2007年イギリス旅行の思い出 Part 1
2007年のクリスマスから2008年の年始にかけて10日間のイギリス旅行に出かけました。
この旅行は、40年余り生きてきたわたしが経験した旅行の中で、Best3に数える旅行のひとつ。
当時ロンドン留学をしていた親友Mと一番濃い時間を過ごした10日間。
同じ旅をすることは二度と叶わないので、noteで振りかえりつつ、まだ色々覚えてるうちに記録に残しておくことにしました。
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憧れのイギリス、ロンドン
ブルックリンに住んでいるわたしですが、たまたま住んでいるだけで、ヒップホップカルチャーが大好きというわけではありません。
NME(New Musical Express。イギリスの音楽、映画、ゲーム、文化のウェブサイト・ブランド)で好まれているような音楽、ファッション、カルチャーの方が好みです。
そんなわたしには、イングランドミュージシャンのアイコンの一人、ポール•ウェラーをこよなく愛する親友Mがいます。
彼女は、2005年にスタートしたわたしのNY留学開始より少し後に、夢であったロンドン留学を開始していました。
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2007年の年末年始。
Mのホームステイ先の家族全員で実家に帰省するので、その間はホームステイ先に宿泊しに来ていいよと言ってくれました(もちろんホームステイファミリーは了承済)。
わたしは当時からマイレージをコツコツ貯めていた人間でしたので、NYCからロンドンに飛べる程度のマイレージがちょうど貯まっていました。
こうして友人Mとマイレージのおかげで、飛行機代、宿泊費はほとんどお金をかけずロンドン旅行に行けることになりました。
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おふたりさまなのにおひとりさま
わたしと友人Mはどちらもひとり行動を楽しむ人間。
10日間のうち、Mは通常通りにバイトに向かう日も多く、その間わたしを放置。
放置されたわたしはといえば、自分が興味のあるロンドンの観光地を集中してまわれたし、イギリスっぽい買い物もできたので大満足。
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おふたりさまで過ごすのも楽しかった
朝晩はほとんど自炊
お互い留学生で節約していたし、イギリスの料理はあまり美味しくないことで有名でしたので(当時)、朝食と夕食はほとんど自炊をしました。
Mが日系のスーパーマーケットでアルバイトをしていて確か値引きしてもらえるからと刺身を買ってきてくれて、手巻き寿司をしました。
わたしはスーパーマーケット巡りが趣味の一つなので、
アメリカとは違う、いかにもイギリス!ヨーロッパ!な食材を、
直に見て、買って、試してみるのはすごく楽しかったです。
そういえば、
イギリスの焼き菓子はどこで食べても美味しかったです。
▼ 元々はイギリスのTwixはアメリカで食べても美味しいです
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留学生のふたりでNYCとロンドンの違いを見つけて話すのも楽しかった
当時、留学生1、2年目だったわたしたち。
ふたりで家で過ごす時間に、それぞれの留学先、ニューヨークとロンドンの違いを話すのも一興でした。
英語が違うよねって話をした
ロンドンとニューヨークでは、公用語は同じ英語ですが、イギリス英語とアメリカ英語。
もっと詳しく言うならば、「イギリス>イングランドの英語」と「アメリカ>ニューヨークの英語」。
違うのは知ってましたが、リアルに、こんなに違うんだなと体験できました。
たとえば・・・
ニューヨーカー(アメリカ?)は「R」の発音の時、舌をグルングルン回すんですが、わたしには、これがかなり難しい!
対してM曰く「舌なんて回さなくても、イギリスじゃ日本語のアクセントで英語を言っても通じてる気がする。ニューヨーカーの英語は抑揚がありすぎて、全部ラップに聞こえる」だそうな。
イギリス英語を使っている日本人の方、どう思いますか?
他にも、NYCとロンドンの違いといえば、
SubwayがUndergroundだし、
Elevator がLiftだし、
ExitがWayoutだし、
To-go・TakeoutがTake Awayだし、
Bathroom・RestroomがLooだし、
For RentがTo letだし、
ApartmentがFlatだし、
2nd FloorがFirst Floorだし、
French FriesがChipsだし、
そのChipsをケチャップに付けて食べるんじゃなくて、モルトビネガーかけるし。
文化比較・吸収は好きなので、好奇心旺盛にロンドンのストリートを色々眺めてましたけどね。
▼ 留学に興味のある方はぜひこちらの記事もよろしくお願いします
住んでる人たちの人種が違うよねって話をした
この旅行から15年経っているし、世界では日々色々と起こっているので、現状は違うと思いますが、
NYCでは、南米系、カリビアンの移民が非常に多く、当時のわたしのバイト先のレストランのキッチンで働く同僚は圧倒的にメキシコ人だらけ。
対して、Mのキッチンで働く同僚はポーランド人が多いと言っていました。
電車に乗ってもイギリスではインド系の外見の人々が圧倒的に多かったので、NYから来たわたしには非常に印象的でした。歴史や地理を考えたら当然だし、知識として知ってはいても、いざ目にすると違いに驚きましたね。
2007年の「イギリスっぽい」写真のお蔵出し
当時の自分が「イギリスっぽい」と思ってたくさん撮ってた写真のお蔵出しします。
▼ 当たり前だけどTVに映る天気予報の地図がイギリス。
▼ ロンドンっぽい電話ボックス!(2023年の今はもうないだろうなぁ)。
▼ タクシー。なんで後部座席の人後ろ向いてんの!? と驚いた。
▼ 路駐。ニューヨークでも路駐だらけなんだけど、車向き合ってる駐車してる車は見ない。
▼ 衛兵の写真がめっちゃあったんですけどね、
▲ すんごいズームアップで写真撮ってた。
▲ 軍刀めっちゃ見たらしい。
▲ ブーツまで、めっちゃ凝視してたらしいです、当時の自分。笑
自分が撮った写真を久々に見たら、めちゃくちゃ観光客! な目線で撮っていて面白かったです。
Part 2に続く。
In memory of my irreplaceable friend, M. You'll live forever in my heart.
ありがとうございます。むすめちゃんの日本帰国費用に回させていただきます。😆