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【管理栄養士解説】子どもの栄養バランスはどう整える?簡単!「手ばかり法」👐


子育てお悩み相談テーマ~栄養バランス~

本日の子育てお悩み相談のテーマは「栄養バランス」です。
保護者の方から寄せられたお悩みを見ていきましょう。

4歳の子供の母です。
好き嫌いが多く、食べムラがあります。
どうにかバランスよく栄養を摂ってほしくて、毎日様々な情報を取り入れながら料理に反映しているつもりです。
ただ、実際どれくらいバランスよく料理を出せているのか子供が成長に必要な栄養を十分に摂れているのか分からず、モヤモヤしています。

管理栄養士の回答

今回のお悩み相談に回答するのは、管理栄養士の浅野いずみです。

管理栄養士 浅野いずみ

子供の栄養が足りているかどうか、気になりますよね。
足りているか分からないままで食事を作るのは、おっしゃる通りモヤモヤします。
そんな時のお守りとなるのがベストバランスチェック法、「手ばかり法」です!
この方法で毎回1食分チェックできれば、自信をもって食事を出せます。
足りない場合は次の食事でどれだけ補えばいいかも分かるので、とても便利ですよ。
また、献立を考える軸となるので、「今日のご飯は何にしよう?」と考える時間が減ります。
ぜひ試してみてください。

手ばかりのやり方

お子さんの手の大きさを目安とし、次のように1食分をはかってください。

【1食あたりの量】
🌟主食(ご飯、パン、麺)…両手のひらに乗る程度

🌟たんぱく質(魚、肉、豆腐、卵)…片手のひらに乗る程度(卵は1食で半分が目安)

🌟野菜やきのこ・海藻類生の状態で両手のひら2杯分加熱した状態では両手のひら1杯分

🌟果物やいも類片手のひらに乗る程度

子供と一緒に行うことで食育に繋がる

家庭で秤を使って食材量を確認することはなかなか手間ですが、この手ばかり法を使うと、簡単にチェックできます。
お子さんと一緒にチェックすることで、食材の種類や働きに興味を持ち、自らバランスの摂れた食事を意識できるようになりますよ。

我が家ではファストフードなどの外食の際も、注文した料理を手ばかり法でチェックし、
「ハンバーガーだと野菜が足りないから今晩は野菜を多く食べようね。」
と確認し合います。
「手ばかり法」を使って、お子さんと一緒に楽しく、ベストバランスな食事を目指していきましょう!


保育園、幼稚園での食育講座(栄養相談/献立提案/給食便り資料作成等)を承っております。
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