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ラーニング・ジャーナル(仕事術編)

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仕事術に関する学習記録
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2024年4月の記事一覧

【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』37

【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』37

読んだ本読書マインドマップ読書メモ第2章 10のリサーチ技法②『情報をつくる編』

フィールド調査

現代の"デジタル"フィールド調査

Webサイトでの閲覧行動ログの解析
→改善点の発見、ユーザー体験の向上につなげる

従業員の行動をデータとして可視化・分析し、大幅な業務効率化・従業員体験の向上につなげる

「プロセスマイニング」というテクノロジーが中心にある

プロセスマイニング

従業員が、

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【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』36

【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』36

読んだ本読書マインドマップ読書メモ第2章 10のリサーチ技法②『情報をつくる編』

フィールド調査

「場」を観察するリサーチ技法

データや文献に基づいた研究との対比
→直接的に観察を行うことを指す

データを下にした分析結果の理論を補強、肉付けできる

主な活用シーン

データ上には現れない「物理的なロケーションと動き」や「時間」を把握するのに最も有効な手段

ルール:検証したいポイントを明確

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【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』35

【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』35

読んだ本読書マインドマップ読書メモ第2章 10のリサーチ技法②『情報をつくる編』

ソーシャルリスニング

360°生活者理解・顧客インサイトをもとにしたマーケティング高度化

ここ数年のデジタル化・テクノロジーの進化
→これまでになかった実店舗での購買体験(スマートレジカート、AR活用による店内エクスペリエンス向上など)
→D2C型の商品やサービス(パーソナライズ型のアパレルや化粧品、ヘルスケア

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【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』34

【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』34

読んだ本読書マインドマップ読書メモ第2章 10のリサーチ技法②『情報をつくる編』

ソーシャルリスニング

テクニック:ツール任せではなく、ローデータを引き抜く

ツールは高機能になっているが、深い分析をするためにはローデータが必要(標準機能では力不足)

ローデータ入手時にはノイズ除去にも注意を払う
→「RT(リツート)」や「BOT」などの除外ワードを適切に設定する

テクニック:属性データの振

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【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』33

【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』33

読んだ本読書マインドマップ読書メモ第2章 10のリサーチ技法②『情報をつくる編』

ソーシャルリスニング

ルール:データ量と期間の観点から分析の実現可能性を確かめる

商品の特性次第では分析に足るデータを集めるのが非常に困難な場合がある
→そのメディアで十分なデータ量が入手できるかどうかの見極めが大切

イレギュラーなコメントは、ソーシャルメディア上は必ずあると思わなければならない

本格的な作

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【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』32

【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』32

読んだ本読書マインドマップ読書メモ第2章 10のリサーチ技法②『情報をつくる編』

ソーシャルリスニング

見ない「気づき」を引き出すリサーチ技法

アンケート調査:バイアスの影響を受ける部分がある

インタビュー:作られた場の雰囲気で模範的な回答をしてしまう

ソーシャルリスニング:ソーシャルメディアを情報源とし、新たなインサイトを導出する

主な使用シーン

消費者の生の声、消費者の生活に密着

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【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』31

【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』31

読んだ本読書マインドマップ読書メモ第2章 10のリサーチ技法②『情報をつくる編』

アンケート調査

NPS(Net Promoter Score)

近年注目されているマーケティング指標

簡単な質問で、顧客のロイヤリティを測ることができる指標

簡単な質問:この製品/サービスを周囲の人に勧める可能性はどの程度ありますか?

回答:0~10までの11段階

0~6:批判者

7~8:中立者

9

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【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』30

【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』30

読んだ本読書マインドマップ読書メモ第2章 10のリサーチ技法②『情報をつくる編』

アンケート調査

ステップ④:調査票に落とし込む

ルール:自由回答に期待しすぎない

自由回答は極力やらない

消費者の負担が大きい

アンケート調査は定量的な傾向を把握することが主目的であるため

自由回答でしか聞けないと思っていても、回答パターンを想定することで選択式の設問にできる

ルール:「どちらでもない

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【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』29

【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』29

読んだ本読書マインドマップ読書メモ第2章 10のリサーチ技法②『情報をつくる編』

アンケート調査

ステップ③:アウトプットイメージを明らかにする

アウトプットイメージは調査票を設計する際の指針となる

ルール:実査前に分析グラフのイメージとメッセージの仮説を持つ

アウトプットイメージ:「どんな設問をどう分析してどんなメッセージを出すか」という仮説

課題設定力と分析力がものをいうステップ

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【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』28

【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』28

読んだ本読書マインドマップ読書メモ第2章 10のリサーチ技法②『情報をつくる編』

アンケート調査

C設問を決める:設問数30問程度に収れんさせる

全体の設問ボリュームは極力絞る必要がある

10分程度で回答し終わる分量が望ましい(20~30問程度が限界)

テクニック:予備調査を最大限利用する

調査会社に依頼する場合には、本調査とは別に予備調査を実施する

予備調査では、ターゲットを識別す

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【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』27

【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』27

読んだ本読書マインドマップ読書メモ第2章 10のリサーチ技法②『情報をつくる編』

アンケート調査

ステップ②:調査の規模感(サンプルサイズ・設問数)を決める

A母集団を選ぶ→Bサンプル数を決める→C設問数を決める

サンプルサイズを決めるには、母集団(アンケートを取りたい対象のセグメント)を選ぶ必要がある

A母集団を選ぶ:仮説の広さに対応できるよう母集団を設計する

母集団を設計するポイン

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【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』26

【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』26

読んだ本読書マインドマップ読書メモ第2章 10のリサーチ技法②『情報をつくる編』

アンケート調査

ステップ①:手法を決める

不特定多数にアプローチする場合は手段を選ぶ必要がある
→インターネット、電話、対面など

回答の信頼性
→インターネット < 電話 < 対面

回答する側が深く考えなくても回答できる設問はインターネットでもよいが、そうでないときは対面で実施する
→深く考えないといけない

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【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』25

【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』25

読んだ本読書マインドマップ読書メモ第3章 10のリサーチ技法②『情報をつくる編』

アンケート調査

強力だが「やってみただけ」で終わる可能性も高い調査

良質なアンケートを行う方法は、規模、目的、シーンによらず共有
→習得すれば、汎用性の高い強力なリサーチの武器になる

主な使用シーン

簡易に定量的に対象者について調べられる
→幅広い目的、シーンで多用される

アンケート調査の作業ステップ

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【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』24

【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』24

読んだ本読書マインドマップ読書メモ第2章 10のリサーチ技法①『情報をさがす編』

民間調査レポートの活用

ステップ④:内容はそのまま使わず「必要なデータは加工して作り出す」

調査レポート自体に、知りたい情報がピンポイントであることはまれ
→さらに細かい粒度での情報や、別の軸でセグメントを区切った情報が必要

調査レポートで得られるデータは、あくまで「意思決定するために必要なデータを導出(推計

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