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障がい福祉

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障がい者支援にまつわる話題や組織で働くための姿勢、心構えなどをまとめています。
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#業界あるある

福祉のプロは一流になれるのか

福祉のプロは一流になれるのか

福祉業界でいう「プロとは何か」を考えたので、少しまとめました。

結論、支援者はプロでいるのが当たり前。
プロであるべき姿を体現する支援者は、一流の振る舞いをします。

▼一流の振る舞いとは何かを整理してみる

我々の仕事は、困りごとをもつ利用者に、満足していただくための質と量の福祉サービスを届けること。要するに期待に応えるのは、スタンダードなんです。

実は正確無比な仕事の質を担保しても、プロと

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「私と同じように仕事しなさい人間」は損する

「私と同じように仕事しなさい人間」は損する

色んなチームと仕事していると、たまにタイトルのような人たちに遭遇します。

・立ってるだけで、ほとんど動かない
・食後の排泄介助は、他人任せ
・先頭に立って仕事しない など

「私こんなひと達の仕事の仕方、納得できません。私と同じ時給くらいなので、同じことする必要はあると思います」

確かに一理あります。介助者によって、サービスの質が変動するのは、あってはならないし、利用者に不利益を与えてしまう可

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落ち着かせたがる、福祉従事者たち

福祉の現場やプランのなかで多用される「落ち着いている」の取り扱いには注意しようねでお馴染みの林田です。

そもそも「落ち着いている」をググってみると、「心情などが動揺しておらず、安定してきるさま」とありました。

障害を持つ人の中には落ち着かず、ある場面においては、興奮していたり、混乱していたりすることが少なくありません。

なので、スタッフは落ち着いて欲しいと思います。ここまでは自然ですよね。た

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