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毎日が病みあがり

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日々のあれこれを書いています。
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#夢日記

漫才オーディション

漫才オーディション

わたしのエントリーナンバーは11番で、出場者は12組。毎週、最下位の1組が脱落する。これが何週目かはよくわからないが、少なくともわたしは相方のゆり子ちゃんと一緒に、勝ち進んできた。ところが、今日はゆり子ちゃんがいない。

オーディションが行われるスタジオは、窓が大きく、そこからは海水浴場が見えた。遠くの砂浜に何か仏像のような絵が見える。出場者は結果発表を待っていた。合格の番号が次々に呼ばれていく。

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逃げる夢

逃げる夢

高校か大学のような場所で、生物の授業を受けるような、大きな黒いテーブルが並ぶ部屋をインコが飛び回っていた。頭の方がオレンジ色で、体からしっぽまではレモンイエローだった。そして、頭部は角刈りだ。珍しい、と思った。この珍しい鳥を誰かに見せたい、と思った。そして一羽、連れ帰った。

後日、校長先生と教頭先生、生物学の先生に呼び出された。「今、あの鳥はどこだ。なぜ連れ帰ったのか」

いろいろ言い訳をするが

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忘れたよ

忘れたよ

昨夜も夢を見たし、今朝起きた時も覚えていた。ただ一点、いつもと違うことがあった。それは娘に話しかけられたことだ。

起きた時、わたしの頭には夢の断片がまだゴロゴロと転がっている状態で、それを言語化するために、寝床の中でちょっと反芻をする。そして、まるで今にも飛び立ちそうなタンポポの綿毛に振動を与えないように、そーっとそーっと持ち上げるような感じで、じわっと起き上がるのだ。夢が脳に定着するまで、他の

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むっちゃん

むっちゃん

いいかげん夢もネタ切れになってしまわないかと思っていたら、わたしの脳は、かなり古い情報を掘り出してきた。むっちゃんの夢を見た。彼は実在し、とある温泉地の役場に勤めている。わたしと同い年で、すごくオシャレ。彼は本当に、ひたすら、こよなく、深々と、映画を愛している。福岡の映画祭で知り合って以来、映画の面白さを様々な角度から教えてもらった。映画評論家になるのかと思うほど、膨大な数の映画を見ているが、公務

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鉄塔の足元で

鉄塔の足元で

夢日記を書き続けていると、自分が現実世界には存在していないような気になってくるから不思議。たくさんの妄想や夢の中を泳ぐように、時空を超えて奇妙な旅をしているようだ。細部にわたって具体的だったり、曖昧すぎて現実味がなかったり。

昨夜の夢は有名人が登場。「郷本直也氏」である。彼は2.5次元舞台の重鎮(?)だ。彼は、わが家では「青春(アオハル)鉄道」の役名「高崎さん」と呼ばれている。もちろん、会ったこ

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青

毎日毎日、見た夢のことを書いている。生産性やリア充とは無縁の話だ。

わたしの友人は駆け出しの女優の母である。その母娘の家に遊びに行ったら、たったいまスーパーで買い物をして来たんだよと言う。袋の中は、イカ4はい、刺身盛り合わせパック、レバー(彼女たちはフィッシュベジ生活をしているので、レバーは食べないはずだが)、クリームチーズ、野菜、お菓子などが入っている。そして「これから北海道に行かなくちゃなら

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留守番させるのが心配

留守番させるのが心配

夢を見て疲れるのは、睡眠としてどうなんだろうか。

わたしはデザイン会社の社員ではあるが、周囲の人に比べてめっちゃ年上。気を使われながら働くのも気がひけるが、自分の実力のなさにホトホト嫌気がさす。その事務所は、全員で研修旅行に1週間行くことになっていた。行き先はイギリス。オットも出張で、ムスメを一人きりで留守番させなければならない。

