「マジか」の3文字は凶器になる言葉。いまの私はその言葉を受け入れられない
「マジか。」
この三文字。何気ない三文字。
言葉は簡単に誰だって使える。簡単に使えるのに、ときに大きなパワーとなる。その言葉によって救われる人だっている。感動するくらい人を喜ばすことだってできる。
でも、その逆もある。
時には、言葉は人を傷つける凶器にもなる。言葉って簡単作り出すことができる。だけど、だけど言葉の使い方は簡単じゃない。
「マジか」っていう言葉は、凶気。世の中から一旦消えてもいい言葉じゃないんですかね。
「ねえ・・話きいて?」
「ちょっとまって」
「うん」
「今大丈夫、なんの話?」
「待って、あ、忘れちゃったかも。」
「マジか・・・」
「ごめんなさい。あ。思い出したよ。これね・・」
私は3文字の言葉で傷つくなんて今まで知らなかった。それもすごく簡単な言葉。友人との会話の中で、言葉を失うことなんてないと思った。
いつもなんでも受け入れてくれるタイプの友人。とてもやさしいし気遣いができる。本もよく読んでいて、しっかり人の話も聞く。文才にあふれている友人。そして、仲が良いからこそなんでも気軽に話せる関係性。
今まで喧嘩もしたことがある。でも、落ち着いてしっかり話合うことができる関係。
そんな友人の一言が私の胸に「ぐさっと刺さる」なんて今まで思っていなかった。
「マジか・・・」
この3文字がそんなにも多くの意味を持っているなんて、今までこれっぽっちも意識したことなんてなかった。そして、友人と言えど、他人は他人であることに変わりはないと思った。
そして、関係性が近いとからこそ、私は友人に自然と期待しすぎている自分がいることを自覚した。
「マジか・・・」って本当は失望しましたって意味なんだよ
「マジか」ってポジティブに使う人を見たことがない。
「マジか」という言葉は一見オーバーにも見えるリアクションで、感受性が高そうにも見える。でも本当の「マジか」という言葉の意味は、信じられない出来事や事象に、疑問、驚きなどの感情を表現ということ。
声の大きさやイントネーションが変われば、少しは違って聞こえたのかもしれない。
でも、今の私には友人の発した「マジか」という言葉が「あなたに失望しました。」という言葉に聞こえた。
私はもう「マジか」この3文字を使う友人にどんな言葉をかければいいのかわからない。いつもの私の対応に不満を持っているのではないか。だけど言いずらい環境を作ってしまっているのではないかなと心配ごとしか頭に浮かんでこない。
本当は友人が何を考えて私と時間を過ごしてくれているのか、わからなくない。友人だと私は思っていたけれど、相手にとってはそうではなかったのかもしれない。
言葉の意味を考えれば考えるほど、他人と接する時間に自信を持てなくなってきている自分がいる。
意図してなくても、仲良くなればなるほど他人への期待値は上がってる自分がいる
「他人に期待しない生き方」そんな生き方を選びたいと思うようになったのは、大学生の最初のころ。
他人にいろんな負の感情を持ってしまう自分の感情をもうコントロールできなくなった。自由な環境だからこそいろんな人と出会うことができる。簡単に仲良くなれる。
今までにはないいろんな楽しみ方を一緒にたのしめる友人がいる。以前、自分が話したい話題によって会う友人を決めるっていう文章を書いた。
それは、私がこの自由な世界で生きやすくするため。単に自分を守りたいっていうエゴイズム。でもそれでうまくいっている気がしてた。
だから他人に必要以上に期待しなくていい環境をつくることができていると思ってた。
それでも、本当の私は他人に期待したかった。その期待があるからこそ嬉しいやたのしいっていう感情がたくさん生まれる。そのいろんな感情を自由にもてる自分のプライベートの時間が大好きだった。
仕事ではない自分の心を許せる時間。そんなときに会えるプライベートの友人。何も考えていない時間でもそのままの私でいいよと言ってくれる友人と過ごす時間。
何よりも安心と安らぎの時間だった。
でも、今回の言葉にショックを受けたことで気が付いた。プライベートでも仕事でも人は人。他人は他人。
頻度やタイミングをいくら考えていても時間が経てばたつほど他人と一人ずつ仲良くなる機会が増えてる。結局、私は、人と接する機会があればあるほど他人を勝手に信じるようになっていた。
もし将来付き合う人がいたとしても、結婚する人がいたとしても、自分の子供が生まれたとしても、私以外は全て他人。人は他人なのだ。
そんな他人に期待してはいけない。
私がこれからも私であるために、心に誓った。
仲良くなればなるほど、きっと私はその人を怖いと思う。だから私は、今のわたしを守りたい
人と関係を持っていくには欠かせない「言葉」によるコミュニケーション。だけど、その「言葉」が今はとっても怖い。
友人にいわれた一言で傷ついた私がいた。その言葉を受け入れることができない自分になっていた。
いくら他人を信じようと思ったとしても、今は自分の感情の方を優先したい。いまの私がわたしを大事にできないのであれば、だれが私を大事にしてくれるんだろう。他人を大事にするのは今の私じゃなくて、未来の私なのかもしれない。
人は一人では生きていけないかもしれないけど、今の私はできるだけ一人の時間を多くもてる方が絶対自分とちゃんと向き合っていきていける。
だから傍からみたら私は冷酷な人間に見えるような行動をしていくのかもしれない。でもそれならそれでいい。
今の私は、全ての自分の感情をうけいれるだけで精いっぱいだし、それだけでぎりぎりで生きている。
頭では分かっていても、心が嫌だと思ったら、もう素直に私の心を大事にしてみようと思う。
P.S.
最後まで読んでくれてありがとうございました。感情で書いてしまった部分が多いのですが、私のような人はすくなくてもいるのではないのでしょうか。そんな人のことをいろんな人にもっと知ってほしい。そんな思いで書きました。感想をコメントで聞けると嬉しいです。この記事を読んだ人に少しでも救われる人がいますように。
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