健康効果は高いとされています。


数ある入浴の健康効果の中でも、代表的な7つの効果を著者は抜粋して紹介してくれます。


入浴の健康効果 ①温熱作用


入浴による健康効果の最も代表的なのが、この「温熱作用」です。

入浴によって、身体が温まれば

血管は拡がり、心臓の働きも強くなります。

結果、全身の血の巡りが良くなっていく

という効果のことです。

血液には、酸素や栄養分、ホルモン、免疫物質など、私たちの体によって「大事なもの」を運び、さらに二酸化炭素や疲労物質・老化物質などの「いらないもの」を回収するはたらきがあります。

このように血液の巡りがよくなることで

◆新陳代謝が活発に
◆神経の過敏性を抑える効果
◆肩こりなどの慢性的な症状を抑える

ことにも期待ができるといいます。


入浴の健康効果 ②静水圧作用


「静水圧作用」とは、お湯の水圧によって全身がマッサージされたような状態になり、血流や生理に影響を与えることをいうそうです。

湯舟に浸かり、身体に水圧を加えることで

滞った血液の流れを改善していくことができます。


入浴の健康効果 ③浮力作用


浴槽に入ると、体重が軽く感じるかと思います。これが「浮力作用」です。

水中では、体重が「10分の1」程度になるそうです。

普段、地上で生活しているあいだ、

常に「重力」の影響をうけているわけですが、

水中では唯一「重力」から解放される時間をつくることができます。


地上で重力の影響を受けているあいだ、私たちは姿勢を保つために無意識に筋肉や関節を働かせています。

水中で重力から解放されたときだけは、筋肉や関節を緊張させる必要がなくなるため、その分全身が緩まりやすく、リラックスした状態をつくることができます。


入浴の健康効果 ④洗浄作用


この作用については言わずもがなですが

皮膚の表面を洗い流すことで

身体に有害な物質や微生物、汚れ、不要な皮膚を除去し清潔に保つことができます。

また、「温熱作用」によって毛穴が開き、汚れや皮脂を流し出す、といった効果にも期待がもてます。


入浴の健康効果 ⑤蒸気・香り作用


鼻やのどの粘膜は、乾燥すると免疫力の低下を招きやすいため、蒸気で湿り気を与えることが大切です。

お風呂の蒸気のなかでゆっくりと深呼吸をしていくことで

粘膜の乾燥を防ぎ、呼吸器系や免疫系のケアにつながります。

温泉の湯気を吸ってもらうことを「治療」としておこなう場合もあるそうです。


また、入浴剤やアロマオイルなどを活用してお風呂に香りを充満させれば、

同時に自律神経の調整にも効果が期待できます。


入浴の健康効果 ⑥粘性・抵抗性作用


水中で体を動かすことは、陸上の約3~4倍の負荷がかかります。この作用を利用すると、ゆっくりとした運動やストレッチなどによって筋肉に刺激を与えることができます。

入浴の健康効果③で紹介した「浮力作用」は重力の負荷を減らす効果でしたが、

「粘性・抵抗性作用」は、重力以外の負荷によって筋肉や関節に刺激を与える効果になります。

この効果を利用すれば、手軽な動きで筋肉に刺激を与え、運動療法・リハビリなどに活用ができます。


入浴の健康効果 ⑦開放・密室作用


浴室は、衣服を身に着けない「非日常的」な空間です。一人でお風呂に浸かる時間は、心と体が開放的になる究極のリラックス空間なのです。

お風呂でゆっくりする時間は、たしかに「リラックス」という感じですよね。

私たちは日常、基本的にはずっと服を着てるはず(?)ですが

「全裸で温かいお湯にじっと浸かる」というのは「非日常的」であり

それによって心と体が開放的になる、と著者はいいます。


また、温泉や銭湯などでは

「裸の付き合い」という言葉もありますが、

著者のアンケートによると、6割以上の人が

「入浴時のコミュニケーションによって、心理的な距離が縮まる」

と回答したそうです。


まとめ


入浴の「7大健康作用」いかがでしたか?

「今日から湯舟に浸かろう!」となったかな、と思います!


日本では、湯舟に浸かることが習慣として受け継がれていますが、

昨今の、時間や情報に追われる忙しい社会の中では

ついついシャワーだけで済ませてしまう。。。

なんて人も多いのでは?と感じます。

(ぼくもよくシャワーです。。)


そんな方も、湯舟に浸かることを習慣として取り入れてみたり、

毎日は無理でも、リフレッシュで銭湯に行ってみたり、

「入浴の健康効果」を活用して健やかに過ごしていきたいですね(^^♪



本書には、このほかにも具体的な入浴方法だったり、症状別のお風呂との付き合い方だったり

入浴に関するタメになるお話が沢山盛り込まれています!

興味がある方はぜひ一読をおすすめです(^^♪


最後まで御覧いただきありがとうございました!

何か参考にしていただけると嬉しいです(^^♪







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