Rumiko

こんにちは。福岡県に暮らすRumikoと申します。菓子作り歴28年目になります。日頃の活動いろいろは、Instagramにお書きしておりますので、そちらものぞいていただけましたら嬉しいです。 アカウント名▶︎okashinousagi どうぞよろしくお願い致します😊

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最近の記事

【ハードルは高く】

⚫︎【🇫🇷⇄🇯🇵電話会談】 🐰1つ前の続きで失礼します。 見出しの言葉は、先日の電話会談の際、それではまた とお電話をお切りしようとした際に高綱さんからいただいた言葉です。 👨‍🎨できるだけ沢山のやりたい事を掲げて下さい。夢っていうのは大半は叶わないのが人生です。だからこそ、出来るだけたくさんを望んで下さい。僕も最大限、努力します。 そんなお話を交わしあった締めくくりに、再び大きなパスが手渡された そんな気持ちでした。 ✳︎ ✳︎ ✳︎ ハードルを下げたら簡単に叶う事を

    • 【大半の夢は叶わないからこそ】

      【夢は冷静?に見る】 自分が「今」考えられる、フランスでの理想的な過ごし方は、今までとは違うまったく新しい切り口になります というお話を聞いていただきましたが(画像2枚目の内容) ✳︎ ✳︎ ✳︎ これは私においての内容です。同志が得られた場合はその人が違う専門分野の人だったとしても、その人はその人の興味を追える時間が同時にもてたら良いと思います。 幸運にも、それを得るには十分な条件がそろっている土地に、アズーズさんが生きている。しかしそれは決して永遠ではないのだから、無

      • 【仮想空間で満足したら自分が勿体ない】

        ひとつ前の続きで失礼します。 《バーチャル・リアリティ》現物・実物ではないが機能としての本質は同じであるような環境を作り出し、ユーザーの五感を含む感覚を刺激することにより、理工学的に作り出す“技術”および“その体系”の事。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー のお話でしたが、それが悪だとかそういう振り分けをする話ではないんだけど、単にそれは一種の“アミューズメント”でしかないから、それで学んだ気になっちゃいけないと思うだけです。 🙉見聞きはあくまでも見聞きであり

        • 【グローバル化の価値を考える】

          ひとつ前の続きとして 【グローバル化は間も無く終わりを迎える そこに価値はなくなる】の意味ですが 🔶インターネット上でバーチャルな体験が出来る様になった事 このことにより、そこに出向かなくてもほとんどの事が体験できるようになり、その事で自分の興味に満足できる人が急増しました。 ✳︎ ✳︎ 《バーチャル・リアリティ》現物・実物ではないが機能としての本質は同じであるような環境を作り出し、ユーザーの五感を含む感覚を刺激することにより、理工学的に作り出す“技術”および“その体系”

          【過去にとらわれない】

          いつもながらひとつ前のつづきで失礼します。 ✳︎ ✳︎ Q 私の即答に高綱さんが何と仰ったか? 珍しくしばし一呼吸あり、高綱さんもすぐに回答して下さった。 👨‍🎨「おおー留美子さん それは良いアイデアですね。 なるほど。僕も賛成です。そうお考えになられましたか。留美子さんがお考えになったそれは、まさにアズーズさん (#mickaelazouz さん)からしか得られない事ですよね。」 そんな事で、高綱さんには多くのご説明は不要だった。しかしそれは、既存のプロジェクト(従来

          【過去にとらわれない】

          【🇫🇷⇆🇯🇵電話会談】

          ⚫︎1つ前の続きですが ✳︎ ✳︎ 変わってもいいし 変わる事ももちろん有りを前提に。 👨‍🎨フランスではどんな風にですごしたいか? 色んな事や周りの都合など考えずに 出来るか出来ないかを一切考えずに 子どもになったつもりでお考え下さい と、高綱さんに問われた時に即答したのは以下だった ✳︎ ✳︎ ⭕️フランス内をウロウロ移動するんじゃなくて アズーズさんの暮らす街に最低1ヶ月間は暮らしたい。 〈ヴズール=フランス東部のヴズールという街で アルザ

          【🇫🇷⇆🇯🇵電話会談】

          【🇫🇷⇄🇯🇵電話会談】

          🐰1つ前の続きで失礼します。 Q . この半年で高綱さんからよく言われている事って? ↓↓↓ ↓↓↓ A . 留美子さん どうぞ子どもになってお考え下さい。フランスでどんな風におすごしになられたいですか?出来るか出来ないかは一切お考えにならずに、どうぞ子どもの心でお考え下さい。僕はそれが形にできる様に頑張って考えます。 ・・・・・ 私は何様でしょうか。皆さん、誤解のない様に申し上げますが、高綱さんは魔法使いじゃないです。関係性も、私の方が格下下下下下で天と地の差で

          【🇫🇷⇄🇯🇵電話会談】

          【🇫🇷⇄🇯🇵電話会談】

          今回はパリの高綱さん⇄私との恒例である電話会談の話 titre【フランスと日本とで仕事を生み出すポイント】 ✳︎ ✳︎ 再び前置きですが パリの高綱さんとは20年余り仕事仲間をさせていただいています。その中でも電話会談は都度繰り返されていますが、特に昨年からその回数が急激に増した。 そして今年に入り更に加速している。申し合わせてはないけど、互いに本気スイッチが入っている状況と言えまして、離れていてもこういう事は明確に感じ取れます。 ✳︎ ✳︎ 日仏では、現実

