🇳🇴オスロ、ひとり旅。2
空港トラブルてんやわんやなパート1はこちらから
1日目は、予定では昼の12時について
ホテルに荷物を置いて優雅に観光する予定だったのが
空港を出られたのは15時半、ホテルに着いたのは17時でした。
なんでもない町並み
写真好きあるあるだと思うのですが、
なんでもない街や人々の景色や、壁や扉に魅せられてしまいません?📸
現地の人からしたら何を撮ってんのと思われるような光景。
まあ17時になったのは、写真を撮るためにいちいち足を止めるからなんですけど。📷✨
ひとり旅だと、同行者に気を遣って、
「ああっ!今この景色めっちゃ撮りたい!
でも今話してる途中で写真撮り始めるの失礼だし、てかさっきも足止めてもらったし…」
「ああっ!この画角でも撮りたい!こっちのカメラでも撮りたい!
でも待たせるの申し訳ないし…」
みたいなうんぬんカンヌンがなく、いくらでも満足いくまでシャッターを切れるから良いです😚
20時間のフライトと、重たいカメラとキャリーケースを持って歩いてすごく疲れ、日本時間ではもう寝る時間でしたので
1日目はインスタントの味噌汁だけ飲んで、
ぐっっっすり眠りました。
ホテル GULDSMEDEN
宿泊したのは、GULDSMEDEN(ギルドスメーデン)という
グリーングローブ(地球環境と社会の持続可能性を認証するグローバル企業)
に公認されている、デンマーク発のサステナブルホテル。🍀✨🇩🇰
内装はうまく撮れなかったのですが、
北欧らしくゴージャスなサウナも着いてて🧖♀️
めっちゃくちゃ素敵なホテルでした🥹💕
海外にしては珍しくアメニティーも勢揃いで、
アイロンもお部屋にあり、お湯も沸かせます。
ミネラル水も飲み放題で、素敵なお庭付き。
いちばん素敵だったのは、シャワールームやトイレが、石畳なのに床暖だったこと。
すごくほっこり癒されました☺️
ちょっとお高いですが、海外ホテルは少し奮発するくらいが
日本で並みのサービスくらいですよね(笑)
ノルウェーはそもそも物価が高いので、
ただ寝るだけのホテルだし安くても…と思ったのですが
寝るところだからこそ!!と、
自分を労ってホテルを選んで本当によかった!!!🥹❤️
上質なリネンを使ってるらしいベッドとピロー、
寝心地も最高で、しっかり体を癒すことが出来ました💤
朝の支度と、素敵なカフェ
さ!体力もバッチリ蓄えた朝。
4時に起きました(笑)
白夜中でも、曇りだったからか4時はまだ薄暗く
タロットを引いて予定を決めたり、
ワードローブに熱を通してピンとした状態に戻したりと
最高の旅にするための準備をせっせと行っていました。
名前がわからんパンとカフェモカを頼んで
ガイドブックを見ながら、ムンク美術館が開くのを待ちます。
こちらのカフェ、シルバーのネイルをしたイケてるお兄さんがイケてまして(語彙力)
「素敵なネイルだねー!」
と話しかけたら、恥ずかしそうに「あっ、えへへ…」とはにかまれちゃいました🙄🙏
普段、素敵な店員さんにはすぐに話しかけちゃって
日本では困惑されても、他の国ではけっこうそれが普通な感じで通ったりしていたのですが
ノルウェーは、とてもシャイな国民性で、滅多に知らない人に話しかけたりしないそうです🫧
し、知らなかった!!!
だからおっかなびっくりしてたのね。
ヨーロッパでもそりゃ国が違えば人も違いますよね。
コーヒーが美味しくて有名だそうです☕️
たしかに朝から、出勤前に一杯飲みたいビジネスワーカーたちの行列が出来ていました。
オスロ中央駅のすぐ近くにあります。朝早くから開いてるので、行った方はぜひ。
ムンク美術館
ムンクに特別興味はないですが、一応行っとくかということで。
後に国立美術館も行くんですが、そこでも感じたこと
ノルウェーって思ったよりノワールが好きなのかな?
飾ってある絵画がとにかく暗い!
