【木戸さんという人の凄み】
⚫︎続きを失礼致します。
そうして、フランス初めての私はベテラン木戸さんとの対面が果たせました。
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日本からフランスに入ったのが深夜だったし明日もあるからもう休もうって事で、とある施設のエレベーターへ乗り込もうとした。
すると開いたエレベーター内には清掃員さんが1人いて、私は、ああ清掃中なのかな…ただそう思ったんですが、その瞬間に2人の口論が始まった。
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あまりに瞬間的で何がどうしたの‼️まさか殴られた？とアワアワするしかなく、その人は大男で掃除機をもったまま強い口調で木戸さんを威嚇している💦木戸さんは木戸さんで、めちゃデカい声を出しブチ切れまくっていて、アメリカ的に言えばファックユー☠️な感じなんですよ。
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この１秒の間に何があったのかわかりません。微塵も恐れる様子がない木戸さんが、そのうち大男に殴られるんじゃないかと思ったから止めに入ったが、2人に跳ね返されてしまった。するとそんな私へ冷静にこう仰った。
👩🏫「留美子さん。これは許してはいけない事なんですよ。少しお待ちください」
そして再び闘いに戻ってしまい、全然わかんないフランス語での罵倒が再開した。
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ほどなくし、傷害事件は免れたかと思いきや、両者腑に落ちない感じでまだ睨みつけ合っていて
（私は恐ろしくて逃げ出したい気持ち）
👩🏫「留美子さんお待たせしました。さあ行きましょう。」毅然とした木戸さんは、大男が退いたエレベーターにエスコートしてくれたんだけど、大男はまだぶつぶつ言っていて、その様子をみた木戸さんは睨み返す。そんな大男を指差しこう言い放って扉を閉めたんですよ。
Saleté💢（サルテ！）日本語にしたら（クソ野郎！）
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フランスに生きる とはこういうことかと身をもって体験させられた初日でした。次は、なぜ木戸さんが１秒でブチ切れまくったかという話から致しますね。
※木戸さんはとても優しい人
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