見出し画像

このnoteは、週明け全員が集まる会議の場でみんなに伝えている内容を可能な限りそのまま残しているものになります。

備忘録的な意味合いはありますが、同じような経営者、リーダーのみなさん、これからそういった役割を目指すみなさんに少しでもお役に立てたら嬉しく思います。
※本文に出てくる「マリサ」は、弊社社名の略称です。

このnoteを見ている人へ。noteにログインしなくても「♡(スキ)」は押せますので、おもしろいなと思ったらぜひ。意外と更新する活力になります。

本文は以下より。

2022年6月(12期)から月曜日の朝、全体に対して話をさせてもらってから一年間継続することができて、2023年7月からは文章にも残すようになりました。

そういう意味だと丸2年、毎週月曜日にみんなに対して必ず話をし続けることができました。きっと言いたいこともあると思うけど、辛抱強く聞いてくれてありがとう。なにかしら人生の足しになってくれていたら嬉しいです。

ちょうど一年前のタイミングではこんな話をしていたのでよかったら読んでみてください。

さて今回は「99%がやらない」

先週伝えた「小さな意思決定」できているかな?

できている人、意識している人はぜひ引き続きお願いします。

タイトルで伝えた通り、人はやらない生き物だと理解しています。セミナーに参加しても、TVで感銘を受けても、本で感服しても、やらないんです。

なぜか?

やらなくても生きていけるから。

自分の考え方と違うから。

昔やってみたけど、うまくいかなかったから。

おそらく、このあたりが理由だと思います。

やるかやらないかは本人の選択なので、そこに対してとやかく言う必要はないのですが、マリサという会社に所属している限りは耳障りなことを言い続け、こうしたらいいのではないかという推奨はし続けるということだけは理解をしてください。

なぜなら、他社でもどこでも通用する人間になってほしいからです。

一方で、私からはMVVも今回のような小さな意思決定も「やりなさい!」とはなりません。

ではなぜMVVがあるの?と思うかもしれません。私は直接的に業務で関わっていないという部分も大きいですが、理解ができない、したくないならマリサにいない方が本人も会社も幸せだと思った上でつくっているからです。投げやりになっているわけでもなく、本当にそうだと思っています。

こんな会社嫌だなと思う人が、とことんいづらい環境をつくっているだけです。

会社は学校ではないので、全員を救うことはできません。社会が弱肉強食であるように、社内も弱肉強食です。

いつも伝えている通りですが、会社はみんなにとって魅力的な箱であるよう努力をするし、離れてほしくない人にはポジションも待遇も環境も用意する。各自は日々さまざまな努力を通して結果を出し、魅力を上げ続けることでポジションも待遇も環境も手にすることができる。

会社とみんなは対等な関係なのです。

社内のメンバーの仲が良いことは素敵なことですが、ライバルでもあります。自分が給与や賞与をもらっているように、隣のメンバーも給与も賞与ももらっています。みんながみんなずっと一緒にいられる保証はどこにもありません。ここも忘れないようにしましょう。

実際にMVVをしっかり定めてから1年くらいの間に5名が退職しましたね。MVVだけではないかもしれませんが、一定の意味はあったのではないかと思っています。

同じ山の頂上を目指していても、意見がずっと合わなければ命を預けるバディにはなれません。「50:50」の考え方を持ってぶつかって、最後は「100%の同意」なのです。

会社というのは順調なことばかりではない中で、意見の食い違いや衝突もたくさんあるでしょう。意見が異なることや価値観が違うことを否定はしません。ただ、その時に立ち返るものがMVVだと思っているので、立ち返るものに対して賛同ができなければお互いに厳しいよねということです。

MVVというのは仲間にとっては強烈な合言葉になるけど、逆に言うと合わない人のことを寄せ付けないお守りなのかもしれません。

いちいち周りくどくなりましたが、マリサに所属していてもあなたの人生の意思決定権は自分自身にあることを忘れないでください。

会社に所属していたら会社からの命令(上が言っていること)を聞かないといけないのは事実かもしれませんが、それに対して賛同できるのか、そこに所属していたいのか、いたくないのかは本人の意思決定です。

