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🇳🇴オスロ、ひとり旅。3


オスロの街はとても小さく、東から西まで1時間ほどバスに乗っていれば横断できるそう。

街並みを楽しんでいれば、歩いていればあっという間に端から端まで歩けそう🚶


空港トラブルてんやわんやな第1話⇩


ムンク美術館やオスロ大聖堂のことはこちら⇩

この日は26℃
日本では猛暑だったそうですが、
ノルウェーもとても暑く感じました。
街にはお花が絶えない。
誰も手入れしてなくても、バラやラベンダーが
咲き誇ってしまうそうです。なんて素敵なの。


ノルウェーも無賃電車の国(笑)

オスロの西側に泊まっていた私は、だいたいどこでもひょいっとバスか電車に乗れば5分ほどですぐに観光地に着けたので
けっこう楽チンに観光を楽しめました。

海外でまあまあある、改札がないっていう。
バスも電車も、お金払わなくても誰でも乗れちゃう🚃じゃあオスロパスいらんやん。

いや、払わなきゃいけないんですけどね恐らく。

バスの運転手から切符を買うと20ノルウェークローネ(だいたい300円)高いのですが、
わざわざコンビニやチケットセンターに行くのは面倒だったので(近くになかった)😾
運転手に直接

「ここに行きたいんだけどいくら?」と聞くと
「いいよ、いらないよ」とほほえまれました。

わざわざ払うって言ってんのに何事!?(^-^)

これを何回か繰り返し、めんどくさかったのでもう
払うのやめましたwww
(郷には郷に従え)

アメリカもこんな感じで、誰も払ってないのですが
これどうやって鉄道会社は運行してるんだろうか🤔

ドイツやフランスも買わなくても乗れちゃうけど
たまに抜き打ち検札で車掌が来て、切符を持っていないことがバレると、5倍くらいの罰金を払わされます。❌

そんなことを知っていたので、ノルウェーでもそうなのか!?と少しビクビクしながら乗ってましたが、車掌が来ることは一度もありませんでした(笑)

もうチケットキャンセラーに切符を通す素振りすら誰もしないし、バスの運転手も見て見ぬふり?
なので、この国はおそらく無賃電車がまかりとおってます(笑)😳

どうやって会社は動いてるのー!?!?教えてー!?



新!国立美術館

午後10時光を浴びる国立美術館


ちょうどわたしがオスロへ行く1週間前に
生まれ変わった国立美術館。
めっちゃくちゃ広かったです。

印象的だったのは、働いている方々がとても活き活きされてた!🌿

新装されたばかりだから?
それとも国の美術館で働いているという自負があるのか
美術をこよなく愛しているのかわかりませんが
受付や案内のおじさま方が、とっても愛想良く接客されていて、好印象でした☺️
(どんな絵より働く姿が美しかったと言っても過言ではない)

さ、そんな明るいイメージから入った美術館ですが
前回のムンク美術館でも感じた
しぬほど暗い内装と絵画たち(笑)

暗い絵たちの中でも一握りの明るさを感じた絵画たちを思わず撮りました。(笑)


中でもホラーチックな仄暗さを感じたのは、夜の森をイメージしたお部屋。
中央に大きな木があって、音楽は夜のおどろおどろしい森の音を演出。
大きな木の中を覗くと…

ナニコレ

めっちゃ恐ろしい(トロールよりも!)怪物たちが
まるで人間?獲物?を探しているような様子が描かれていました。
しかも不気味な唸り声付き。

なにここ恐ろしいんですけどー!

ベンチに、おじいちゃんとおばあちゃんが仲睦まじく手を取り合って座っており
そのお部屋をニコニコと眺めていました。

いやっ微笑ましいけど、温度差!


なんと100部屋以上のそれぞれ違ったテーマの美術部屋があるんだけど
全部、暗いか、グロいか、セクシャルか、不気味、意味不明、で統一されてましたね。
やっぱりそういうのを美しい、アートだと感じる国民性なのね。🙂

わからなくもないんですが、あまりにそれ系ばかり見過ぎて心が暗くなってきてしまい
早々に屋上やカフェテリアへと逃げて新鮮な空気を吸いました。

これもまたアートらしい。
カプチーノがおいしかった。


そろそろ出ようかな、と階段を下っていると

!?