          【🇫🇷⇄🇯🇵電話会談】

          【ピュアなチョコレートって?】

          続きの話を失礼します。 良いチョコレートの定義は人それぞれだと思いますが、ここで言う〝良い〟は品質の話です。 良いカカオを使えば良質なチョコレートが生まれるかと言うと、そうとも言えるけどそうとも言えない場合もあるわけで、どういう事かというと、以下の①と②が良質であるとそれは〝良質〟と言えます。 ⚫️チョコレートは以下で構成されている⚫️ =①カカオマス+②カカオバター+③砂糖 ↓↓↓ ↓↓↓ ①カカオマスとはカカオ豆の胚乳部をすりつぶしたもの。甘さがなく苦い。

          【ピュアなチョコレートって?】

          【カカオ70%のショコラ】

          使いたい材料の特徴を掴みたい時は比較するとわかりやすいのは当たり前なんですけど、比較する場合は、わりとオーソドックスなブランド(個性的なブランドは外す)と比較する様にしています。 ✳︎ ✳︎ 今回手にさせていただいた、ヴァローナ社のグアナラ70は、パティシエならみんな知ってる銘柄なくらい知られすぎてるものですが、実際にこのチョコレートを使いこなそうとしたら、けっこう難しい部類。70%というのが難しいと私は昔から感じていて チョコレートって、70%をすぎるあたりから途端

          【カカオ70%のショコラ】

          【好きだけじゃ続かない?】

          ☠️好きな気持ちだけではやっていけないぞ って叱咤されたりの話は巷によくありますが それは一理あり。しかし〈好き〉がないと色々が成り立たない。そこで1post前の話に繋がりますが、好きじゃないと先輩や上司が一生懸命与えてくれる話がちっとも頭に入らない。みるみるこぼれ落ちるわけですよ。 〝美味しく作れるようになりたい〟って想いがないと、素直に聞けない上に疲れやすかったり、自分のパフォーマンスの向上にちっとも繋がらないから、目の前の事を好きであり続けるって言うのは相当な能力だ

          【好きだけじゃ続かない?】

          【Dégustation=デギュスタシオン】

          Dégustation=味をみるという意味です。 味をみるときのセンスっていうのは確実に存在する事をアズーズさんから学んだ。それはむこうの事で最もよく学んだ事かもしれないです。かもじゃない絶対そう。 アズーズさんの食べ方はさりげなく特殊だった事は如実で ✳︎ ✳︎ ルセットには決して書かれない、数字でも段取りでもない、そういう部分が、生きたお菓子を作る上では本当に大切なんだという事がわかります。 ここ数年で急速に、仕事も趣味もバーチャルで様々な事が体験出来る様にな

          【Dégustation=デギュスタシオン】

          【GUANAJA70】

          ヴァローナ社のグアナラ70% @okashinousagi のアカウントでご紹介させていただきましたが、こちらではもう少し深くふれさせて下さい。 こちらは、ヴァローナさんがバレンタインに企画された、バレンタインプレゼントキャンペーンにPRなさっていた【グアナラ70】というチョコレートです。 ✳︎ ✳︎ 有難い事にプレゼントをしていただいたので、ヴァローナさんの製品を使い、良いお菓子をひとつ作り上げようと決めました。なんと単純な…と思われるでしょうが、実は今の私には救

          【GUANAJA70】

          【お母さんとはいえ、これだけは言う事がきけません。私はパリに行く。木戸 実千子】

          3回にわたり回想みたく木戸さんのお話を致しましたが、🔴木戸さんの仕事はというと、日本から来てパリで働きたいという若いパティシエ・ショコラティエやブーランジェのお世話するというもの。 他には翻訳の仕事をしたり、ビジネスの場においての通訳もされていた。 ✳︎ ✳︎ そんな木戸さんをご紹介下さったのは、福岡のとあるパティスリーのシェフと、シェフのお父様(パン職人)。この事についてはまた別の機会に触れたいのですが、 木戸さんという方はいつも豪快に笑う方で、どんな時も前向きで

          【お母さんとはいえ、これだけは言う事がきけません。私はパリに行く。木戸 実千子】

          【木戸さんが1秒でブチ切れたのは何故?】

          ⚫︎続きを失礼します 乗り込んだエレベーター内で、高まる心臓の鼓動をおさえながら木戸さんにすぐ訊ねた。 「私だけ突っ立てるままですみませんでした😭数秒の間に何があったのですか」 すると、意外にも教えてくれなかった。さっきまで大男をぶちのめそうとした人とはまるで別人の様子で、私への配慮か全てをお話にならなかったのですよ。 ✳︎ ✳︎ するとほどなくしてこう仰った 👩‍🏫「あの方はね、私がフランス語がわからないと思って…とんでもない人ですよ。ごめんなさいね留美子さん

          【木戸さんが1秒でブチ切れたのは何故?】

          【木戸さんという人の凄み】

          ⚫︎続きを失礼致します。 そうして、フランス初めての私はベテラン木戸さんとの対面が果たせました。 ✳︎ ✳︎ 日本からフランスに入ったのが深夜だったし明日もあるからもう休もうって事で、とある施設のエレベーターへ乗り込もうとした。 すると開いたエレベーター内には清掃員さんが1人いて、私は、ああ清掃中なのかな…ただそう思ったんですが、その瞬間に2人の口論が始まった。 ✳︎ ✳︎ あまりに瞬間的で何がどうしたの‼️まさか殴られた?とアワアワするしかなく、その人は大男

          【木戸さんという人の凄み】