５１.恐山-賽の河原-

人はみな　それぞれ悲しき過去を持ちて　賽の河原に　小石積みたし　(本山栄一歌碑)

一昨年の9月に、友人と青森県へ旅行に行きました。

ヘッダーの写真は、その時立ち寄った、恐山菩提寺にある賽の河原の写真です。

賽の河原とは？

賽の河原（三途川の河原）は、親に先立って死亡した子供がその親不孝の報いで苦を受ける場とされる。そのような子供たちが賽の河原で、親の供養のために積石塚（cairn ケルン・ケアン）または石積みの塔を完成させると、供養になる。しかし完成する前に鬼が来て塔を破壊し、再度や再々度塔を築いてもその繰り返しになってしまうと言う。こうした俗信から「賽の河原」の語は、「報われない努力」「徒労」の意でも使用される。しかしその子供たちは、最終的には地蔵菩薩によって救済されるとされる。ただし、いずれにしても民間信仰による俗信であり、仏教とは本来関係がない。
(引用Wikipedia　最終更新 2020年7月2日 (木) 01:07　https://ja.wikipedia.org/)

親に先立って死亡した子供

他人事ではないこともあり、心がサワサワと揺らぐ感覚がありました。

　

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今日、久しぶりに母と電話で話をしました。

母の第一声「元気かぁ？」

最近の近況報告をし、返ってきた言葉「うんうん、元気ならいいんだ。」

親心を感じました。

それと同時に思いました。

「親より先に死ななくてよかった。」と。

この記事を編集中に電話があったこともあり、痛感しました。

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１０代の頃、何度も自殺未遂をした私です。

あの時は、もし本当に死の線を越えてしまっていたら、残された親がどう思うか、微塵も考えませんでした。

残される人のことを考えられなくなる精神状態、それが心の病の怖さだと思います。

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明日からお盆休みという方も多いでしょうか。

亡くなった方やご先祖様の供養をする期間に

今こうして生きていられることに感謝し、

両親が健在であることに感謝できる。

りみ子＠元引きこもり＊は今日も平和です(^_^)✨

感謝。

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