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【ピュアなチョコレートって?】

続きの話を失礼します。

良いチョコレートの定義は人それぞれだと思いますが、ここで言う〝良い〟は品質の話です。

良いカカオを使えば良質なチョコレートが生まれるかと言うと、そうとも言えるけどそうとも言えない場合もあるわけで、どういう事かというと、以下の①と②が良質であるとそれは〝良質〟と言えます。

⚫️チョコレートは以下で構成されている⚫️

=①カカオマス+②カカオバター+③砂糖

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①カカオマスとはカカオ豆の胚乳部をすりつぶしたもの。甘さがなく苦い。

②カカオバターとは、カカオ豆から採れる脂。1つのカカオ豆から採取できるカカオバターはとても少ない。

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🐰①のカカオマスは、チョコレートの個性を謳うのには欠かせない要素である為もちろん良いものを選びますが

🐰②はチョコレートの個性が全面に出るものではないから、大切に捉えられない場合が多くあります。つまり、希少なカカオバターをそのまま油脂として使用されてるチョコレートはかなり少なくて

他の油脂(色々あるけど、とにかくカカオバターの代用品)を代用したり安いものを仕入れて、チョコレートにかけるコストを下げたりしようとします。←暴露話とかではないです。

それが悪だとは思いません。だって、経営者の指針は色々だし、美味しいの定義は人それぞれです。

ただ、高級チョコレートをうたっているにも関わらず、中身がピュアでない場合はがっかりする事がたくさんあるけれど、中身がピュアではないというのは、成分表示をみても一般的にはわからない。カカオバターのランク(種類)は記載義務がないからです。

日本ではそれがまず問題だなと思います。(フランスはチョコレートの基準が厳しいから、まがいものは売りようがない。だからといいフランスから日本に進出したチョコレートが日本で同じ味かというと保証はない)

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ピュアなチョコレートとは

ちゃんと良い匂いがして、ちゃんと口溶けが良くて、ただそれだけの事ですが、ちゃんと の部分に基準がない場合は当然わかり辛いから、信頼できる人からおしえてもらったピュアなものに何度か出会ってみたりすると、そのうち味覚の基準ができるはずですね。

ぜひわたしにも教えてください❤️

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