見出し画像

休職しないためのビジネスパーソン日々の再起動

おはようございます。

段々、蒸し暑くなってきましたが、いかがお過ごしですか?

この記事のねらい

方向性としては、私自身が体験したリワーク(復職訓練)の内容と、復職後の過ごし方について言及していくことにします。まだ、世間では、「リワーク」という言葉は、あまり知られていないです。私が、このようなことを書くのは、このリワークというものを知っていただくことで、これから、リワークを受けようという人や現在リワークを受けている人に、何らかのヒントになる話、希望のようなものを感じて欲しいと思っています。

加えて、リワークを受ける人を抱えている職場の管理職や同僚の方にも、復職しようとしている人とどんな接し方をしていけばよいのかヒントになると思ったからでもあります。

更には、現在、何らかのストレスを感じながら、仕事をしている人にとっても、ヒントになることが伝えられるはずです。

リワーク≒リハビリ

リワークとは、「return to work」の略語で、長期間休職していたビジネスパーソンが、職場に復帰する前に行う訓練のことです。

訓練を行う施設は、私の場合は、精神科のクリニックの関連法人が運営していました。リワーク施設は、自分が治療を受けている医院と、同一である必要はなく、私の場合は、別のところでした。訓練の内容は、施設によって、様々なようですが、私の場合は、個人的な自由課題(レポートなどの作成)の他、メンタル疾患について学ぶ時間、プレゼンテーションなどのビジネススキルを学ぶ時間、認知行動療法による自己分析などの時間があります。

つまり、長期間、ビジネスの現場から離れていたビジネスパーソンが、職場復帰するためのリハビリを行うとイメージいただければ、ほぼその通りです。ケガをした人が、しばらく使うことができなかった身体を徐々に使えるように行うリハビリのメンタル版とお考えください。ただ違うのは、メンタルヘルスを乱した人は、ケガをしているわけではないですから、見た目だけで判別することはできません。

リワークに来る人はどんな人?

リワークの内容の話の前に、どんな人がリワークに来るのかをお話します。リワークに来るのは、主にメンタル疾患が原因で、長期間休職していて、その休職期間中に、ある程度、回復した人が来ます。先程のケガした人になぞらえるなら、「足の骨を折って、長期間身体を動かせなかった人が松葉杖を使って歩ける」という状態です。メンタル疾患において、日常の生活リズムがある程度安定してきていて、外出できて、会話ができて、職場に戻ろうという気力がそこそこある人というイメージです。ただし、服薬もありますし、活字を長時間読むことも難しい人が多いです。また、ちょっとしたことで、気分が落ち込んだり、気力が維持できません。仕事全般に関するカンのようなものも鈍っています。つまり、いきなり復帰して、以前と同じ仕事を続けるのは、難しい状態にある人でもあります。

本日は、この辺にして、続きは、明日以降、書いていきます。お読みいただき、ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?