おすすめ最新刊情報_小説編_-3

<おすすめ最新刊情報>〜1月小説編Vol.4〜

個人的におすすめ小説の最新刊をまとめておりますので参考にしていただければと思います。

「そこから地獄がはじまった。」наяч (著)

美容師の水原色葉は親とうまくいっていない。けれど幼馴染で恋人の成木青の実家で、彼の理解ある両親が見守る中、穏やかに暮らしていた。―二か月前に記憶を失ったことを除けば。恋人であるはずの青に全くときめかないことを不思議に思い始めていたある日、色葉は金子祥太郎という有名な美容師に出会い、恋に落ちてしまう。それに気づいた青が色葉を束縛するそぶりを見せるようになるが、「あること」をきっかけに、色葉の失われた記憶が徐々に呼び覚まされていく。それはかつての、地獄のような日々だった―。

「折り鶴の恩返し」真鍋卓 (著), おしおしお (イラスト)

「祈ると折るって字が似てるよね。だから私は、君に千羽鶴を折るんだよ」
15歳の若さで病死した折原イノリは、目を覚ますと真っ白な雲の上のような空間にいた。狼狽するイノリの前に時量師神と名乗る神が現れる。曰く、イノリのために千羽鶴を折ってくれた幼馴染の少女はイノリの死をきっかけに無気力になってしまった。少女が折った折り鶴を媒体にイノリを蘇らせるから、彼女を更生させろ、と。再びイノリが目を覚ますと、そこは無気力なった幼馴染、小日向かおりが通う月影高等学校の職員室。イノリはその高校の教師として、かおりに正体がばれないように、彼女が抱える悩みを解決すべく奔走する。これは少女の笑顔を取り戻す物語。

「まったく、青くない」黒田小暑 (著)

天性の歌声を持つギンマと、彼の才能を信じて集まった、同じ大学に通うサミン、ランジ、ハルの4人は、東京の端に建つシェアハウスで共に暮らし始める。男女4人の関係は、美しい均衡を保っているかに思えたが、実はそれぞれが人には決して言えない秘密を抱えていた。差出人不明の白い封筒が、鈍い音を立てて「青春」をゆがませていく。ときに相手を傷つけ、ときに傷つけられ、4人がそれぞれに選んだ道とは――。
犯されたくなかった自分だけの居場所、ぶつけどころのない孤独、信じていたものに裏切られる絶望、抗いがたい嫉妬心、目をそらすことのできない淡い恋心。青い春とは、いったいなんなのか? 24歳の若き才能が叫ぶように描いた、生々しさが心を貫くリアルな青春小説!!

「ヒマワリ高校初恋部!」辻堂ゆめ (著) 吉田ばな (イラスト)

私立向日葵高校では、今年から生徒全員が何らかの部活動に入らなければいけないことになった。帰宅部だったハルは、苦し紛れに「初恋部」という名の部活を自ら設立して部長に就任する。生まれてこの方恋を一度もしたことがない女子生徒が無事初恋をできるようにする―というわけのわからない活動目的を掲げ、所属部員が自分一人という部活を作り上げたのだ。しかし、誰も入ってこないと思っていた「初恋部」に、なんと続々と入部希望者が現れ始めた!まだ初恋の経験さえない個性豊かな女子高生四人がひょんなことからさまざまな謎にぶつかり、それを解き明かしていくことになる―。

「かなりや荘浪漫 2 星めざす翼」村山 早紀 (著)

傷ついたひとたちが立ち上がる姿を優しく描く人気シリーズ、待望の第二弾。母親が失踪し、アルバイト先もクビになったが、ひょんなことから「かなりや荘」で暮らすことになった茜音。彼女は元漫画家の幽霊・玲司や、編集者の美月にその才能を見出され、漫画家をめざすことに。そして新しく創刊される漫画雑誌の「新人賞」を巡り、茜音と美月のコンビに好敵手たちも現れ!? そんな折、かなりや荘に怪しい新住人がやってきて、事件が……。茜音の母・ましろの旅を描いた番外編「空から降る言葉」と、PHP文芸文庫版のための書き下ろし番外編「冬の魔法」も収録。

「京都寺町三条のホームズ : 13 麗しの上海楼」望月麻衣 (著)

ジウ・イーリンに請われ、美術展での鑑定のために円生、小松とともに上海を訪れた清貴。優雅な上海滞在のはずが、突然、菊川史郎からニューヨークにいる葵の隠し撮り写真が送られてくる。史郎は葵の身の安全を条件に、清貴に、ある絵を盗み出すように言う。清貴は葵のため、そして家頭誠司の汚名を晴らすために立ち上がる――上海とニューヨークをまたにかけた2ヶ月連続刊行、第一弾!

「結婚が前提のラブコメ」栗ノ原草介 (著)吉田ばな (イラスト)

水無月結衣(26♀)、婚活中。“結婚できない人を結婚させる仲人”、白城縁太郎は今日も婚活女子のサポートに奔走している。言動がアレなエロ漫画家、牡丹。(26♀)ひたすら玉の輿を狙う元令嬢、カレン。(年齢非公表♀)究極のダメンズほいほい保育士、まひる。(30♀)そして、なにやらワケありなリケジョ……結衣。(26♀)結婚するには難アリな彼女たちと過ごす、第二の青春。ぜったい結婚したい系婚活ラブコメ、ここに開宴!

「自生の夢」飛浩隆 (著)

73人を言葉だけで死に追いやった稀代の殺人者が、怪物〈忌字禍〉を滅ぼすために、いま召還される。10年代の日本SFを代表する作品集。第38回日本SF大賞受賞。

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