メンタルのこと
前回筋トレについて触れたが、筋トレに伴いメンタル変化について書いていこうと思う。
筋肉に重要なこと。食事・睡眠・運動の3つ。
これはメンタルコントロールでも重要な三原則である。
筋肉を大きくしたい=心を安定させたい。となる。
食事を抜いてしまうと筋肉が分解されてしまうし、食生活が崩れると心も崩れる。良質な睡眠がとれないと傷ついた筋繊維の修復が遅れる、そして眠れないのは心に良くない。運動を同じような効果がある。
なので筋トレをするということは、心の状態をよくするために必要なことなのである。
ただ、筋肉を大きくさせる為には自分の脳を上手に使わなくてはいけない。ただ何も考えず筋トレをするのではなく、どこの筋肉に効いてるのかしっかり頭で理解しながら筋トレをしなければ、十分な効果を発揮しない。
心も結局考え方が変わると、悩んでいたのが嘘だったかのように気分が晴れたり世界が明るく思えたりする。うつ病が酷い時は常に死にたいしか思わなかったけど。
筋トレとメンタルと脳は凄く大切な関係。
ここからは個人的な話だが、先日も朝から気分が悪く気持ち悪かった。筋トレを始めてからあまり落ち込むことがなくなったが、全くないわけではない。
投薬も終えており病院に行くこともないが、去年の8月からのこの数か月ではまだ完全には良くならないんだろうと思う。というより再発の心配をするぐらいだ。
落ち込んだり気分が悪い時、ふと思う。「これは病気のせいなのだろうか」
その繰り返しで今日まで過ごしてきた。脳とはものすごく単純で苦しかったり辛かったりを忘れやすい。苦しんだ日々もいつしか薄れている。
あの時大変だったね。なんて笑える日がいつか来るのか。そう思って過ごしていた日々も徐々に記憶の中から薄れていくんだろう。
そういえば、何故自分がうつ病から脱したのか。それは「お酒」であった。主治医にお酒は心に良くないと言われたからである。
あぁ、そういえば社会人になってからお酒をほぼ毎日のように飲んでいたな。これが原因なのか。辞めよう。そう思い辞めてから数週間、全く落ち込まなくなった。自分でびっくりした。脳は凄く単純である。
あとは仕事からしっかり離れた。3ヵ月の休みを取った。診断書を出してもらうとき先生に「お仕事、休んでくださいね」と言われた。その言葉にあの時の自分は「無理です」と言ってた。末期だった。
誰かが背中を押してくれなければ休めなかった。休むことで良くなっていった。先生にも感謝している。そしてその病院を受診しようと言って連れて行ってくれた妻には心から感謝している。感謝してもしきれない。やはり自分の時間がないというのは良くない。
色々ある病気だが、時には落ち込む。生きている以上しょうがない。それと自分自身の事でいえば、完璧を求めすぎている。良くない。人と自分を比べる。良くない。自分を褒めてあげられない。良くない。
何か1つ出来たらそこに目を向けて、自分をいっぱい褒めてあげる。他人が出来ていて自分にできなくても自分を責めない。人は人、自分は自分。これぐらいで良いかと100%を求めない。少しは妥協する。
自分とゆっくり付き合っていくことが、大切なのだと心から思う。