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毎週月曜日の朝に全員が集まる機会があるので、2022年6月20日から毎週10分程度時間をいただき、私から全メンバーに向けて話しをさせてもらっています。

目標は1年間続けることだったのだけれど、気がつけばあっという間に過ぎていました。

書ききれないのですが、2022年6月から8月くらいはこんな話しをしたのがメモに残っていました。

・風通しを良くしたいとは思っていない
・モチベーションという言葉にだまされるな
・自分の葬儀
・ご紹介をなめるな
・「全員参加型」訂正します
・愚痴は吐き出せ
・本質とは、なぜ?の繰り返し
・双葉町に行って感じたこと
・めんどうくさい方を選ぼうぜ

1年も続けたのでルーティンにはなりつつも、簡単かと問われると意外とそうでもないんですよね。毎週、んー。と唸っています。笑

少ない人数ながらもチーム分けしたことでリーダーが存在し、直接的に仕事をすることが減ってきているので、全員が集まる場はとても重要であり、自分自身にとっても毎週緊張する良い機会だと据え置いています。

私がなぜみんなに話しをしているのかという根本は、転職をしても、独立をしても、素敵な人でいてほしいから。だから、現在の業務がどうのこうのというよりも、私が考えるマリサ(マンションリサーチの略)の人として、大切にしてほしいことを伝えることが多いです。もちろん、マリサに残ってくれて同じような想いで活躍してくれたらなおさら嬉しいことは言うまでもありません。

いつもは大体のことを箇条書きしておいて、当日に口頭だけで話しをするというスタンスだったのですが、以下のようなテーマは、一旦自分の考えを文章でまとめ、それを一読してもらってから当日に話しをするということをしました。

「1対Nか 1対1か」
「給与の考え方について」
※後日、別のnoteにまとめようかな。と思ったりしています。

そして、次回以降(2023年7月10日)は、必ず文章にまとめて共有をしてから話しをすることを決めました。なぜなら一度読んでもらった上で話しをした方が、理解が深くなると思ったから。また、それを決めたのと同時に、noteにも同じ内容を投稿していくことにしました。

新しくお会いする方や採用面談の際に、隅から隅まで会社、私のことを見られていることが多く、これからの会社を考えた時に、自分の考えをしっかりと活字に残しておくことに意味があるかもしれないと思ったからです。

ということで今回は、次回話しをする内容を記事にしてみました。どうしても弊社のメンバー宛のメッセージになっているので、文章に違和感があるかもしれませんが、そのあたりはご容赦いただければと思います。

そして、毎週投稿していくはずなので、楽しみにしていただけたら嬉しく思います。

「上が言っている」という言葉


私が経験をしてきた中で「上が言っているから」という発言をしている人に求心力が高かった人はいません。むしろ、残念な人であるという認識をしていました。

チームのメンバーに対してなにかを共有する時、対外的な人に対してなにかお願いをする時「上が言っているので(上の決定なので)、⚫️⚫️してください」と伝えること。

活字にすると、そりゃそんな言い方したらダメに決まっているだろ。と思うかもしれませんが、人間は意外と弱い。自分のせいにされたくない。反論されたくない。嫌われたくない。こんなことを考えた瞬間に、共通の敵をつくろうと行動する生き物なのです。そこに自分の意思や言葉はなく、会社の上が決めたことなんで仕方ないでしょ?本当に困っちゃうよね〜。みたいな感じになります。

たとえば、一番使いやすそうな場面でいうと、営業を断る時。(理由も伝えずに)私は良いと思うんだけどさ、上がダメって言うんですよ。

これ、伝えている本人は保身だったり、伝えている相手と仲間になっているつもりになるのですが、伝えられている相手からすると、責任感のない、単なる他責な人としか映っていません。本当に。

確かに、自分は良いと思っても、会社としてNGが出ることもあるでしょう。場面として、上の決定でこうなりました。ごめんなさい。となることはゼロではないかもしれません。

ただ、大抵の場合こういう人は、常に「上が言っている」という言葉を他人になすりつけています。

こういったことに気が付くことができずに、どんどん年齢を重ねていくことで居場所も仲間もいない人になっていきます。大企業であれば、窓際に席を用意されるのかもしれませんが、中小企業に居場所はありません。

来期以降、今のメンバーはこれまで以上に会社にとって重要な存在になっていくでしょう。その時に、たとえ「上」が決めたことだとしても自分の言葉として発することができるのか、行動することができるのか。これは非常に大事なことだと思っています。

ただし、やみくもに上の決定を自分の言葉にしなさい。と言っているのではなく、意味がわからなければ、わかるまで話し(質問)をしましょう。ということでもあります。

いつも伝えている通り、風通しの良い職場にしようなんて微塵も思っていません。なぜなら、風通しの言葉の定義が人によって違うからです。ですが、当然ながら不満を持ちながら働いてほしいとも思っていません。疑問に思うことがあるならどんどん質問してください。もちろん、こちらも意味を理解してもらえるよう努力をしていきます。

お互い、伝える努力、知る努力をし続けることが「上が言っている」とならず、対社内も対社外にも自分の言葉で伝えることができる最善の策なんだと考えています。

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