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永遠の門 ゴッホの見た未来 近代的自我の目覚めと絵画のグルーブ
ジュリアン・シュナーベルの監督作品。
お皿にペインティングしてキャンバスに張り付けていた美術家がいつの間にかこんな素晴らしい映画を撮る監督に(笑)
「潜水服は蝶の夢を見る」もよかったし、バスキアの映画も観た記憶。今回も視聴して私は本当この監督の映像センスや構成力が好きですね。感覚的なので無駄がなく、直感的でストレスフリー。
なんと脚本も私が大大大好きな「存在の耐えられない軽さ」の脚本家ではあり
ルパン三世 「殺し屋はブルースを歌う」Ⅳ 一人の女と二人の男
ライバルに対して背を向けるルパン。
このシーンは、ルパンのアニメの中でもルパンの底知れぬ怖さがよく表れていて、ゾッとするシーンだと思う。鬼畜な描写が多い漫画の中でも、このオチははっきりと記憶に残っている。
ルパンの怖さ、冷酷さが一番よく表れていて、男同士の駆け引き、挑発、女心
ルパンは彼らの心理を全て理解していて、支配していて
その賭けに打って出る大胆さと度胸。
プーンと不二子を挑発し、
ルパン三世vs複製人間マモー Ⅲ マモーとPART4のダヴィンチ
クローンの運命
「永遠の生命」を否定したルパン。永遠の若さを欲しそれを信じた不二子と違って、ルパンがなぜそれをくだらないと思えたのか。
ルパン自身が自分の唯一性、絶対性を何よりも信条として誇りとしていると考えた時、クローンによる永遠の生命など、その全否定でしかない。
その絶対性は、今この時、この時代を生きている、という点でも絶対的であり、永遠の生命は、現在を生きている時間の否定にもなってしまう
ルパンVS複製人間マモー Ⅱ ルパン三世の証明
「複製人間」は1stのルパンを想定して作られたという。昨今の「ルパン三世」はファミリー向けが当たり前になってるけど、「ルパン三世」は当初から「大人向け」アニメとして登場してる。そのため、いくつになっても鑑賞に耐えられるアニメ作品になっている。
キリコの騙し絵のオマージュやスピルバーグの映画のパロディとか子供にはわかりにくい。
若者向けということで、ルパン史上、ルパンと不二子が一番恋人同士っぽい
ルパンvs複製人間マモー Ⅰ クローンとシャドウ、シュルレアリスムの映像表現
押井ルパンの構想はどうしてもこじらせてる感があって好きになれない。ルパン三世という枠を壊すことで意義を求めるのではなく、ちゃんと土俵の上で勝負しなよと思ってしまう。複製人間みたいに。
いつだって巨匠たちは名を上げるために既存のスキームを壊すことばかりする。作品を尊重し最大限の効果を上げる職人的なアニメーターやクリエイターは歴史に埋もれがち。
盗むべき価値ある対象がなくなったなんてことはない。P
ルパン三世 PART5 ルパンVS五ェ門 Ⅱ ルパンvs不二子
五ェ門の辞書に「愛」という言葉はあるのだろうか?
暗殺者として生きて来た五ェ門に果たして愛はあるのだろうか?
これは何も五ェ門が愛を知らない冷たい人間という話ではなくて、五ェ門が暗殺者として生きて来た過去だけでなく、「愛」という概念が明治以降西洋から輸入された概念のため、元々日本人の文化にはなく、昔ながらのお侍の道を生きる五ェ門に果たしてその概念があるのかとふと思ったのだ。
「愛」という抽象的
ルパン三世 PART5 ルパンVS五ェ門 Ⅰ
ルパンと五ェ門の決闘シーンは、本当は不二子への告白シーンより互いの感情面や関係性において、ずっと重要なシーンでもある。だって命がけで戦ってるのだから。それに比べればラストの不二子との対面はオマケのようなもの。
ルパンのマスクを次元がアドバイスしたり、実は大河内さんは不二子を表に押し出す代わりに「男同士の絆の方が厚い」と序列を付けてる。これは設定集でメモされている。
ルパンと五ェ門の勝負。
ルパ
ルパン三世 PART5 ルパンと彼らの関係Ⅱ
リップサービスの愛の言葉と違って、本気のルパンの愛情表現がいつも命がけなのは、それがセックスのメタファーでもあるから。女のために命を惜しまないのは、女の中で果てる性行為と等しく、それがルパンの快楽でもありプライドでもある。
ルパンと不二子、二人の破局と4年間の別離の重み。ルパンがそれをリセットするには全てを捧げる必要があったということか。
PART5には「殺し屋はブルースを歌う」に負けないほど
ルパン三世 PART5 ルパンと彼らの関係Ⅰ
PART5のEP1で自分の死の偽装をルパンは4年ぶりに会った不二子と共謀したわけだけど、それを次元五ェ門に内緒にしてたのかどうか、彼らとの信頼関係を揺るがすとても大きな問題。
そもそもPART5の最後で爆発した仲間たちの鬱憤やいざこざは、ルパンが冒頭別れた不二子を呼び戻したことから始まる。
ここでは、内緒にはしていなかったと考えてみる。なぜなら数年ぶりにルパンと会った不二子が賞金目当てにルパン