rushstar001 准看護師2年目

看護助手にて介護福祉士で7年勤務のち、2020年准看護学校卒業。男36歳から准看護師と…

rushstar001 准看護師2年目

看護助手にて介護福祉士で7年勤務のち、2020年准看護学校卒業。男36歳から准看護師として特別養護老人ホームに施設看護師として勤務。いろいろ感じたこと、学んだことをそのまま書いていく。

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なぜnoteを始めたのか。

准看護師として2021年4月で2年目となるのだが、色々な体験をして、考え、先輩に相談をしながら日々を乗り越えてきた。 だが、思い返してみるとほとんどが忘れ、「そんなことあったっけ」と日常が過ぎ去っていく。これは自分のために、何かに書き残し、後で振り返ることによって自分の成長につながるのではないかと考えたのである。 noteで書く前はTwitterにて連続投稿しながら自分の振り返りと思い投稿してきたが、長い文章が書けるnoteで書いていこうと思ったからだ。そして投稿には自分

    • 末梢血管の循環調節

      体循環系にある各臓器組織の血液量はその臓器の酸素需要に応じて調節されている。この調節は主として150から60μmの径をもつ細動脈の血管収縮と血管拡張によってなされている。 細動脈の血管壁は血管平滑筋に富んでおり、この活動に基ずく血管運動は、局所性、中枢性、体液性の支配を受けている。 局所性(内因性)の調節ある組織の酸素需要度を一定に置き、組織に流れ込む血液を急激に高めるとそれに比例して一過性に組織への血液量は増える。しかし、1~2分後には血液量はもとの量に戻る。また、組織

      • 血管内圧と抵抗の分布

        心臓の左心室の抵抗によって駆出された血液は脈打つ流れとなって末端の動脈に流れる。動脈が枝分かれしていくにつれて、血管の内径を小さくし血管内圧は低下するとともに、脈打つ流れも徐々に減少し毛細血管床では低常流となる。 すなわち、大動脈で血圧120mmHg、抹消に行くにつれて低下し、動脈側の毛細血管では35mmHg、静脈側では15mmHgまで血管内圧が減少する。その後順次集合しながら右心房に戻る頃には、0~4mmHgとなる。 このように血管内圧の低下は動脈側から毛細血管床の間で

        • 循環系の目的

          循環系とは導管として血液系と血液駆動ポンプとしての心臓より構成されており、全身の臓器組織への血液の循環を目的としている。 まずは心臓ポンプにて左心室より、大動脈へ駆出された血液は、枝分かれする動脈系を通り全身の組織の毛細血管床に着く。ここで、組織に酸素を供給し二酸化炭素を受けた血液は合流しながら静脈系を通り、大静脈に集まり右心房に帰ってくる。この血液循環を大循環又は体循環と呼ぶ。 右心室から肺動脈に駆出された血液は肺の肺胞の毛細血管床において二酸化炭素を放出し、酸素を取り

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        なぜnoteを始めたのか。

          【新人】仕事の失敗から学んだこと。

          先日他部署の人から自分の仕事に抜けが合ったとクレームが入った。 間違いを指摘した違う部署の人間と日頃から反りが合わず、 「なんで俺だけ目の敵にすんだよ」 とイライラして自分が失敗したことも反省せず、何か不に落ちないと言うか、粗探しをされて怒られて腹が立つという感情のほうが、反省より上回ってしまっていた。 でも失敗をしたのは事実だし悔しい。 と言った感じで、反省も出来ずにいた。 立ち直る方法はないかと、ふと動画を見ていると 「仕事で嫌いな人との付き合い方」 という見出しの動

          【新人】仕事の失敗から学んだこと。

          看護師の責任とは何か。

          日々の仕事の中で「責任の所在」「誰の責任なのか」 と言う言葉をよく聞く。 それは、患者に携わる限り、責任ある行動をとる事で患者に不利益になるような事になってはならないとことである。つまり患者を守る目的のためだ。 だがしかし、いつの間にか「誰が責任なのか」を追及するあまり、 「自分が責任でなければ安心だ」「あの人の責任だから自分には関係ない」と責任の所在ばかりに気を取られ、被害を被った患者の心配はどこかに消えてしまう。 どのように責任を取ればよいのか、責任に対する処分はど

          看護師の責任とは何か。

          他人からの印象と看護師

          これは看護師、看護技術とはかけ離れた次元の話かもしれない。 新人の看護師だから見えていない経験不足による視点によるものかもしれないが、感じたままを投稿する。 人間には感情が存在する。 「この人がいれば安心だ」など、今までの功績に基づいたものや、その人が今まで積み上げてきたものによって、その人を安心させると言うものである。それは対患者によるものもあれば、会社の仲間内であるものもある。 時にそれは逆のパターンもありうる。 先輩看護師が救急対応のときに、嘔吐により呼吸困難を起

