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vol.17 いつの時代も情報戦だったのか --- 台湾海峡を通過するロシヤ、バルチック艦隊を発見 ---(台湾各地の記念碑や観光案内板を翻訳してみる)
台中と新竹の中間あたりに通霄(トンシャオ)と言う街がある。この地が日露戦争バルチック艦隊撃破に大きく貢献したことを示す物語が日、中、英で碑文に記されていた。日文を転記する。 (転記) 本町の虎頭山は、苗栗県西海岸丘陵の海に近い、最も高いところに位置しており、山脈は綿々として連なり、又の名を旗山と称し、海抜93.42メートル、、全町を見下ろし通霄溪これを囲繞して流れ、山水絶妙、景色錦の如し。ここより台湾海峡を眺望するに、往来する船ことごとく目に入る。故に「虎嶼観海潮」の誉れあ
vol.15 "警告、あなたはもう文学に包囲されている "--- 國立台灣文學館 --- (台湾各地の記念碑や観光案内板を翻訳してみる)
入り口を入って直ぐ左、刺激的な言葉から始まる。そして、最後は「書き出せば、文學が始まる」と台湾人を鼓舞する。 そんな文學館が台南市の中心部にある。 國立台灣文學館。 展示はメッセージ 台湾人の歴史観に貫かれ、誰にも忖度せず、台湾人が自らのアイデンティティを再確認するために構成されているように感じた。 解説は中、日、英で記されている。一部拾い読みする。 いや、文学なんて分からない。難しすぎるよ。 偉大な作家もスタートは生活の中のこと。記録から始まったとし、表現を変え