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Loudness全アルバムランキング
かつて謎かけ漫才でブレイクした元Wコロンのツッコミ(「整いました」のねずっちじゃない方)木曽さんちゅうが、最近立て続けにメタルネタをYouTubeに投稿しているのを発見したのですが、これが単なる趣味投稿ではなくガチのメタルコンテンツになっていてなかなか面白い。
自分よりも年齢的には上の世代なので、原体験は80’sメタル(Judas Priest、Loudness、Night Rangerが自
Helloween作曲者別楽曲分析
ハロウィンを「作曲」という軸で見ていくと、その大きな特徴は、初代ドラマーのインゴ・シュヴィヒテンバーグ(Dr)と3代目・現ドラマーのダニ・ルブレ(Dr)以外の8名の歴代メンバーがコンポーザーである点。しかも共作が少なく、各メンバーがそれぞれの楽曲を持ち込み、民主的に楽曲を選択するシステムを採用しているにもかかわらず、「ハロウィン印」と呼べるようなサウンドの一貫性を保っているのが特徴であり、面白さ
もっとみるBest Metal Albums of 2022
改めて22年のメタルシーンを振り返ってみると、印象的な潮流の1つとして、今までメタル発展途上エリアの印象が強かった日本を含む非英語圏アーティストの躍進が挙げられるかと思います。歌詞がほぼ聞き取れないグロウル/スクリームスタイルのVoが主流となり、メタルを英語で歌う必然性が薄れたことによって、アングロサクソン系文化の追従にこだわらない(憧憬しない)非英語圏のアーティストが増加。結果自然発生的にメ
もっとみる【聴き逃し名盤を探せ】Metal Hammer writers' top metal albums of 2021
今年も発表された”Metal Hammer”誌の音楽ライターが選ぶベストアルバム20選。32名の編集者・ライター達が2021年のアルバムTOP20を選んでくれています。
Louder(Metal Hammer), Kerrang!, Blubbermouthといったメタル系音楽サイトのレビューもサクッと目は通しているものの、英語の分かりづらさ(ビジネス英語では見慣れないような表現や俗語がやた
Best Metal Albums of 2021
改めて2021年のメタルシーンを振り返ってみると、ポストメタルの新たな萌芽の感じられるサウンドの登場、ニューウェーブとメタルの今までにない新たな融合アプローチなど局所的には面白いものは発見できたものの、シーンを大きく揺れ動かすような特徴的なサウンドや、新しいスタイル=サブジャンルは登場してきておらず、メタルというジャンルを音楽的に大きく発展させるような衝撃的な音・スタイルにはあまり出会わない1年
もっとみる【Disk】White Void / Anti
BorknagarやSolefaldで活躍しているノルウェーのマルチプレイヤー・Lars Nedlandの新プロジェクト。どちらのバンドも比較的活動歴は長いにもかかわらず、正直いずれの作品も聴いたことはなかったのですが(どちらもWhite Voidの後にちゃんと聴きしましたがとてもクオリティ高い)、Tower Recordのサイトだったか、"Blue Oyster Cult meets New
もっとみる【Disk】Iron Maiden全アルバムランク付け
前回の投稿で6人編成以降のIron Maiden全曲レビューをやってみましたが、今回はIron Maiden全アルバム16枚をランク付けしてみました。
ちなみに自分がメイデンを最初に聴いたのは、今から32年前の89年。Bon JoviやHelloweenを切っ掛けにちょうどハードロック/メタル系の音楽を熱心に掘り始めた頃で、確か兄貴が買ってた「Young Guitar」誌のバックナンバーを読
【Disk】6人編成以降のIron Maiden全曲レビュー
様々なものをSからDといった感じにランク分けることの出来るTierMaker。
”Metal”というカテゴリー区分もあり、様々なアーティストのアルバムランキング(アーティスト内相対評価にするか絶対評価にするかは個人の自由)も公開されています。英語圏の人が多いこともあり、日本との評価の差異も分かって面白いのですが、見てるだけでなく自分でもやってみようということで、アルバム数の多い歴史の長い大御
これを聴いてたら恥ずかしい!? ー”Guilty Pleasure Metal Songs”
先日の音楽系YouTubeチャンネル「みのミュージック」では、恥ずかしいけどこっそり好きで聴いてる曲="Guilty Pleasure Songs"が話題に。
まあ笑い半分のお気楽企画ではありますが、欧米で作られたプレイリストを眺めると、ある一定の傾向があり、やたらきらびやかなアレンジやプロダクションが施されていたり、コテコテの甘いメロディの曲だったりと、どうやら「典型的な80年~90年前
The 20 Heaviest Metal Riffs Ever
下の記事は、少し前に音楽サイト「LOUDER」に載ってたドゥームメタル・バンドSprit Adrift/Gatecreeperのギタリストであるネイト・ガレットが選んだ"10 Heaviest Metal Riffs Ever"。
こうしたセレクションものは、その人の好みと聴いてきた音楽の引き出しに依存するので、ネイトのセレクションについては「PowertripとかNeurosisとか良いと
【Disk】Azusa / Loop of Yesterdays
プロアマ問わず、ここ最近メタル周辺音楽の批評として一番信頼しているのがs.h.i.(@meshupecialshi1)氏の論考。ツイッターアカウントでの投稿や、はてなブログで掲載されている「Closed Eye Visuals」におけるセンス、分析力、視点の鋭さ、音楽的知見の豊かさには圧倒されっぱなし。で、そのs.h.i.氏が「2020年・メタル周辺ベストアルバム」の1つに選んでいたのが、今回紹
もっとみる【Disk】Ghostemane / Anti-Icon
2020年に別ジャンル(ヒップホップ)からのメタルアプローチという点で話題になったのが本作(Kerrang!のベストアルバムでも4位に選出)。トラップメタルというサブジャンル名や、Babymetalの”BxMxC”が「ベビメタ流トラップメタル」と言われてたこともあり、何となくの音の雰囲気はご存知の方も多いでしょう。せっかく話題作の1つなので「ヘヴィなギターリフが入ってれば全部メタル」という大雑把
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