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「女子の日」のつらさといったら尋常ではない。

女子の日のつらさと言ったら尋常ではない。そして長すぎる期間

多くの人が当たり前に経験していることなのになかなか話せない

生物的に「女」であれば大人になるまでに多くの人が経験するであろう、
「月経」いわゆる生理。
自分もこんな歳になったから、厚かましく恥ずかしげもなく(多少の、いや、かなり、恥ずかしさはあります。)こんなところに大っぴらに書いておりますが、
高校生くらいまでの若かりし自分は、このようなこと友人とも話す事ができませんでした。(女子校だったのに)
そして、大人になったからといって、女子同士仲が良いからといって、
誰とでも話せるようなことではありません。
人によってはかなり深刻なのに…。
なかなか難しい問題です。

月経に伴う諸症状と深刻さ

「pms」月経前症候群から始まり、月経が終わるまでと考えると、
月の半分以上??もしや、人生のほとんどをこれに左右されているのか、とすら思ってしまいました。多くの人と比較する機会などあるはずもなく、
自分がどの程度重症かもわかりません。
その時によって差はあるけれど、私は日常生活に明らかな支障が出る程、あらゆることに苦しみます。
pmsの時期から考えると、自分は明らかに
精神状態が不安定になります。
そして、強烈な眠気やだるさ、むくみ、食欲の増減、胃腸障害、すさまじく激しい腹痛、腰痛などなど、
実にさまざまです。
しかし!
「うつ病」
と診断され、内服治療をしている自分には、
それらの症状が、pmsなのか、月経随伴症状なのか、うつ病による気分の波なのか、はたまた薬の副作用によるものなのか、全く判断がつきません。
そして、ありがたいことに、現在お休みをいただいている私は、
年中お休み、引きこもりなので、滅多に用事がありません。
そんな諸症状たちに猛攻撃されようとも、
鎮痛剤を飲んで布団に潜ってじっとしているだけ。
それ以上のことはできないので、ありがたく
苦しみながら自由に休ませていただいております。

しかし、学校や仕事はそう休んでばかりいられないのが現実

しかし、程度の差はあるにしても、
これらの症状で学校や授業をお休みしたり、
仕事を休むことは、そう簡単ではないのが現実だと思います。

(詳しいことを正確には知らないので、間違っていたらごめんなさい)
いま、日本のあらゆるところで、生理による欠課、欠席によって、
受験で不利益になる事がないよう、という方針がたてられている、と時々耳にします。
どの程度の事なのか、また、それを誰がどう判断するのかなど私は知らないのですが、
(知りもせずにこんな事を書いてすみません…)
少なくとも、「体調不良により欠席」だけでは、その条件には当てはまらず、
「月経に伴う」ということを誰かしらが分かる、知られる必要があるという事になるのでしょう。
いまどき、「男女」などで区別した話は禁句ですが、
実際問題、思春期の女子が体調不良の理由が「月経」であることを
知られても構わない、と思うのでしょうか。
まして、男の先生に知られる、となるとどう思うのでしょう。

私は、学生時代からかなり生理に伴う諸症状に悩まされてきました。
本当に耐え難いこともあり、保健室に休みにいったこともあります。
しかし、「腹痛」といって、理由を聞かれないわけがないのです。
私個人の問題かもしれませんが、
当時は自分から「生理痛」という言葉は、言えませんでした。
保健室登校であれだけ何でも知っている、とても仲の良い先生なのに。笑
そのくらい、人によっては、デリケートな内容でもある、と私は思うのです。

そして、今の時代はわかりませんが、自分が学生だった頃の我が母校は、
中高一貫の女子校。
約1,500以上の生徒が生理痛を理由に保健室で休んでいたら、保健室はあっという間に溢れかえり、授業は成り立たないかもしれません。
というわけで、大体は、お腹を温めるように、温かいタオルを借りて、
トボトボと授業に戻るのです。
他にもあらゆる不快な症状があり、正直、温かいタオルごときでは、何も解決しない、
つまり「生理に伴う諸症状は我慢して生きるのが当たり前」というように理解して生きてきました。
実際、非常に耐え難い苦痛だったとしても、それを理由に授業や学校を休んでなどいたら、進級は難しいでしょう。
だから、どんなに辛かろうが痛かろうが、とりあえず、自席に座っている。
これが現実なのです。
これだけでも、なんて大変な人生なんだろう、と思っていました。

社会人になっても、状況は変わりません。
おそらく、自分は症状が重いほうだったのか、様子を見ていて
「今日調子悪いんじゃない?」と声をかけてくれる人もいました。
しかし、だからといって、そう簡単に仕事に穴を開けるわけにはいかないのです。
百歩譲って、自分に何も予定がなかったとして、
「ごめんなさい、体調不良で早退させてください」という事はあったと思います。
しかし、大抵は何かしらの仕事が入っているもの。
そう簡単に休むわけにはいかないのです。
「体調管理も社会人の大事なスキルだ」と研修の時に習いました。
がゆえに、
こんなことで休んではならない、皆誰しも我慢して生きているのだから自分も」と、
気休め程度に鎮痛剤を飲んで、とりあえず自分がすべき仕事をこなすのです。

いま思うと、婦人科に行けばよかったのかな、などと考えたりもするのですが、正直、「婦人科」というだけで自分にはハードルが高く、
これくらい、我慢するのが当たり前だ」と言い聞かせてきました。
今はありがたい事に(ありがたがっている場合ではないのですが。)、年中お休みをいただいておりますゆえに、
よほどの予定とバッティングしない限りは、
「鎮痛剤片手に、一日中布団にくるまっていられ、眠い時には寝る」
という生活をしております。

これが、また社会人に戻った時に、自分は果たして耐えられるのだろうか。
これもまた、悩みの一つだったりするのです…。

皆様本日も大変お疲れさまでした。
自分は、いつも以上に息絶え絶え、
一日何をしていたのだろうか。
何も思い出せない、おそらくうとうとしていたらこんな時間になってしまったのでしょう。
なんとも情けない「きょう」がまた一日、過ぎてゆきました。



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