Riz de Maman -リズドママン-

季節の恵みをお気に入りの調理器具を使い、おにぎりやスープ、おやつを作っています not…

Riz de Maman -リズドママン-

季節の恵みをお気に入りの調理器具を使い、おにぎりやスープ、おやつを作っています noteでは、レシピを中心に暮らしのあれこれを綴っていきます Instagram→https://instagram.com/riz_de_maman?igshid=YmMyMTA2M2Y=

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シェフじゃなくてシュフ

「どこの調理学校を出られたんですか?」と尋ねられることがあります その度、「シェフじゃなくてシュフなんです。家族のために作り続けていたものをお出ししています。」…

慌てた味

料理はかけた時間分だけ美味しくなるものではないが、かけた思い分美味しくなると感じる 慌てて作った料理は、どこかしら尖っていて攻撃的な味がするのは私だけではないと…

情報を吟味する

今日もまた、テレビにラジオにスマホにと 様々な媒体を通して情報が飛び込んでくる 30年余も前に「第二種情報処理技術者」という国家資格をとった 私にいま履歴書を書く…

喜び

この一年で随分と体力が落ちたと感じる 「体力の縫い代がない」とでも言おうか そのギリギリの縫い代を気力という糸で縫い合わせ命の衣をまとう 今年も胡蝶蘭が咲いた 202…

月餅

母は月餅が好きだった 赤い箱に入った月餅を義兄が出張土産にと届けてくれ、その時に「お義母さん、月餅好きだから」と言葉を添えた 小学生だった私はその一言があったか…

らしさ

金柑トリュフチョコレートの礼状として 昨日、郵便受けに届いたポストカード そこに端的に綴られた文章は 読み手である私の心に染み入り 水紋のように琴線に触れつつ広が…

徒然なるままに

土鍋ご飯のレシピを投稿してから、随分日が経ってしまいました 生来のものくさと、何がしたいのかまとまってないのに始めたのがよくない ならば、いっそのことまとめなく…

土鍋焚きご飯

ひとつめのレシピは「土鍋焚きご飯」! 小さい頃からお米が大好きで、納戸の米櫃のふたを開けては、お米のその手触りと匂いを楽しんでいました そして多分、いまこうして元…

シェフじゃなくてシュフ

シェフじゃなくてシュフ

「どこの調理学校を出られたんですか?」と尋ねられることがあります
その度、「シェフじゃなくてシュフなんです。家族のために作り続けていたものをお出ししています。」とこたえています

季節はもとより、家族のその日の体調や心の状態をみながら食卓を整えたり、お弁当を詰めたりと、台所は私が自由にプロデュース出来る場所
そのことに喜びを感じ、それが高じて『おかあさんの台所 Riz de Maman -リズドマ

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慌てた味

慌てた味

料理はかけた時間分だけ美味しくなるものではないが、かけた思い分美味しくなると感じる

慌てて作った料理は、どこかしら尖っていて攻撃的な味がするのは私だけではないと思う

どんなに時間が無くても
素材への感謝や
今日を生かされていることへの感謝は忘れずにいたい
そうして作られたものを口にすると優しい気持ちになれるよね

情報を吟味する

今日もまた、テレビにラジオにスマホにと
様々な媒体を通して情報が飛び込んでくる

30年余も前に「第二種情報処理技術者」という国家資格をとった

私にいま履歴書を書く機会が訪れたとしても、きっとこの資格は書かない
いまの私を表現するに意味がないと思うし、いまの私をIT系のエンジニアとして求める人はいないであろう

ただこの資格を取るための勉強は、いまもとても役に立っている
・この情報は何を表してい

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喜び

喜び

この一年で随分と体力が落ちたと感じる
「体力の縫い代がない」とでも言おうか
そのギリギリの縫い代を気力という糸で縫い合わせ命の衣をまとう

今年も胡蝶蘭が咲いた
2020年に我が家にやってきた子
やってきてくれた次の年は、この子も休みたかったのであろう花芽をつけなかった
土を変え、鉢を変えてあげようと抜いてみたら
草臥れた根っこが見えて申し訳なさでいっぱいになった

この子の声を聴き
水を遣り

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月餅

月餅

母は月餅が好きだった
赤い箱に入った月餅を義兄が出張土産にと届けてくれ、その時に「お義母さん、月餅好きだから」と言葉を添えた

小学生だった私はその一言があったから
母の好物を知った
母は私が中学2年の夏に旅立った
ドライフルーツ入りが好きだったのか
黒胡麻餡が好きだったのか
どちらも好きだったのか
いまや確認するすべもないが
おそらくどちらも好きだったように思う
きっと月餅のデザインも好きだった

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らしさ

らしさ

金柑トリュフチョコレートの礼状として
昨日、郵便受けに届いたポストカード

そこに端的に綴られた文章は
読み手である私の心に染み入り
水紋のように琴線に触れつつ広がっていく

貴女らしい一品、
「らしい」は
作ることの
求めることの
一等では。

このポストカードの送り主は
永年、陶芸を続けてられていて
土や水、火に触れて
森羅万象を肌で感じてみえたであろうお方
そのようなお方から
「らしい一品」

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徒然なるままに

徒然なるままに

土鍋ご飯のレシピを投稿してから、随分日が経ってしまいました

生来のものくさと、何がしたいのかまとまってないのに始めたのがよくない
ならば、いっそのことまとめなくていいんじゃないかなと思うに至り
ものくさも大いに認め、ここからは時々「ひとりごと」を綴っていくことにします

早々にフォロー頂いた方ありがとうございます
そして、ごめんなさい
こんな私ですが、引き続きお付き合いいただければ嬉しいです

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土鍋焚きご飯

ひとつめのレシピは「土鍋焚きご飯」!
小さい頃からお米が大好きで、納戸の米櫃のふたを開けては、お米のその手触りと匂いを楽しんでいました
そして多分、いまこうして元気にいられるのは、お米のエネルギーのおかげもあると感じています
火と土の力をかりて焚き上げたご飯には、より一層の美味しさがあります

食卓のまんなかにふっくら艶々のご飯をぜひ!

(材料)3合分 
◯米・・・450g

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