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【管理栄養士解説】食べるのが遅くてイライラ💦子どもの「ダラダラ食べ」の原因と防ぐポイント


子育てお悩み相談テーマ

本日の子育てお悩み相談のテーマは「ダラダラ食べ」です。
保護者の方から寄せられたお悩みを見ていきましょう。

2歳の子供の母です。
うちの子はのんびり屋なのか、食事にものすごく時間がかかっています。
少し食べたかなと思ったら、食べ物で遊び始めたり、テレビに映ったキャラクターを見て興奮してしまったり、1時間経っても食べ終わりません
次の日に備えて早く夕食を食べ終えて、お風呂に入り、寝かしつけをしたくいのに、ダラダラ食べているのを見ているとついイライラして怒ってしまいます…。
どうにかならないでしょうか。

管理栄養士の回答

今回のお悩み相談に回答するのは、管理栄養士の藤井歩です。

管理栄養士 藤井歩
フリーランスの管理栄養士として特定保健指導、ダイエットサポート、栄養コラム執筆などに従事。また、バレエ教室の指導アシスタントやアクセサリー作家など幅広く活動しています。

ダラダラ食べの原因

親は急いでいるのに、子供がのんびり食べていると、ついイライラしてしまいますよね。
まずは、いわゆる「ダラダラ食べ」になってしまう原因を考えてみましょう。
主な原因には、「①食事環境」「②食事間隔や空腹具合」の2点が考えられます。

①食事環境の見直し

子どもが食べるのに時間がかかってしまう時は、まずは食べるのに集中できる環境かどうかを見直してみましょう。
テレビを見ながら、動画を見ながら、といった「ながら食い」をしていると、子どもが食べることに集中できず、箸も止まってしまいがちです。
食事の際にはテレビを消すようにしましょう。

また、テーブルの近くにマンガやスマホ、ゲーム、おもちゃなどが置いてあるということはありませんか?
子どもの意識が向いてしまいそうなものは、食事のときは目につかない場所に隠しておきましょう
食事の前にお片付けタイムを設けるのもおすすめです。

②食事間隔や空腹具合

子どもがしっかりとお腹を空かせた状態になっているかを確認しましょう。
食事の前におやつやジュースなどでお腹を満たしていると食欲が湧かず、ダラダラと時間をかけて食べてしまう原因になります。
食べる量も多くなり過ぎないよう、おやつの量を決めると良いでしょう。
おやつ用のお皿を決めておき、「おやつはこのお皿に入るだけ」と親子でルールを決めておくと、子どもだけでも量を調整できますよ。
また、食べた物が胃にとどまる時間には個人差がありますが、大体2~3時間といわれています。
例えば、18時に夕食を摂る場合、おやつは15~16時ごろには終えておくようにするなど、おやつと食事までの間隔が短くなり過ぎないよう、時間を調整してみましょう。

私の娘も食べるのに時間がかかる割に少食で心配していましたが、
上記のようなことを意識することで、少しずつ食べるペースが速くなり、しっかりと食べられるようになりました。
ぜひ参考になさってくださいね。 


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