いつだって、嫌だって言っていいんです。誰になにを言われようが、会社がなにを言おうが、意思決定はあなた次第です。まずそこは勘違いをしないようにしましょう。

先週の続きみたいになりましたが、ぜひ、これからも意思決定し続けてください。そのくらい、人は無意識に判断してしまっているからです。

なぜ、わざわざこんなまどろっこしい話をするかというと、私は今のチーム、メンバーが最高だと思っていて、もっともっと一緒に上っていきたいと思っていますが、やらされだと意味がない(つまらない)からです。

マリサという箱が目指すものはもちろんですが、自ら設定した目標に自ら辿り着いて欲しいんです。

そして、マリサの中で今までとは違う景色を見てもらいたい。

心の底からそう思っています。

うまく伝わらないかもしれないけれど、それが創業初期から続くマンションリサーチという会社の貴重なアイデンティティだと思っているからです。

しつこくて申し訳ないけど、ずっと言い続けることの一つだと思っています。

その上で「99%がやらない」という話に戻します。

あえて言いますが、マリサのメンバーには1%側を目指してもらいたいと思っています。

残念ながら私もまだまだ99%の中にいる人間の一人です。

この話をする理由は、1%側になるための努力が、どれほど他人との差別化になるかというのは計り知れないからです。そもそも、世の中には自分が99%の側に入っているなんていう認識すらない人たちばかり。

要は、やったもん勝ちなんです。

得意なことや不得意なことなど、人によってさまざまだと思います。

本を読むのが苦手、人前で話すのが苦手、ITが苦手、数字が苦手、人によっていろんな苦手があると思いますが、苦手なことだとしても、学んだこと聞いたことはやってみる。

それでダメなら元に戻る。

それでいいんです。

先週話した意思決定がどうのこうのということではありません。

情報を得たこと、誘われたこと、推奨されたこと、ちょっとでも面倒なことは、みんなやらないんです。

だからこそ、やったもん勝ちなんです。

やったもん勝ちと素直は似ているかもしれません。

世の中でビジネスがうまくいっている人たちは素直な人が多いです。他人からのアドバイスを素直に受け入れて即行動。こんな感じです。言葉ではめっちゃ簡単なのになんでできないんだろうね。

あなたの周りでももしかしたらいるかもしれません。とにかくいろんなことにチャレンジしてはうまくいかず、周りからは落ち着きのない人間(続かない人間)だとレッテルを貼られている人が。

もちろん内容には寄りますが、最終的にそういう人の方が大きなものを掴む確率が上がる気がしています。

要するに打席数の話です。

もしかすると、周りにどう思われるかが気になって行動できない部分もあるのかもしれないですね。私は著しく気にしいな性格なのでとてもよくわかります。ただ、マリサの中では散らかしまくるくらいでいいと思う。だって、そうでもしないと未来は変わらないから。我々は今を生きながら、未来をつくっています。今さえよければいいなんて人間はマリサにいたらダメなんです。

だから、周りになんと思われようとも、我々は1%の側にいる人間であることを目指したい。

そんなことが当たり前の文化にしたいと思っています。

あなたは、あなたよりも優秀な人にどれだけ会っているだろう。この1%を体現している人に対外的に会っていますか。会い続けていますか。

本やYouTubeではなく、目の前で対話していますか。

いろんな人にもどんどん会ってください。自分の好きな人、居心地のいい人だけではなくて、自分が恥ずかしくなるくらいの人たちに。

そしてその人たちを超えていこう。必ず超えよう。そうすれば、自分もチームも会社ももっともっといい未来が待っているはずです。

それでは、7月8日の週もよろしくお願いします。

追記

7月も2週目ということで、期首に宣言した「プロジェクトJ」の目標で設定したご褒美イベントまで残り1ヶ月!!!!!!!8月9日はみんなでとことん楽しもうー!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?