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ロードムービー原作 「また会えたときに 2」 第1章 (瀬戸内フェリー編)
僕の体験を元にした、ロードムービーの原作を書く?
しかも2 週間、毎日投稿?
そんなとてつもない企画に乗ってしまった翌日。僕はおそるおそる、ロードムービーの意味を辞書で引いてみました。
はい。やっぱり、無理な気がしてきました。
だって、この企画自体、ごめんなさい。冷静に考えると、バカげています。
僕自身がバカなのに、企画もバカげている。これっていわば、冷蔵庫の中に冷蔵庫を入れるってことで
ロードムービー原作「また会えたときに 2」 第2章(天空の指揮者編)
本日もようこそいらっしゃいました。
ロードムービー原作の第2章は、みなさまを香川県にお連れします。
八幡様:「では、今回も頑張りましょう。アニキ、大丈夫ですか?」
僕:「はい、不安になる準備OKです!」
八幡様:「おやおや、ネタはあるでしょう。ほら、香川県と言えば?」
僕:「そりゃあ、なんといっても讃岐うどんですよね! 」
八幡様:「さらに?」
僕:「あ、金毘羅さんです!」
八幡様
ロードムービー原作「また会えたときに 2」 第3章(徳島の霊水編)
本日、第3章は香川から徳島に移動していきます!
本編にいく前に、まずは2章まで書いていて気になることがあったので、八幡様に聞いてみます。
僕:「八幡様、お尋ねします。こうやって僕が日本中を旅している間、八幡様はずっとそばにいらっしゃったのですか?」
八幡様:「もちろんです。私も一緒に、旅を楽しませていただいておりました。」
僕:「ああ、やっぱり。旅をしていた頃って、不思議な存在の話が、僕か
ロードムービー原作 「また会えたときに 2」 第4章 (高知の川エビ漁編)
今日はご一緒に、高知県へと参りましょう。
小さな体で頑張ってくれているダックス号は中古車だったこともあり、トラブルだらけでした。
中でもひどかったのは、マフラーの騒音。
僕の前のオーナーさんが付けたマフラーが純正ではなかったため、走っているうちにどんどん隙間ができていってしまったみたいで、音がすごくうるさくなってしまったのです。
夜に街なかを走っていると、酔っ払ったおじさんに、
「うるせ
ロードムービー原作 「また会えたときに 2 」 第5章 (バック・トゥ・ザ・高知編)
さて、今日から第5章。愛するダックス号と駆け抜けていきますよ〜。
まず、書き出す前にちょっと気になるところがあるので、そこだけ八幡様にお尋ねいたします。
八幡様:「なんでしょう。」
僕:「結局、この原作は八幡様に書いていただいてるとはいえ、自分で自分のことを書くことって、後から読み直してみると、誠にこっ恥ずかしいのです。」
八幡様:「なにか表現に問題でもありましたか?」
僕:「うーん、要
ロードムービー原作 「また会えたときに 2」 第6章 (道後のとみちゃん編)
前回の高知の山道では、雨と事故と故障のハプニングを、みなさんの力で乗り越えさせていただきました。
あれから、少し遠回りにはなりましたが、やさしい青空に見守られ、愛媛県まで落ち着いて走り抜けることができました。
マフラーの調子もよく、お腹もいっぱいで、ガソリンも問題なく入れることができ、ダックス号と道後温泉に入ったときには、感謝と感動が道後の湯水に負けないくらい湧き出しました。
八幡様:「さて
ロードムービー原作 「また会えたときに 2」 第7章 (奄美奇譚 前編)
奄美大島は本当に素晴らしいところです。
風景は絶品ですし、食べ物にも地球の愛がまるごと詰まっている。
あとは、忘れてはいけない悲しい歴史があったことも勉強になりましたし、西郷隆盛さんの足跡も知ることができました。
八幡様:「薩摩時代における暗黒の奴隷時代の歴史を知ったことで、押さえつけられても健気に生きる人々の力強さを再確認できたと思います。
