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コンプレックス・シリーズ

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コンプレックスのシリーズをまとめています! ノンフィクションの筆者の若い頃のハナシです!
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2024年4月の記事一覧

大好きな親友、O原氏!

大好きな親友、O原氏!

今日noteで、ある方がサポート¥300してくれました。
彼からは、これまでも沢山のサポートしてもらっています。

実は彼、私の「コンプレックス」全てにサポートしてくれているのです!
ホントに、ありがとうございます。

彼は私と同い年なんです。
そして、大好きな親友でもあります!

私が東京のエドモントから金沢に転勤になって、ホテルスクールの講師となりました。
こっちも「おいおい聞いてないよ!」み

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続コンプレックス Vol.28

続コンプレックス Vol.28

界ASOオープニングの試泊で、四国今治の七福タオルの河北社長が、自身の出身の東海大学「落研」先輩の春風亭昇太師匠をお連れいただいいた話を書いた。

なんと昇太師匠と、立川志の輔師匠が同期とのこと。
志の輔師匠は、大学卒業後、一般企業に就職するも、やはり落語への思いが忘れられず、立川談志の弟子に入門したそうである。

年齢的には志の輔師匠の方が上であるが、落語界に入門したのは昇太師匠と同年であり、二

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続コンプレックス Vol.26

続コンプレックス Vol.26

前回、界ASOへの通勤で怖かった動物との接触について書いた。

これは、もう予想なんて出来ないし、夜は真っ暗の中、突然横から動物が飛び出てくるのはホントに心臓に悪い!

今回は、霧について書いてみたい。
雨が降って霧が出ることもあるが、霧だけの場合もある。
霧にもレベルがあって、30メートルくらい視界がある場合はまだいいが、
酷い場合には、3メートル先も良く見えないくらいの濃い霧の場合もある。対向

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続コンプレックス Vol.27

続コンプレックス Vol.27

通勤の運転で怖かった話。

飛び出す動物、そして霧について書いた。
今回は、雪関係について、、、
雪道は、基本的に怖い!
小生新潟出身なので、その怖さは身を持って知っている!

雪と言っても色々のケースがある。
例えば、乾いた雪がしんしんとふっている、、、
道路はあっという間に真っ白に!
こんなケース、意外と大丈夫なのである!

スタッドレスタイヤが、しっかりと雪を噛み、意外と問題無く
結構スピー

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続コンプレックス Vol.25

続コンプレックス Vol.25

界ASOまでは、阿蘇内牧から距離は27キロくらい。
車で30分ちょっとであった。
阿蘇内牧の寮からは、最初1つ2つ信号があるが、あとは登り道になり、
信号は無い。晴れていれば問題は無く、快適なドライブコースである。
しかし、大自然が相手なので何があるか全く想像出来ない!
雪、雷、豪雨、霧、凍結、そして動物である。
そのどれもが脅威であり、下手すれば命にかかわる!

今回は、動物について、、、
道路

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続コンプレックス Vol,24

続コンプレックス Vol,24

毎年年賀状は、私が撮影した五岳や夕焼けの写真から厳選して作成した。
また、その中からポストカードにしてショップで販売したものもある。
これが予想以上に売れたので嬉しかった。

旅好きのお客様の中には、旅の記録みたいな物を持ってくる方がいた。
泊まった記念に女将さんや支配人に旅館のことをしたためてもらうわけ
である。
初めてその依頼を受けたとき、少々びびった。
過去の記録を見ると、毛筆の素晴らしい達

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続コンプレックス Vol.23

続コンプレックス Vol.23

外気の温度が異常に下がると、エアコン室外機が凍ってしまい、エラーになり、暖房が効かなくなる。
こうなると、バーナーで溶かすしかないのであるが、
しばらくするとまた凍ってしまう。
いたちごっこである。
業者さんに対策をお願いしても、
「マイナス13℃ではどうにも…」
みたいな返答。
もう仕方ないので、オイルヒーターを3台買い急場をしのぐことにした。
そして、このオイルヒーターが大活躍したのだった。

