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記事一覧
”The Red Sea crisis” エチオピア産コーヒーの輸送遅延、その背景について
こんにちは、ROUTEMAP COFFEE ROASTERS代表の松村です。
今回の記事では、数日前にbows coffee roastersのInstagramで投稿された“エチオピア産コーヒーの入荷が遅れていること”についてなぜそのような自体が起きているのか、その背景と原因について解説し、我々焙煎業者はこの事態にどう向き合っていくべきかについて綴っていきたいと思います。
1)物流遅延の原因
Let’s Talk About Roya ー La Royaについて
こんにちは、ROUTEMAP COFFEE ROASTERSの松村です。
普段気軽に楽しんでいる1杯のコーヒー。その背景には、日本語では届かないコーヒー生産の現状や問題がまだまだ多く存在しています。
今回はそのうちの一つ、各生産国でこれまで多くの被害をもたらしてきた『葉さび病(Leaf Rust)』…通称 "La Roya" について、生豆輸入販売パートナーであるカナダのインポーター 【Sem
『Cheap Coffee』著者Karlさんと話した、小規模コーヒー生産者の未来のこと
こんにちは、ROUTEMAP COFFEE ROASTERS代表の松村です。
先週、コーヒースタンド[cube]を臨時休業しまして、都内にて『Cheap Coffee』著者のKarl Wienholdさんにお会いしてきました。
彼が書いた『Cheap Coffee』は現在英語版をはじめドイツ語版、韓国語版が出版されており、今回は日本語版の出版に向けた打ち合わせで日本へ訪れたのこと。
ある日、
【日本語訳】終わりなき危機について/コーヒーの小規模農家とは?…Semilla Mailing List(2023/10/24)
こんにちは、ROUTEMAP COFFEE ROASTERSの松村です。
ROUTEMAPが来年から本格的に生豆販売事業の代理店を務めるカナダの生豆インポーター『Semilla Coffee』から、ニュースレターが届きました。
Semilla Coffeeでは無料定期購読のメーリングリストをメンバーに提供しており、彼らが支援する生産者グループの情報や情勢、Semillaからのメッセージ、そして
World Coffee Research 新5ヵ年戦略④
こんにちは、ROUTEMAP COFFEE ROASTERSです。
こちらの記事で今回のテーマの最後となります。
今回のテーマでは、World Coffee Researchが公表した『新5ヵ年戦略』の内容を噛み砕きながら解説する内容となっております。
こちらの記事では、
について詳しく解説しています。
ホームページで掲載されている資料と併せて読む方がおすすめですので、ダウンロードされて
World Coffee Research 新5ヵ年戦略③
こんにちは、ROUTEMAP COFFEE ROASTERSです。
前回の続きになりますが、今回のテーマではWorld Coffee Researchが公表した『新5ヵ年戦略』の内容を噛み砕きながら解説する内容となっております。
こちらの記事では、
について詳しく解説しています。
ホームページで掲載されている資料と併せて読む方がおすすめですので、ダウンロードされていない方はこちらからどうぞ
World Coffee Research 新5ヵ年戦略②
こんにちは、ROUTEMAP COFFEE ROASTERSです。
前回の続きになりますが、今回のテーマではWorld Coffee Researchが公表した『新5ヵ年戦略』の内容を噛み砕きながら解説する内容となっております。
こちらの記事では、
について詳しく解説しています。
ホームページで掲載されている資料と併せて読む方がおすすめですので、ダウンロードされていない方はこちらからどうぞ
World Coffee Research 新5ヵ年戦略①
こんにちは、ROUTEMAP COFFEE ROASTERSです。
World Coffee Research(WCR)は、コーヒー生産者の生活向上を目的とし、2012年に設立されたコーヒー研究機関です。
この機関が発信するコーヒーの研究成果は業界において非常に有益で発展性のあるものであり、我々コーヒー業界に従事する者たちにとっては消費者や自国のコーヒーシーンに共有するべき重要な情報が多く掲載
【GUATEMALA/Finca La Soledad H1】:コーヒーの”ハイブリッド品種”とは?
こんにちは、ROUTEMAP COFFEE ROASTERSです。
今年もグアテマラ/Finca La Soledadから、素晴らしいクオリティのGeisha種、そして新たにH1種のコーヒーが届きました!
ROUTEMAPでは、Soladad農園のGeisha種は一度提供していますが、H1種のコーヒーは今回初めてとなります。
日本のコーヒーショップではなかなか見ることがない品種だと思いますが
“実験的プロセス”コーヒーの市場価値と生産のリスク②
こんにちは、ROUTEMAP COFFEE ROASTERSです。
前回に引き続き、“実験的プロセス”による精製が果たして消費者側と生産者側でどのように認識され、どのようなギャップがサプライチェーン内で起こっているのか。
また、コーヒー生産者に与える影響、農園の規模ごとで見える市場格差について、世界中で発信されているリソースを引用しながらまとめていきたいと思います。
4)絶大な付加価値と導入
“実験的プロセス”コーヒーの市場価値と生産のリスク①
こんにちは、ROUTEMAP COFFEE ROASTERSです。
コーヒーの生産において『精製』は重要なプロセスの一つです。
精製とは、収穫したコーヒーチェリーから中の種子を取り除き、乾燥させる工程のこと。この乾燥した種子が、コーヒーの『生豆』として世界中に流通します。
この工程を経ることで、コーヒーの素材品質を保つだけでなく、特定の風味を強化したり、新しい風味を作り出したりすることができ
グアテマラ/マタケスクイントラの事件の詳細、その背景について【経過追記②】
こんにちは、ROUTEMAP COFFEE ROASTERSです。
先日、インスタグラムにてBOWS COFFEE ROASTERSからマタケスクイントラで起きた銃撃事件の経過報告がありました。
(事件の詳細については下記リンクからどうぞ↓)
この銃撃事件…エスコバル鉱山事業に対抗するレジスタンスメンバーのフリオさんが自宅を襲撃されました。
負傷したフリオさんは入院していましたが、入院費を