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憲法

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憲法#72 テーマ講義⑨

憲法#72 テーマ講義⑨

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レペタ訴訟

→法廷でメモをとることは理由なく妨げられてはならないが、権利として保証したものではない。
→メモとる行為は裁判長の訴訟指揮の範疇であり、適正かつ迅速な裁判のために制限されることがある。
→憲法第八十二条 裁判の対審及び判決は、公開法廷でこれを行ふ。

訴訟指揮権

→裁判所が訴訟手続きを主宰する権能である。

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憲法#71 テーマ講義⑧

憲法#71 テーマ講義⑧

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報道の自由と取材の自由

嘱託証人尋問証言拒否事件
最高裁判決H18.10.3
→民事事件における証人は取材源の秘匿を理由に証言を拒絶することができる場合がある。
→無論、民事事件でも社会的意義が大きいものであったり、より公正な裁判がなされる事情が

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憲法#70 テーマ講義⑦

憲法#70 テーマ講義⑦

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法の下の平等についてはこちら

再婚禁止期間について

→女性は父性の推定のために再婚禁止期間が設けられている。なお、100日である。
→再婚禁止期間に再婚すると婚姻障害として取り消すことができる。なお、取消権者は当事者やその親族

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憲法#69 テーマ講義⑥

憲法#69 テーマ講義⑥

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朝日訴訟

最高裁判決 昭和42.5.24

①国立療養所で療養生活を送っていた朝日茂さんは生活保護法によって生活扶助の給付を受けていた。
→生活保護法は、民法に定める扶養義務者の扶養および他の法律に定める扶助は生活保護法に優先し

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憲法#68 テーマ講義⑤

憲法#68 テーマ講義⑤

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謝罪広告強制事件

最高裁判決 昭和31.7.4
→思想良心の自由に関する重要判例

①衆議院議員の選挙候補者が選挙運動中に、政権放送および新聞で対立候補の名誉を毀損したとして訴えられた。
→民事上の名誉回復と刑法上の名誉毀損罪が

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憲法#67 テーマ講義④

憲法#67 テーマ講義④

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表現の自由についてはこちら

刑法についてはこちら

チャタレイ事件

「チャタレイ夫人の恋人」という露骨な性描写がある文学作品を翻訳や出版した者がわいせつ物頒布罪に問われた事件
→結論として有罪となった。
→わいせつの定義を「徒

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憲法#66 テーマ講義③

憲法#66 テーマ講義③

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第三者所有物没収事件

(最高裁S37.11.28)
→財産権(29条)や適正手続き保障(31条)に関する違憲判決がでたことに意義あり。
→第三者所有物を没収する際は告知や弁解、防御の機会を与えなければならない。
→被告人が第三者

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憲法#65 テーマ講義②

憲法#65 テーマ講義②

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公共の福祉学説に関する動画

公共の福祉学説に関するブログテキスト

動画の問題文
※司法書士試験過去問 平成16-3

公共の福祉による基本的人権の制約について、次の2つの見解がある。

第一説 
すべての基本的人権は、公共の福祉によって

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憲法#64 テーマ講義①

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二重の基準論

精神的自由と経済的自由における規制を憲法判断する時、前者はより厳格に、後者はより緩やかに判断するアメリカの法理。日本では最高裁判決で採用されず、「比較衡量の法理」が用いられることが多い。
→これは精神的自由と経済的

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憲法#63 憲法改正

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憲法改正

→憲法典の変更、修正、削除など。
※総議員の3分の2以上の両院での発議の上、国民投票を行う。有効投票の過半数で承認される。天皇が国民の名で直ちに公布する。

憲法の変遷
→憲法典自体は変えずに、解釈をかえて、実質的に文

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憲法#62 地方自治

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地方自治の本旨

※下記は憲法に明文はないが、地方自治の本旨により導かれる。
※地方自治は制度的保証と解され、立件民主主義を間接的に保護するための制度である。
地方自治の核心である、住民自治と団体自治を法律により奪うことはできない

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憲法#61 財政

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財政民主主義

→予算提出権は内閣の専権ではあるが、国会はこれを議決して民主的コントロールを及ぼす。

租税法律主義

→租税の要件と手続きは法定されてなければならない。条例でも課税可能。関税については政令に委任されるが、これでも

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憲法#60 条約

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条約とは

→国際法上の権利義務の創設や変更につき成文で約束を取り交わしたもの
→条約は成文である。
→技術的な細目については国会の承認は必要ない。

条約締結の流れ

代表者が条約締結→元首その他の機関が形式的に確認して批准→批

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憲法#59 統治三権判例まとめ

憲法#59 統治三権判例まとめ

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統治三権の判例

議員の免責特権と国家賠償(H9.9.9)
→衆議院議員がある病院の院長の名誉を毀損。その後、院長が自殺して遺族が国家議員個人と国を相手取り損害賠償請求をした。
→基本的に国会の質疑に関しては議員は広範な裁量がある

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