          他人からの印象と看護師

          ビジネスと看護観のジレンマ

          施設看護師をしていて一番、直面するであろうジレンマはこれにあたると思う。利益を優先させるか、患者を優先させるか。 看護学校では「患者目線で」「患者最優先」と習う。 もちろん看護師として当然だと思うし、異論はない。 ただ、施設看護師としてすべてこれが成り立つかと言うとこればかりでない場合がある。 たとえばよく話題に出てくるのは 「施設は病院ではなく家庭の延長線上だから」と言う言葉だ。 これはどういう意味だろうか? 患者目線で考えるなら、患者がどこにいようと患者にとって一番良

          ビジネスと看護観のジレンマ

          施設業種ヒエラルキーでの看護師とは

          これも施設によって異なると思うが、施設准看護師として1年弱勤めてきて感じてきた、業種によるヒエラルキーの話。これはビジネスの話の部類になると思うが、会社が究極の2択を迫られた時にどちらを選ぶようになっているかの考え方みたいなのが見えてきた。 看護助手として働いていた時に感じていたのは、主として医師、看護師が中心に病院が組織つけられ、会社としても重要な職種となっている場合が多いが施設では大きく異なる。 当施設では母体の運営をしている本社の重役の人間がヒエラルキートップに立ち

          施設業種ヒエラルキーでの看護師とは

          施設看護師の仕事

          施設によって様々だと思うが、私が勤めている施設での業務を掻い摘んで何回かの投稿に分けて少しずつ話して行こうと思う。 いろんなタイプがあるが、うちの施設では、介護業務と看護業務が完全に役割分担され、簡単に言うと保健室の先生のような業務形態である。 主に、看護師資格がないと出来ない仕事以外はほぼ患者に関わらない。 経管栄養、採血、喀痰吸引、簡易な創部の処置、導尿、バルーン交換などだ。 なので患者100人に対して、6人しか看護師がいない。常時3人勤務で日勤のみの勤務体系。 では

          新卒で特別養護老人施設准看護師

          新卒でグループホーム4月入社5月退社、6月に無事特養に転職を果たした。 前回の投稿でも述べたが、新卒看護師への就職活動への世間の風は冷たい。だがしかし、結果から述べると自分の場合、 勇気を出して転職して正解だった と一年弱経った今もそう感じている。仕事なので、すべて良いと言うわけではないが、看護師と呼ばれ、看護師業務をしているような満足感があった。 今考えると、前職のグループホームでは 看護師資格を持ってる介護福祉士という立ち位置だったのだと感じている。 以前からの

          新卒で特別養護老人施設准看護師

          経験ありきの看護師資格

          准看護師資格取得後、新卒4月入職。5月退社の私の履歴書に世間の風は冷たかった。毎回ハローワークに通い、面接、不合格。求人雑誌や、ネットの求人、ナースパワー?とかいう人材派遣会社にも登録するも、面接までは受けてくれるも、「前職はなぜ1ヶ月で?」と36歳男の壁は高かった。 どこか本心では看護師不足が叫ばれている今、資格さえ持っていれば、いつ何時辞めてもどこでも採用してくれると、高を括っていたのかもしれない。現実はそんなに甘くなかった。どんなに准看護師資格を持っていても、「新卒の

          経験ありきの看護師資格

          最初の就職は1ヶ月で辞めることに。

          晴れて希望通り施設に就職が決まり、2020年4月からグループホームの施設看護師となる・・・が、働き始めて、1週間を越えたぐらいに違和感を感じ始めた。 「あれ?これ看護師なのかな?」 当然、看護学校で学んだ通り、看護師の患者への援助に資格の垣根はなく、介護福祉士時代にやっていた業務であっても看護業務に含まれるため、現場経験の豊富な介護福祉士の年下の先輩に学びながら日々過ごしていた。 ただ、看護学校で学んだことが、生かせているかと言うと何か府に落ちないところがあった。 「何

          最初の就職は1ヶ月で辞めることに。

          新卒で施設看護師へ就職。

          まずは自己紹介から。今年で37歳の男、新卒2年目の春を迎える。今までは介護福祉士として療養型病院の看護助手として7年勤務したのち、ステップUPの目的にて准看護師学校に仕事を辞めて入学することになった。 無資格で看護助手に就職し、3年の実務経験で介護福祉士を取得し、病院での勤務だったため、看護師を目指すのは特に疑問には思わなかった。同僚の中には介護福祉士のままで満足という人もいたが、 私はより深く医療知識を学び患者に関わりたいという思いが強かったのもあると思う。 まぁ面接

          新卒で施設看護師へ就職。