ムスメに1週間分の食材を用意したこと、火の扱いには気をつけるこ

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暗闇でした

暗闇でした

昨夜も夢を見た。

わたしは夜道を歩いている。「気をつけてね、バイバイ」と誰かと四つ角で別れた。わたしの家は、その角をまっすぐ行って、一つ目の角をまだ通り過ぎたところにある。ところが路地に入った途端、電気のスイッチが切れたみたいに、なんにも見えなくなった。真っ暗だ。「停電?街じゅうが?」どきりとしたが、ここは慣れた道だ。わたしは歩き始めた。背後に人の気配がする。良い気配ではない。強盗、通り魔、変質

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夢の中でも

夢の中でも

毎日夢の話を書いているが、わたしは睡眠が浅いのだろうか。今朝の夢はこれまた切実で、「雇い止め」をされた悔しさを元上司に訴える話だ。

わたしは社内のあるプロジェクトを任されてはいたものの、突然その立場を奪われて、クビになる。理由は「仕事ができない」とか「業務中の態度が悪い」とかではなく「歳だから」である。定年の年齢にはまだまだ程遠く、明らかに嘘だとわかる理由だ。何か別の理由があるに違いない。わたし

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うわさ話から逃げる夢

うわさ話から逃げる夢

ここ数日、目が覚めても夢の内容をよく覚えている。今朝は、「嗤われる」「意地悪される」という夢だった。

どういうわけか、何もかも、わが家の内情がママ友(らしき人たち)に筒抜けで、月収やオットの趣味、子どものわがまま、わたしのおやつの内容まで、「おたくは〜が〜ですってね」と言われる。おかしい。オットと話した翌朝にはもうそのことが知られている。そして、笑い者にされるのだ。

おかしい。絶対誰かに盗み見

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脳内ラブ

脳内ラブ

夢を見た。夢の中でわたしは高校生で、同級生の男の子がわたしに恋をしている。会ったことも、名前も知らないその子は、わたしのことがすごく好きだと言う。わたしは「へえ」と驚いたが、徐々にその気になっていた。しかし、考える。わたしはもう成人式より還暦の方が違い。だから、もしお付き合いをするなら、結婚を前提にお願いしたい。10代の彼はただの恋で終わっていいかもしれないが、わたしには先がない。そう考えると、ど

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誰だ。

毎晩、夢を見る。以前は起きた時に、微に入り細に入り覚えていたものだが、今は「んー。なんか変な夢だったな」と思うくらいだ。起きた時に覚えている夢が少なくなった。そして、覚えている範囲が狭くなった。こんなところにも、脳の衰えを感じる。

昨夜の夢では、わたしはオットとホテルにいた。ツインの部屋で、オットはまだ寝ていた。出張先だか、長期滞在だかで、「旅行」の楽しさはない。部屋に黒猫と灰色のシマシマの子猫

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夢の話

夢の話

どういうわけか、トイレの夢をよく見る。たいていは、トイレが汚かったり、ドアや壁がなかったりで、用が足せない状況だが、昨夜の夢は違った。トイレは清潔で、どこも汚れてはいない。ドアもある。しかし、別のルールがあって、用を足すのがひじょうに困難だった。

なぜか、誰かを肩車をしていかなければならないのだ。

わたしは下半身に服を着ていなくて、パンツ一丁だ。それをカモフラージュするために、という理由だが、

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ボノボイゾ

ボノボイゾ

おかしな夢をよく見る。とはいえ、夢はおかしなものなのだから、フツーか。

昨夜の夢で、わたしは仕事だか、サークルだかの仲間と何か話し合いをしていた。みんな立っているのだが、そこは誰かの自宅のようなところで、むさ苦しいその部屋はおそらく、若い男性のものだ。床にはふわふわするコタツ布団のような敷物が置いてあり、自分の足が着地した気がしない。

わたしはメモ帳をとペンを持っていて、なにかをメモしようとし

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