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続コンプレックス Vol.21

続コンプレックス Vol.21

オープンも間近の2006年6月10日(土)
この日は試泊のお客様で満室となった。
いろいろとお世話になった方々を招待して、無料で泊まっていただき、
不具合が無いか確認する期間を設けたのであるが、
この日はその仕上げのようなものであった。
たくさんの方々が来ていただいた。
Sタオルの社長さんは大学時代からのお付き合いということで落語家の春風亭昇太さんをお連れいただいた。
ラーメン一蘭のY社長夫妻、

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続コンプレックス Vol.22

続コンプレックス Vol.22

年末年始は満室がずっと続く。

しかし、困った問題がいくつかあった。
雪である。
九州でありながら、標高1050メートルの地にあるため
気温はマイナス13℃を記録し、
一晩で40センチの雪が降ることもある。

スタッフが雪で出勤出来ないような事態にならぬよう12月の頭には全員スタッドレスに履き替えさせた。

これはとても重要なことであり、費用は会社で負担し、全員が実施したかの確認もしっかり行った。

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続コンプレックス Vol.18

続コンプレックス Vol.18

「ささぴぃ、お昼ご飯食べに行きましょ!
近いんだけど、暑いしタクシーで行きましょ!」
と連れて行ってくれたのは、麻布十番の高級中華登龍というお店だった。
この店、なんか細長くて、うなぎの寝床みたいな感じで
狭い分二階、三階と上に伸びてる面白い店だった。
「さあ、何でも好きなもの頼んでちょうだい!」
メニューを見てびっくり(@_@)
えらい高いのだ!
エビタンメン2500円!ヒェーである。
あっ、こ

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続コンプレックス Vol.19

続コンプレックス Vol.19

【E子さんとYママとの出会いについて】
(Vol.16-18について補足します)
ある時、東京からお越しのお母さんと娘さんの二人連れのお客様が3連泊されていた。
お母さんは高齢ではあるが、とてもお元気でそして品がある。
二人ともとても物静かであり、決して目立つことは無いのであるが
ボクは強く感じるものがあった。
言い方は良く無いが
あの方々はホンモノのお金持ちだと
強く感じたのである。
ホンモノの

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続コンプレックス Vol.20

続コンプレックス Vol.20

客室に置いてあるアンケートを皆さんとても丁寧に書いてくれた。
中には厳しい指摘もあったが、実はこういう指摘がありがたい。
一つ一つ改善していくことは大変ではあるが、とても重要なことである。

アンケートに住所と名前が記載されていた場合はすぐに私が礼状を書いた。
氏名が書いてなくても部屋番号から住所氏名は分かるが、
アンケートに記載していない場合それは、コンタクトを拒絶している可能性も否めないからだ

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続コンプレックス Vol.16

続コンプレックス Vol.16

ある時E子さんが
「ねえささぴぃ、一つ聞いていいかな…」
と、とても言いにくそうに聞いてきた。
「なんですか?」
「あのね…朝食なんだけど、ホント簡単でいいんだけど、洋食にしてもらえないかしら?どうも朝から和食は苦手なのよ…」
「な~んだ、そんなことですか!OK分かりました。明日の朝から準備しますよ!何かリクエストありますか?」
「あっ、そういうのは無い!卵とパンとコーヒーがたくさんあれば幸せ!」

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続コンプレックス Vol.17

続コンプレックス Vol.17

そのマンションは南麻布の愛育病院の近くだった。
高級マンションなんだろうなぁ~
とは予想していたが、実際は予想をはるかに大きく超えていた。

エントランスからロビーに向かう通路には両側の壁に水が流れ、照明も上品にコントロールされていた。
ロビーの正面には
フロントカウンターがあり、
スタッフが配置されている。

ホテルを真似て、間に合わせに作って、間に合わせのスタッフを配置しているのでは無く,

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