<不安大魔王>に乗っ取られない!【捉え方】は自分で選べる~何度でも何度でも~
去年、父に胃がんが発覚しました。
幸い、ステージ1で、胃の摘出をすることなく、抗がん剤を飲むこともなく、術後の経過も順調で今は元気に過ごしています。
去年4月に息子→私→夫の順番でコロナに罹りました。
夫は肺炎にかかり11日間入院。
幸い、肺炎が悪化することはなく無事に退院し、今は元気に過ごしています。
いきなりの衝撃ニュース連発でびっくりしましたよね・・・。
これらが起こった時(発覚した時)、私はかなりの不安に襲われました。
最悪を想定して、「どうなってしまうのか・・・」と得も言われぬ恐怖を感じました。
今日は、この<不安>という自動拡大する存在と上手く付き合っていくための方法をシェアしますね。
<不安大魔王>は調子に乗ってどんどん大きくなる
私は自分で言うのもあれですが、細かい事に気が付いて、しっかり準備をして、対策をするタイプです。
裏を返すと、<不安>を感じる度合が大きく、しかもその<不安>を大きく育てる力も結構あるので、「やばい、このままではやばい、何とかしなければ・・・」という切迫感も感じやすいのです。
<不安>って、ちょっと餌をあげた(意識をした)だけで、どんどん巨大化していきませんか?
って毎回思うのですが、ちょっとこちらが「不安だ、心配だ」というモードになっただけで、
と出てきて、目があっただけで、どんどん勝手に大きくなる。
私は勝手に、<不安大魔王>と名付けています。
不安大魔王と目が合うと、彼はどんどん巨大化し、私は彼の中にすぽっと入ってしまって、まるで自分が不安大魔王自体になってしまったような感覚になります。
そうなると、大変。
どんどん妄想が膨らんで、止まらなくなってしまいます。
私はこの妄想力が強いタイプだと自覚があります。
しかも、このおかげで役に立ってきたこともたくさんあるので、100%悪いことだとは思っていません。
でも、役に立たない場面でも、気が付かぬうちにこの<不安大魔王>と二人三脚をしてきてしまったがために、結構苦しい思いをしてきたこともたくさんあったな・・・と思っています。
人生の幸福度は自分が良い状態になるための【捉え方】をどれだけできるか、それ次第
物事に対する人の反応のプロセスはシンプルに言うと以下の2つ。
人を幸せにするのも、不幸にするのも、②次第。
例えば、
「普段マメな返信をくれる上司Aさんからのメールの返信が「了解」だけだった」
を例にしましょう。
どちらの方がより自分が<安心>を感じられますか?
はい、前者ですよね。
かつての私は、後者タイプの捉え方をする人でした。
そして、上司Aさんがなんとなく怖くなり話せなくなって、私以外の人には上司Aさんがどう接しているのかを確認したくなって、しまいには職場に行くのが億劫になって、家でも不安にさいなまれてネガティブオーラ満載になって・・・。
(イメージしやすいように例えとして上司Aさんの話で説明していますが、実際にそのような事があったわけではないです。私の元上司の方々、ご心配なく~笑)
と、負のループの階段を自分から降りていってしまっていました。
でも、これ、自分も幸せじゃないし、上司Aさんも幸せじゃないし、私の家族も幸せじゃないし、良いことないんです。
<不安>にフォーカスをして起きた出来事を捉えていくと、どんどん不安が大きくなり、苦しくなる。
脳科学の観点からも
という仕組みがあるので、<不安>にフォーカスすると、より<不安>を感じるような感覚が拡大していくのです。
であれば、起きた出来事に対して、どういう捉え方をしていくと、自分が<安心>できるのか。どういう捉え方をしていくと、自分が<ハッピー>なのか。そっちの方を選べばいい。
人は1日35,000回決断する生き物だそうです。
その決断は無意識レベルのものもたくさんありますが、
②の<起こった出来事をどう捉えるか>
によって、決断の内容も変わっていきます。
そして、その決断の内容によって、起きてくる出来事も変わっていく。
良いループに入っていけるんです。幸福度がどんどん上がっていく。
であれば、
と思うのです。
(ここでは、不安ではなく安心・ハッピーにフォーカスする捉え方を選ぶことを推奨していますが、不安の感情・感覚をしっかり感じきること、そう感じている自分にOKを出すことも時には大切です。このnoteは、「もう十分不安を感じているので、そこから抜けたいです」という人に向けて書いています、という補足を入れておきます。)
私はどういう【捉え方】を選んだのか
話を戻します。
去年父に起こったこと。夫に起こったこと。
それぞれが起こった(発覚した)その瞬間は頭が真っ白になり茫然としました。
不安に襲われて、最悪の事態を想定し始めた私がいました。
<不安大魔王>に乗っ取られそうになっている自分にも気が付き、いつものパターンに陥りそうになった自分に
「ちょっとまったー!!」
をかけ、
なるべく自分が<安心>できる捉え方って何だろう?を探しました。
この出来事が一旦落ち着いた後からも、この出来事を自分はどう捉えたら<安心><ハッピー>かを考え、以下のように捉えることを選択しました。
そして、そう捉えると選択した自分を尊重しようと決めました。
【捉え方】は自分で選べる、ただし、反復練習が必要(何度でも、何度でも♪)
そう、どの捉え方を選ぶかは自分で選べます。
ここで聞こえてくるのが
という声。
よくわかります。本当によーーーーーーくわかります。
私もこれまで、心理学、脳科学、意識についてたくさん本を読み、それらを学ぶためのセミナーや講座も受講してきたので、
頭ではよーーーーーーーーくわかっていたつもりでした。
でも、「わかっている」のと「行動できる」のと「行動し続けられる」の間には、長ーい長ーい橋がかかっていることがわかりました。
人間はそういう生き物です。
いつものやりなれたやり方に戻ってしまうのです。ホメオスタシス(恒常性)という原理が働き、いつものやり方を選択するようにできているからです。
生物学的にそうなっています。
だから、すぐにできなくても全然いい。
でも、もし、「もういい加減、不安大魔王に乗っ取られるのはやめたい」と本気で思っているのならば、根気よく、根気よく、続けてみてください。
この問いを何度でも何度でも心の中に持ちながら過ごしてみてください。
そう、ドリカムのこの歌詞を思い出して、心の中で歌ってみてください。
(知らない人いたらごめんなさいw。良い歌だから聞いてみてね)
「きみ(きみの名前)」という歌詞を、「私の安心とハッピー」に変換してね。
筋トレと同じで、何度でも、何度でも、トレーニングしているうちに、次第に「自分が幸福になる捉え方ができる筋肉」がついていきます。
私もまだまだいつものパターンに戻ってしまうことが今でもあります。
その度に
「ちがうちがう、そうじゃない」
と言い直して、<安心><ハッピー>筋の筋トレしてます。
一緒に筋トレ、頑張りましょう~♬
ではでは、今回はこの辺で。
今日も読んでいただきありがとうございます^^
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