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【私が病気になるまでの話3】


前回に引き続き、コンクールを頑張れた理由について書いていきます。
1つ目は母のために。
そして2つ目は、同じ回に出ていた私がとても尊敬していたピアノの先輩(後に付き合うこととなる)もエントリーしていたからです。

当時は付き合っていませんでしたが、お互いに刺激しあって本選の先にある舞台の1位を目指していました。
私の先輩もお互いのことが好きなのはなんとなく気がついていました。そんな関係で励まし合っていたら練習へのパワー出ないわけがありません。(若いっていいですね)


その2つが私に力を与えてくれました。

その本選が終わってからしばらくして私は先輩と付き合うことになりました。

私は過去に恋愛においてトラウマを抱えていました。
中学生の時に付き合っていた男の子に対して私は恋愛感情を持っていなかったのです。
結果、その男の子を″騙して″付き合っていたのです。最低です。今でもそのときの自分が許せません。

言い訳にしかなりませんが、それには理由があり、その男の子は1番仲の良い友達だったのです。

『ここで振ってしまえば関係は途切れてしまう』

そう思ったら男の子の告白を断ることが出来ませんでした。若いゆえに考えが甘かったと別れた後にとても後悔した私は自分を責めました。


"私は恋愛において人を騙してしまった。そんな私に誰かと付き合う権利なんてない"


そう思って誰かと付き合うことをやめた私は、男友達と必要以上に仲良くすることもやめました。

誰と付き合うこともなく、誰を好きになることもなく3年間経ちました。
高校に入って憧れていた先輩から『付き合ってほしい』といわれた時『私も好きなんだけど付き合う権利は私にないから』と言って1度ならず2、3度は断りました。でも、『そのトラウマも治してみせるから』とお願いされたりもして8時間ほど学校で考え続けた結果、付き合うことを選びました。


ここまでは序章になります。
必要な登場人物として元彼氏も登場させました。
次回から私の人生は少しずつ少しずつ歪んでいきます。



 

(あとがき)
小中の間付き合っていたこと、未だに本当に許せない。そんな過去の私の存在が気持ちが悪い。本当に何してるの私。私は私のことを許しません。

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