昔の絵画って、たしかに暗い描写は多いですけれど
にしても暗すぎる絵ばかり。
素敵だなぁと思った絵画たち。
写真撮影は自由。
わたしもなんだかんだ暗いのが好きなので、たっぷり楽しめました(笑)😆
平和への願い
ムンク美術館には、メッセージリレーのような場所があって、誰でも画用紙にメッセージを書いて
リレーできるという素敵な試みでした。
驚いたことに、ほとんどの窓が
ウクラ イナについての祈りと、戦争についてやめるように、平和への考え方や祈念が書かれていました。
いわば日本でいう七夕みたいな感じで。
日本の七夕ってもっと個人的なお願いばかりが書かれてると思うんですけれど
ここは願い事を書く場所ではないけれど、
ウクライナや平和への願いが、どのカードにも多く書かれていて感動しました。
国が近いから、とかではなくて
きっと教育もそうだろうし、北欧はトップクラスに地球環境について力を入れている国々なので
平和への意識が高いのだと思います。🌍🤝
当たりのレストランで
ガイドブックに載っていて、外装が好きで絶対に行きたいと思っていたレストラン
夜や休日はテラス席が賑わっているそうですが
私が行った平日のお昼はガラガラでラッキーでした🍳
愛想の良い店員さんが一生懸命メニューを英語で説明してくれて、
ムール貝のおいしいパスタを注文🍝
予想以上にとってもおいしかった!し、ボリューム満点でした。
ちょうど雨宿りもできて、おいしいお料理も食べられて最高だな〜と思っていたら
神の天啓
は突然にw
オスロパスという、24時間交通機関乗り放題、
観光施設に入り放題という神チケットを
買ってから2時間で失くしました)^o^(
まだムンク美術館でしか使えてないんですけど〜!
日本円で7000円くらいするんですけど〜!
絶対にポーチの中にしまったのに、いくら探せどない。
まじかよ!と絶望していたら、上から
「あなた、ノルウェーには何もしない贅沢を
しに来たんじゃないの?」
と声が。
ハッッッッ(゚ω゚)
そうでした。
私、ノルウェーに休みに来たんでした。(どういう)
つい日本ではあくせくしてしまう自分。
ノルウェーで何もしない贅沢を満喫して、心身ともにリラックスして帰ろ〜♪
と思っていたのに、オスロパスなんか買って、
どうしたらオスロパスの元を取れるかを吟味し
1日に5箇所も観光地を回る超休まらない計画を
いつのまにか立てていました。
は〜自分よ!!!どうして!!!
ついやってしまう、
どんだけいろんな場所に行けたかを充実度の指針にしてしまう癖。やめたい癖です。🫠
だから、私はオスロパスを奪われました。
本当にそういうこと。
心にきちんと従えるように、ちゃんと思い出させてくれるようなことが起こるんですよね😓
(ありがたい。けど最初に教えてくれてもいい。)
でも、おかげで嬉しいことが起きました。
チケットをがさごそ探していると、隣でランチをしていた女性が話しかけてくれました。
「あなたフォトグラファーなの?」
良いカメラを持っていたから勘違いしたんですね。
バングラディシュから法律を学びにオスロ大学に留学しに来ていて、
ちょうどこのレストランで働いているそう🍽
来年帰るから、記念に写真を撮って欲しいとお願いされ
薄暗いから写りが心配でしたが、
期待に添うよう頑張って撮りました( ̄▽ ̄;)
しばらくお話してると、なんと弟さんが川越に住んでいることが発覚。
たまに弟家族に会いに訪日するらしく、
えーっぜひ会おう!!と連絡先を交換しました😊
今でもメッセージをくれる、とっても良い方とお友達になれました💕🍀
チケットを失くしてなければ、さっさとそのレストランは出て行ってたので、きっと出会いもなかっただろうな。🎫
と思うと、失くしたことにも感謝できます。
(その後チケット出てきてくれてもよかったけど🙂)
オスロ大聖堂
その後、少し街を観光してから、行きたかったオスロ大聖堂へ。
有名な教会って、結構ザワザワと観光客がひしめき合っているイメージがあったのですが
オスロ大聖堂は、人はいても決して誰も喋っていませんでした。
おかげでか、こじんまりとした教会ではありますが
荘厳な雰囲気を保っていました。
ここでは、私は誰とも出会えませんでした。
教会には、天使も悪魔もいるものですが
何も見えず、感じず、話しかけられることもなかった。
なんというか、キリスト教の教会なんだけれど
すごくニュートラルな雰囲気でした。
どの宗教もそうだけど、「聖なるもの」として
しっかりと扱わなければならない、
というような規律正しさ、厳しさのようなものを
普段教会では感じることが多いのだけど
良い意味でオスロ大聖堂にはそれらが感じられませんでした😌
私にとっては、すごく良い意味で(笑)
ノルウェーの方が、とてもニュートラルに「神」と接せられてるからじゃないかな?と思うし
北欧独特のゆる〜い雰囲気が、ここにも表れているかんじがしました。
居心地はとっても良かった☀️
教会で写真を撮るの、なんとなく罪悪感も沸いちゃうけど
ここではなんだか素直〜に撮れました。へへ。
かと言ってパシャパシャ撮るのはやっぱり気がひけるけれど。
でも写真を撮っていて、教会の存在たちに嫌な顔をされたことは(今のところ)ない。
上の方々は、我々が思うよりずっと心が広くて
「いけないこと」という概念がないのです。
さて、どこまで続くかな(笑)
パート3に続きます。
もうしばしお付き合いください。
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