教員の残業代裁判について考える。


公立小教員が定年間際に教員のサービス残業の現状を訴えた。次世代に引き継がないように、改善するために立ち上がった事がニュースとなっている。まだ小さいニュースではあるが、今後もっとメディアに取り上げられるべきニュースであると個人的には思っている。

日本の教育は今後の財産となる人材育成を担う重要なポイント。中途半端な改善ではダメである。指導者側に優秀な人材が集まらなければ意味がない。だからこそ労働環境の改善は必要である。

正直学校教員のブラック労働、サービス残業は酷すぎる。教育業界全体の話になるが、子どもを人質に逃げられないだろう、責任がある仕事だろう、好きな仕事だろうという部分に甘えてしまっている事が長年当たり前に続いてしまっている原因だろう。

やらない人が増えれば流れは間違いなく変わる。法的に正式におかしい事を証明するしかない。だからこそ全国各地で同様の訴えを起こすしか方法はないのかもしれない。本気で変えるには法的対抗策しかないんだよ。

小中学校教員の勤務時間は単純計算してもおかしい。特に小学校であればほぼ担任の先生が授業をおこない、休憩という時間も給食や見守る対応となるので極論1人で休む時間すらないのが現状。中学校であれば確かに教科ごとであるので授業がない時間が存在するかもしれないが、その間に雑務をこなして放課後は部活動指導になる。

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