【飲食業界ニュース(12/11-12/15)】今週公開された気になるフードビジネス記事を[PICK UP!!]
こんにちは。hibana編集長の本橋です。
毎週土曜日は今週1週間の間に公表された『フードビジネス』に関する最新ニュースをまとめてご紹介していきたいと思います。
飲食業界の今週のトピックス(12/11-12/15)
ロック・フィールドオンラインショップに期間限定の定期便が新登場!「毎月とどく、美食便」「うつわと料理の定期便」12月11日販売開始
食品の定期便(サブスク)は定番となり、解約しない限り、継続されるというのが一般的になりました。ただ、その一方で、発送回数が限定されたパッケージが逆に珍しく感じました。また、料理と皿がセットというのも、意外とないパッケージに感じました。そう考えると、サブスクの進化は、これからも継続されそうです。
来年は辰年、「ドラゴンイヤー」日高屋5年ぶりのドリンク新メニュー「ドラゴンハイボール®」で乾杯!
「ドラゴンイヤー」「ドラゴンハイボール」見ただけで、印象的なキャッチコピーです。年明けはドラゴンメニューが多くのお店で見られそうです。1月の1ヶ月間だけでも、この流れに乗っておいても良さそうです。
2023年下半期50代前後の女性が選ぶトレンドランキング
50代前後の女性はYouTubeが情報収集源とのこと。トレンドランキングも記載されているのでマーケティングに役立つ情報になりそうです。
2024年大注目!“のびーる”クロワッサン『のびクロ』の公式動画を公開!
2024年も新しい進化系クロワッサンがヒットするのでしょうか?注目しておきたいと思います。
【食品の値上げにともなう意識調査】食品の値上がりを感じている人は97%!食品の購入の仕方は男女で差があり!
値上げに関する消費者アンケートをピックアップしました。「外食」については、やはり頻度を減らす傾向が出ているようです。飲食店関係者に話を聞くと、今年の12月は客単価の高い貸切予約が多い傾向がある一方、ウォークイン来店が少ないとのこと。目的の明確な飲食シーンにはお金をかけるものの、そうでない飲食はしない意識が強いようです。12月の売上好調な飲食店を見ていると、営業年数が比較的長く、地元住民に人気のあるお店が多く、ファン層が厚い傾向です。デジタルなマーケティングが一般的となったものの、リアルなファンとの強い繋がりを持てる店舗であることが、繁盛店になる重要なポイントとなりそうです。
【生を超える冷凍を】冷凍熟成餃子ブランド「-ond°(オンド)」が12月12日(火)Makuakeにて先行販売開始!
商品のキャッチコピーが興味をそそります。餃子はすでに国民食ということで、様々な形態、味があるのも当たり前。そのため、このような新しい商品が発表されると食べてみたくなります。ブランドが作り込まれており、クラファンの購入金額もすでに高額集まっており、これからの展開に注目したいと思います。
料理SNS「スナップディッシュ」、2023年の料理SNSトレンド大賞を「せいろ蒸し」に決定
「せいろ蒸し・ライスペーパー・ネオ炊飯器・さつまいもスイーツ・握らないおにぎり・フォカッチャ・ノンアルコールドリンク」など一般消費者の関心度の高い、料理ワードがわかります。飲食店などフードビジネス事業者の商品開発のヒントになりそうです。
【新スープブランド】国産牛骨と鶏もみじを炊き出した真っ白なスープ"ボーンブロス"の新ブランド「Rich Soup」誕生
焼肉屋のスープブランド。牛骨スープということで、業務用、家庭用としても、新しいレシピ開発に繋がりそうな商材です。
開業者に朗報だ! 焼鳥の知識や技術を無料で学べるウェブサイトができた!【プレコフーズ】
焼き鳥に関する歴史〜焼き方まで、専門的な知識が学べるWebサイトが公開されたそうです。焼き鳥を提供されている飲食店関係者の方にはぜひ確認してみてください。
2023年の法人向けデリバリーは“進化系おにぎり”が席巻!検索数180%、企業の懇親会やロケ現場での需要増加
2023年のトレンド「おにぎり」その進化系おにぎりがやはりヒットしているようです。様々な進化系おにぎりが紹介されていますので、商品開発に携わるフードビジネス関係者の方はぜひチェックしてみてください。
UNCHI株式会社、初のまぜそば専門店「人類みなまぜそば 吹田店」が12月19日にグランドオープン!レセプションを開催!
