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休職しないためのビジネスパーソン日々の再起動 ⑥〜「楽しめることは2つ持つ」の意味

本日の内容

本日は、「楽しめることは2つ持つ」ということをお伝えします。楽しめることは、実は2つ以上あった方がいいのです。私が行った「楽しめること」と、それが良かった理由について、お話します。

過去の記事より(自己紹介)


過去の記事より(前回の投稿)


過去の記事より(リワークって何?)



もう一つの楽しめること


リワーク前からやっていた「楽しめること」をもう一つお伝えします。それは、初動負荷トレーニングです。


皆さんの多くは、マシントレーニングというと、「マッチョな人がやる」とか「重くてつらい」とかの印象があると思いますが、このトレーニングは、さにあらず。あのイチローさんも利用しているトレーニングで、筋肉の体積を増やすことよりも、筋肉の柔軟性の向上や、関節の可動域の拡大に主眼を置いているトレーニング手法で、特殊なマシンでトレーニングします。終わった後は、身体全体がほぐされ、リラックスできます。翌日に筋肉痛に襲われる一般の筋トレとは、全く体感が異なります。このトレーニングを私は、ほぼ毎日ジムでやっていました。運動にもなり、疲労回復にもなるトレーニングでした。今でも、土日はほぼやっているルーティンです。つまり、リワークに入る前から、私は、朝、トレーニングジムの開店時間に合わせて、外出し、その後、図書館で数学の問題を解くという生活を始めていました。

「メンタルディスオーダー」≒「生活習慣病」

私が通ったリワーク施設では、個々人が自力で、復職に向けた課題を設定し、それをレポートでまとめることをしていました。個々人の課題とは言え、話を聞いていると大半の人が運営スタッフさんから言われることがあります。それは、①栄養をきちんと摂ること、②適度な運動をすること、③睡眠時間を確保すること、④適切な気分転換の方法(コーピング)を持つことです。リワークでは、コミュニケーション方法や、認知行動療法等を活用した心理的なメソッドを学びます。ただ、それらは、単なるスキルで、ベースになるのは生活習慣です。つまり、メンタルディスオーダーって、生活習慣病だなと私は感じました。本日の記事は、上記のうちの②と④に影響しますが、ここができてくると、③の睡眠にも好影響が出てきたというのが、私の実感です。一方で、運動が苦手な人にとっては、長距離のウォーキングや筋トレという行為は、結構厳しいと思います。勿論、「ウォーキングや筋トレが楽しい」という人は、それでいいのですが、運動自体がストレスになっているようでは、本末転倒です。
以上より、楽しめることは、動的なものも入れた方がいいということになります。そして、その楽しめるものが生活習慣の改善に繋がる流れが、私にとってはよかったのだと、当時を振り返って、そう思えるようになりました。

本日の教訓


楽しめることは、静的なものと、動的なものを持ち、ルーティンにするといいです。それが生活習慣のリズムを整えるきっかけになります。生活習慣のリズムは、メンタルヘルスの基礎となり得るものです。

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
皆さま、それぞれの成功をお祈り申し上げます。

注:上記は、私の個人的な体験に基づく見解です。外出自体が難しいメンタルレベルの方は、無理をしないで、自分にとっての「楽しめるレベル」を探してください。


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