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休職しないためのビジネスパーソン日々の再起動 ②

おはようございます。

前回投稿は、リワークというものが、どんなもので、どんな人が来ているのか、大雑把な形でお知らせしました。本日は、その続きで、リワークがどんな活動なのかもう少し詳しくお伝えしてまいります。

前回投稿

リワークの通所頻度


リワークの利用者は、前回お伝えした通り、ケガで言うなら「足を骨折して、長時間動けなかった人が、松葉杖で歩けるようになった状態」ですから、いきなり、毎日、施設に通うのは、負荷が大きいため、徐々に通所頻度を上げていくという措置が取られます。私が通っていた施設では、1週間の通所日数が1日から始まりました。大体、以下のような増え方でした。

①週1日を1週
②週2日を2週
③週3日を3週
④週4日を4週
⑤週5日は、卒業するまで

朝は、8時45分までに入り、16時00分で、終了します。また、上記の通所日数の増加ペースは、目安であり、体調悪化などがあれば、同じリワークの参加日数を繰り返したり、人によっては、通所回数を減らすなどの措置が取られます。

施設内の1日


8時45分〜9時 
朝礼、日直のスピーチ、ラジオ体操

9時〜12時
午前のカリキュラム

12時〜12時45分
昼休み

12時45分〜15時45分
午後のカリキュラム

15時45分〜16時
夕礼、清掃後解散

ラジオ体操があるのが、ちょっと驚きました。狭いところでやるので、やや窮屈ですが、意外と気持ちがいいものです。
清掃については、かなり細かな役割分担がされていて、トイレの掃除は、通所して日が浅い通所者には割り当てされません。
カリキュラムの詳細は、日を改めてお伝えします。

リワークの「卒業」


週5日通所になり、復職に向けてのレポートを完成させることが目標であり、成果物ということになります。勿論、レポートができさえすればよいという話ではなく、勤務先の復職の受け入れなどのタイミングも影響します。ただ、このレポートを完成させることは、「卒業」の要件なので、このレポートの作成に向かって、様々なカリキュラムをこなしていくことになります。

リワーク施設内での役割分担


リワーク施設には、約20人くらいの通所者がいて、あたかも一つの職場であるかのような雰囲気があります。その中には、リーダーとサブリーダーが1名ずついます。リーダーとサブリーダーは、施設の運営スタッフから指名されます。メンバーは、当然、新規入所者もいれば、卒業間近の人もいて、入れ替わりが発生します。新規入所者は、リーダーとサブリーダーから、オリエンテーションを受け、リワーク施設での生活がスタートします。

本日は、ここまでとし、次回は、カリキュラムの詳細や、当時、私が考えていたことについて、触れていきたいと思います。

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