最近、まぜそばの新店舗出店を見かけるようになりました。ラーメンとは似て非なる業態ということで、まだ進化の余地があるジャンルです。スープのあるラーメンとは異なり、調理のブレやオペレーションコストも低く、運営のしやすさもあります。2024年は注目される業態になるかもしれません。
豆腐から作る新食材「TOFU MEAT」、ビルボードライブ東京での取り扱いが決定
植物性食品ブランドが続々登場しています。市場は拡大するものの、競争が激しくなると思いますので、各ブランドがどのようなマーケティングを展開されるのか注目したいと思います。まだまだ、日常的には食べる機会が少ないのですが、今後どのような食体験を創出されるのか楽しみです。
くら寿司/10月期、国内・海外ともに好調で増収増益
回転寿司のくら寿司も業績好調のようです。
『人流が回復してきたことに加え、コストアップに対応するため、商品ごとにきめ細かく適正な価格を設定したことが奏功し、収益面の改善に貢献した。販売面では、2023年4月から地域の旬の地魚を毎週楽しめる「くらの逸品シリーズ」を本格導入し、2023年7月より取り扱いを全国に拡大した。』
大手企業のみならず、飲食業界では、材料と人材の細かいコントロールが重要になっています。そして、それに合わせた柔軟性の高いマーケティング(広告・販促など)を両輪をスムーズに回すことが必要です。
台湾最大の朝食ブランド「麥味登(マイウェイダン)」がついに日本初上陸!12月20日(水)より、日本の台湾朝食専門店「wanna manna(ワナマナ)」限定で人気のハンバーガーメニューを発売!
台湾からの新しいブランドが上陸しました。海外の食ブランドが続々上陸していますが、競合も多くなっており、事業展開が難しい印象です。今後どのような展開をされるのか注目です。
UCCの飲まないコーヒー『YOINED(ヨインド)』自社ECサイトにて年内の販売目標をわずか5日で達成!初の試食体験(有料)の開催が決定
コーヒーの新しい体験。私も普段、コーヒーを飲むことが多いため、ぜひ試してみたいと思います。飲食の概念を変える商品はヒットさせる可能性が高いと思います。スタバのフラペチーノ、食べるラー油など。今後のブランド展開に注目したいと思います。
飲食店が選ぶ「2024年注目の街と食トレンド」調査結果を発表
「飲食店リサーチ」
渋谷駅周辺の開発はやはり注目です。また、麻布台ヒルズのオープンもあり、六本木、銀座、東京駅あたりがインバウンド含め、活性化しそうなのは納得です。店舗出店など検討されている事業者様に参考になる情報です。
ホットランド/栃木県に新業態「釜めしと蕎麦 かまど」オープン
銀だこを運営するホットランドの新業態オープンの情報です。釜飯もそばも昔ながらの日本食。新しい体験価値を提供することで、ヒットの可能性があります。
【飲食店向け】オーダー業務をデジタル化するCASHIER ORDERの無料機能が大幅に拡張!
ここ数年でモバイルオーダーが普及、セルフ注文も一般的になりました。新しいサービスも続々登場しているので、取り上げてみました。これから、飲食店開業する事業者様にはモバイルオーダーやセルフオーダーシステムは必須ツールかと思います。
ちなみに、最寄りのサイゼリヤに行ったところ、モバイルオーダーに切り替わっていました。ファミレス大手でまだ未導入だったサイゼリヤが導入されたこともあり、店舗の購入、注文はセルフが定番、そして常識になりつつあるかと思います。※サービス料が発生する高級店以外については。
有名ラーメン店の店主500人が選ぶ「本当においしいラーメン店」「宅麺.com」が “JAPAN BEST RAMEN AWARDS 2023” を発表
有名ラーメン店が紹介されています。ラーメンのお取り寄せや、自動販売機が普及し、やはり飲食店ビジネスモデルはマルチチャネルの時代になったと強く感じます。
(※こちらで紹介するニュースは、主観にもとづいて、記事を取り上げております。また、個人的な感想も添える場合もございます。)
目に付いたニュースがありましたら、気軽に読んで頂ければ幸いでございます。
今週1週間のニュースまとめ
今週も食に関わる様々なトピックスを取り上げました。
今週は、2023年のトレンド情報から新店舗、アンケート情報までフードビジネスのマーケティングの参考になりそうな幅広いジャンルのニュースがありました。2023年〜2024年の動向も見えてくるニュースが多くなってきましたので、ぜひチェックして頂ければと思います。
引き続き、フードビジネス事業者様に役立つ情報を取り上げていきたいと思いますので、宜しくお願い致します。
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