その一言が。自分にとってはトゲのように突き刺さる。

前置き。つむ、実は…

ほんの数日前のこと。
どうしても行かないといけない用事があって、
ある人のところに会いに行きました。

自分は前から言っているように、
お片付けがとっても苦手で、
部屋のものはグチャグチャ。
出かける時も、ギリギリまで
あれがない。これがない。家族に急かされて。
遅刻することもちらほら。
うつ病が悪化して、出かけることがルーティン化しなくなってから余計かな。

今まで言ってなかったかな、
つむはADHDです。大人になって休職してからわかりました。
別にその4文字のローマ字ADHDのせいにするつもりもないし、
逃げるつもりもない、
だからと言って、否定するわけでもない。
つむはつむとして、もうここまで生きてきたわけで、
つむの特徴の一つ、とともに生きていくしかありません。

ささった一言は。

つむはお片付けが苦手でほぼ引きこもりだけど、
お出かけの時に、忘れ物がないように、
カバンは大きいです。
お荷物たくさん詰めてある。
それは、ここに入ってる、としておけば
わかりやすいし、忘れ物も大体ないから。
いつもいつも、いろんな人にからかわれる。
何入ってんの。今日も重そうだね。
そんなやりとりが多かったのは確か。自分が一番気にしていた。

そしたら、
何気ない会話の途中に、

「そのかばん持って旅行？お弁当持ってどこいくの。」

つむの高校の恩師。ではもうなくなりかけているけれど。
つむはとても傷ついた。
つむは今、声で話ができなくて。
色々と話し合いが必要な場だったから、
何かあったあらすぐ説明できるように資料とか
いろいろ、持ってた。
でも、そんなこと、相手は知りもせず。というのも当たり前だけど、
たったそんな一言で。
冗談をうまく交わす能力がない、のも悪いのかもしれない。
相手は悪気はないの、わかっているけど。
すごく、深く、傷ついた。

別れてから、
そんな関係のない一言を引きずって、
ひとりで泣いた。
今でもまだ、忘れられない。

相手の背景に想いを馳せ、想像すること。
時には、何気ない一言が致命傷になり得ること、
自分も学んだ。