奄美の人の明るさと強さと美しさは、その歴史の上
ロードムービー原作 「また会えたときに 2」 第8章 (奄美奇譚 後編)
僕:「とにかく僕は、お風呂に入りたかったのです。」
八幡様:「それは読者さんみんなの願いだと思います。」
僕:「フェリー乗り場の近くにあった銭湯がとっても魅力的で。」
八幡様:「ほう。どんな雰囲気の銭湯でしたか?」
僕:「とっても可愛くて、昭和の王道銭湯って感じでした。」
八幡様:「なるほど。ああ、ここですね。まさに映画のワンシーンに出てきそうな銭湯です。」
僕:「はい、タイルがいい感
ロードムービー原作 「また会えたときに 2」 第9章 (諫早の櫂 編)
皆様。お休みをいただき、ありがとうございました。
おかげさまで、リフレッシュできました。
そういえばこの1年、ゆっくりと映画を観る時間もなかった僕でした。
小説も読まず、YouTubeも見ず、オンデマンドのドラマも観ず、テレビもまったく観ていません。
外界のことは何も知らず、ニュースなんかは友人から聞いて驚くほど。
昔は情報を仕入れることを楽しみにしていたのに、今はそれよりも仕事ばかり。
ロードムービー原作 「また会えたときに 2」 第10章 (長崎サチアレ 編)
さて、今回はちょっと短めのお話になりそうです。お気楽にお読みください。
前章での、「信じることは、相談すること」という話。
物語の中では、僕がなんだか悟ったかのようなキャラになってしまっていますが、実はこれ、まだ僕自身の課題でもあります。
だって僕もぜんぜん、相談ベタなんですもん。
「これを言ってしまうと、心配されるのではないか?」
「手厳しい反対意見をもらってしまうのではないか?」
ロードムービー原作 「また会えたときに 2」 第11章 (福岡白バイ 編)
みなさんは、路線変更、得意ですか?
僕は運転中の路線変更なら得意なんですが、人生の路線変更は大の苦手です。
こうだと思ったらとことん、その方向に進んでいってしまうのです。
当時、旅の途中で見た、トラックのフロントガラスに書いてあった文章が今でも忘れられません。
「俺の人生に、バックギアはない!」
最高です。同感です。
でも、僕流に書くなら、
「僕の人生に、ウインカーはない!」
にな
ロードムービー原作 「また会えたときに 2」 第12章 (山口瓦そば 編)
福岡県から山口県に渡るため、超えなくてはならない関門があります。
八幡様:「関門海峡ですね。」
僕:「はい、まさに関門。潮流激しい海峡です。」
八幡様:「そこを渡るには、船もありますが、橋もあります。そしてなんといっても?」
僕:「人道! じんどう! があります! 原付バイクもそこを歩いて渡ることができるんです。そして渡った先には・・・。」
八幡様:「先には?」
僕:「山口・・・県です
ロードムービー原作 「また会えたときに 2」 第13章 (岡山の少女 編)
僕:「いよいよ今回が実質の最終章ですか。ちょっとドキドキしてきました・・・。」
八幡様:「ここで、物語全体の時系列を説明しておきたいと思います。
今回のロードムービー『また会えたときに 2』が、青年の最初のバイク旅になります。
その後、青年はまた新しい旅に出たのですが、その物語が、古川さんがまとめてくださった『パート1(Youtubeの音声ドラマ)』になります。」
僕:「そうなんです。時系
ロードムービー原作 「また会えたときに 2」 第14章 (エンディング)
僕:「ついにこの日が来てしまいましたね。」
八幡様:「これがやりたかったのです。」
僕:「と、いいますと?」
八幡様:「これから書く、エンディング映像のシナリオです。」
僕:「はい、僕も楽しみです!」
八幡様:「さて、今回書いた中で、登場人物は数えて何人いましたか?」
僕:「ええ? 何人? そんなの数えておりません。」
八幡様:「そうですか。では。よーい・・・。」
僕:「え、まさか