見出し画像

【読書記録】腸内環境を改善したい


5月7日


感染免疫学者である藤田紘一郎さんの、「腸内革命」という本を読んだ。

近年、うつ病やアレルギー系の疾患などに悩む人は増えている。


この本では、セロトニンやドーパミンといった腸で作られる神経伝達物質が、それらに深く関係すると述べられている。


腸が心身の健康にとっていかに重要な役目を果たしているか、また、腸内環境を良くするための方法や、逆に悪化させてしまう要因などについて詳しく書かれていた。




私にとってセロトニンやドーパミンは、精神科系の薬の話題でよく聞く物質だというイメージだ。


うつ病や統合失調症、発達障害の易刺激性に効果が認められている「エビリファイ」はドーパミンの働きを調整する薬であり、私も現にお世話になっている。

他にも、うつや強迫性障害の治療に利用する、SSRI、SNRIなどは、セロトニンの(SNRIはドーパミンも)の取り込みを阻害して、血液中の濃度を増やす薬の分類である。



私自身、腸内環境はかなり悪い方だと思う。

便秘、冷え性、イライラ、気管支喘息、鬱っぽい、アトピー性皮膚炎(今は落ち着いている)、、、、

本の中で挙げられている、腸内環境が悪い人の特徴にぴったり当てはまっていた。

私がほとんどいつも、病気ではないのになんとなく不調であるわけが、なんとなくわかった気がする。


腸内環境を整えることで、少しでもこれらの症状が楽になるのだとしたらそれ以上嬉しいことはない。(大袈裟に言いすぎた)





この本から学んだことをもとに、これから自分が腸内環境を整え、健康的になるためにはどうすべきか考えていきたいと思う。


まずは、食物繊維を意識して摂ることから始めよう。



自分でうまくセロトニンやドーパミンを作り出せる腸をめざして、ひとつずつ行動を改善したい。



私と同じような心身の不調に悩んでいらっしゃる方には、ぜひオススメしたい本だ。






この記事が参加している募集

読書感想文

わたしの本棚

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?