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ネットという無法地帯と、自分の弱さを認める強さ

ロッシーです。

木村花さんのニュースを聞いて、ちょっと思うところを書きます。

いまや、誰もがネットで情報発信することができる社会です。

なんでも発信できるというのは便利です。お金儲けもできる可能性もあります。

でも、物事は表裏一体ですから、裏の面、ダークな面もあります。


ネットの世界は無法地帯

ネットの世界は、北斗の拳と同じ無法地帯です。

なんでもあり、「やったもの勝ち」の世界です。

その世界に参加しているのがどのような人なのか、あなたには分かりません。

中には変な人もいる

中には危険な人もいるかもしれません。そういう人があなたの記事を読んでいるかもしれません。

そういう人は、自分の行動がおかしいとは思っていません。

勝手に人の家にあがり込んで罵詈雑言を吐くなんて、リアルの世界であれば誰もしませんが、ネットの世界では、そういうことを平気でする人がいるのです。

リアルの世界なら刑罰が適用されますが、ネットの世界では、匿名性のためそこまで至ることはほぼありません。プロバイダに開示請求をして訴訟をすることも現実的ではないでしょうから。

だから、そのような攻撃をやめさせることは事実上不可能であり、あなたにとって、それはコントロール外のことなのです。

そういう無法地帯で情報発信をしているのだという自覚は常に持っておいたほうが良いと思っています。

私達はケンシロウではない

北斗の拳のケンシロウみたいにめちゃくちゃ強ければ、ネットでどんなに汚いコメントや傷つける言葉をくらっても、平気でいられるでしょう。

でも、そこまで強い人なんてほとんどいません。

「自分はメンタルが強いから、そんなものスルーできる」

と思う人もいるかもしれません。

でも、実際に誹謗中傷されたことがない人が、なぜそう自信をもって思えるのでしょうか。そういう風に考えることは結構危険だと思います。

むしろ、「自分はそういうことをされたらおそらく耐えられない」と思っているくらいのほうがいいと思います。

そもそも、「戦うことが目的で情報発信しているわけではない」のですから、そういう攻撃に対して心の準備ができていないわけです。

そのような状況で実際に攻撃をされたら、心に傷を負うことは避けられないでしょう。

強くなる必要はない

ネットでの攻撃に慣れればメンタルが鍛えられて、簡単にスルーできるようになるのかもしれません。

でも、別にメンタルを鍛えるために情報発信しているわけではありません

だから、強くなる必要なんてありません。

 ・反応しない

 ・関わらない

 ・戦わない

これが大切なことだと思います。

別にやり返しても何の得もありません。

やり返してうまくいくのは漫画の世界だけです。

弱いなら弱いなりの対処法が必要なのです。

自分の弱さを認める強さ

自分の弱さをきちんと認めることは、ネットの世界だけではなく、リアルの世界でも大事なことだと思います。

「自分は弱いからダメだ」と自己憐憫に陥る必要はありません。「自分のここが弱い」と客観的に自分を認識することが大事です。

もし、あなたが自分の弱さを認めていたら、あなたは強い人だと思います。

他人があなたの弱さを攻撃してきても、自分でもう認めてしまっているのだから、反撃する必要もありません。

「はい、その通りですね。」となるだけです。

でも、「自分は弱くないんだ、強いんだ」と思っていたらどうなるでしょうか。

もしも他人があなたに否定的なことを言ってきたら、それを認めたくないから反応し、関与し、戦ってしまうわけです。

無法地帯では、生き残ることが大事

ネットという無法地帯では、言葉という武器をつかって他人を攻撃する人が存在します。

だから、そういう人とは関わらないようにしましょう。最悪の場合、noteをやめたっていいのです。

まずは生き残ることが最優先です。生き残れば、また情報発信することはいくらでもできるでしょう。

この記事を読んだ方が、そんな状況にならないことを祈ります。

Thank you for reading !

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