床に寝転がり、超ゆっくり階段を降りていく人たち。

これ、パフォーマンスアートらしいです。
多分美大の方々か、ボランティアの方々だとは思うんだけど
わたしは見た。

階段を降り切ったあとの、みんなの悲惨な顔。
「…」

わたしは見た。

おつかれさま、マジで。


大好きなハンマスホイの絵もいくつか観れたので
個人的にはとっても嬉しかった🥰
ハンマスホイから影響を受けているであろう画家さんたちの絵画もたくさん見れて、満足でした。


ど迫力の市庁舎

正直、ここが一番オスロの中で芸術性を誇っていると言えるのではないか、と思う
オスロ市庁舎。

建物は地味だけれど、中はすごい。

しっかりと荷物検査を行われ、(オスロの荷物検査すごい。中までしっかり手を入れられ、ポーチも全て開けさせられる。飲み物は何が何でも没収。)

もう、描かれてる絵から雰囲気から何から、好き…!!!ってなりました。完全に虜でした。

オスロの世紀の建築と呼ばれるだけあって、
神秘的な空間に、細かい壁画たち、調えられたインテリアが、何とも言えない静かな迫力を感じさせていました。

写真では伝わらないけれど、見事すぎる…!
見事すぎちゃって、2時間くらい居座りました(笑)

スカンディネイビアンの魔法陣が…!
めちゃくちゃコーフン。🎠✨

わたしがとっても好きだなぁと思ったのが、
実在するキングとクイーンの肖像画。

もうこれ、ハロウィンですよね?美しくとか忠実にとか描こうとしてないですよね?
出来るだけおどろおどろしく描いてますよねこれ。

これがオフィシャルってのが、イカしてるなぁ✨👑
と思いました。
他の国だったらちゃんとした肖像画を飾ると思うんだけれど、あくまで芸術性重視の画。
これが怒られるとかじゃなくて、公式とされてるの、どういう意図があるのか知らんけど、めちゃくちゃクール😍

そして、綺麗な絵ばかり描かれてないんですよね。

いじめのような描写や、ホームレスや難民、けっこうひどいシーンの絵なんかもあったり
ひとりぼっちの子供が青黒く、真ん中に描かれてたり。

光が存在するところには、必ず影がある。

そんな言葉を忠実に再現しているような壁画たちでした。
まるで、綺麗なところばかり見ず、光が当たらない側面にも積極的に対応していく、
と戒めているような、そんな気さえするほど
ところどころに、虚しさややるせ無さを感じさせる表現が散りばめられていました。

美術館じゃないんですよ。
市議会や行政が行われているところなんですよ!

いやーめっちゃ素敵。
何度でも行きたいと思うところでした。😌🪸


市の図書館がおっしゃれでね。

オペラハウス

ムンク美術館の隣にあるオペラハウス。
オペラには残念ながら興味がないので、とりあえず写真を撮りに出向きました。(The観光客)

外観が美しいオペラハウス。
晴れててよかった!
オスロ大聖堂や市庁舎も見える、おきにいりの写真。

オペラハウスは、後々夜にも伺うんですが
まあ美しかったですね。
建築好きにはたまらん景色でした🥹

ジュースや軽食がいただけるカフェテリアが1階にあるんですが
誰もなにも頼まずとも席に座っている。

海外では結構見る光景ですが、日本だとほとんどあり得ないので
日本人は真面目だなぁ、でもそういうところが好きだなぁと思いました(笑)

だって本当にカフェを利用したい方が席に座れないなんて、本末転倒だもんね。


ここがすごいよノルウェー人!

オスロ中央駅直結のモール。
ここにオスロインフォメーションがあります。
ここのインフォメーションは
ちゃんと役に立ちます。(笑)



けれど、ノルウェーの人々もとっても真面目だと感じました。

素晴らしいと思ったのは、まずタバコやゴミがほとんど落ちていなかったことと(多分日本よりも落ちてない)

ゴミを見つけると、通行人が拾ってゴミ箱に捨てるんですよ‼️
若い子も子供も大人もみんな!

これめっちゃすごいと思いました。
教育の賜物だわこれは。

誰も、落ちているゴミを他人事にしないという意識
めちゃくちゃスンバらしい😭✨❤️‍🔥

私もゴミを見つけたら拾って捨てるほうですが、
そういう方を見たことは初めてでした。

しかもひとりじゃないのよ、何人かそういう方を見ました。
どこかから溢れ出たのかもしれないゴミを追いかけて、ゴミ箱に持っていく光景。

汚いとか、私のじゃないし、とかではなくて
発見した人が捨てればいい。
だから都会なのにこんなに綺麗なんだー!
と感動ちゃいました🥹💕🍀


実際、他ヨーロッパの街と比べてもオスロはめっちゃくちゃクリーンです。
空気もおいしいし、海もまったく臭くない。

ホテルの人が、「ノルウェーの水は超綺麗だからそのままでも飲めるし、肌も綺麗になるよ」と言っていて
えーほんとにー?なんて思ってたんですが

実際、お水はとっても柔らかくて飲みやすく
お肌も本当に、あっという間に綺麗になりました(笑)😳✨

世界一収入が高いのに働く時間は短く
お水も空気も美味しく、治安も良い街オスロ。

なんだそれ、すごすぎる!(笑)
オスロに住みたいと思った一瞬でした。(一瞬)

パート4に続きます🌻

ノルウェー王宮


オペラハウスの上ではカモメたちと触れ合えます。
とってもかわいい〜😌


心に大きな変化を感じたパート4はこちら💚

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